「港が見える丘公園」の一角に横浜市指定文化財の「横浜イギリス館」(british house yokohama)はある。この建物は1937年に英国総領事公邸として建てられた。広い敷地と規模の大きさは東アジアにある領事公邸の中でも上位の施設に格付けされている。建築様式は「コロニアル・スタイル」。外観は白色とシンプルだが左右対称のデザインを意識重視している。館の正面、ローズガーデンからいろいろな建物の表情を見ることができる。館内は高い天井、重厚な扉、美しい寄木の床面、船の窓をイメージした丸窓と全体的に開放的な明るさで当時の王室の威厳、気品が感じられる洋館である。建築面積:315㎡、延床面積:691.46㎡、ホール、集会室、3展示室、厨房、配膳室等の間取りとなっている。かつてイギリス連隊の駐屯場所、館かと想像を廻らすと感慨深いものがある。(1904)












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