座間市入谷に里山の風情が生かしたオアシスともいうべき「座間谷戸山公園」はある。面積約32haの園内には「パークセンター」、「里山体験館」の施設に、「サンクチュアリ」、「水鳥の池」、「シラカシ観察林」、「昆虫の森」、「スギ・ヒノキ観察林」、「湧き水の谷」、「クヌギ・コナラ観察林」、「伝説の丘」、「星の谷街道・巡礼街道」、「炭焼き小屋」が配置されている。園内は今、パークセンター前、「みちくさ広場」、「多目的広場」などで「ヤマボウシ」(別名はヤマグルマ、ヤマグワ)が開花前のツボミを枝にいっぱいつけながら可愛らしい白い4弁花の花を咲かせ始めた。白い花のように見える部分は総苞片であり葉が変化したものある。白色の頭巾に見立てて比叡山の延暦寺の山法師に擬えたものである。中国名は「四照花」。ハナミズキ、サンシュに似ている通りミズキ科 / サンシュユ属(ヤマボウシ属)で日本の本州、四国、九州の山野に自生する落葉高木、樹高は10mに達する大きい木である。大きく枝を横に広げる樹形は美しく、葉もよく繁るので存在感がある。(2105)





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