相模原市中央区上溝の3大イベントの一つ新春の恒例行事 “福を呼ぶ”「溝のだるま市」が本日(1/14)の11:00から上溝本町自治会館前の「上溝不動成田山」、「大鷲神社」境内において開催された。この市は商店街の活性化と魅力ある街づくりの一環で上溝地区の三大祭の一つで平成元年(1989)に復活した。会場は「だるま」を求める人で大賑わいである。「溝のだるま市」は例年「相州だるま」と「高崎だるま」を販売。その他「獅子舞」や「どんど焼き」が同時に開催される、11:00から予約ダルマ受け渡し/販売開始、11:00~13:30よりお札や松飾り、門松、書初めなどの火をつけ燃やす「どんど焼き」、15:00から「安楽寺」住職によるお不動様の御開帳法要後、15:30から百名近い参拝者がだるまを囲む中、昨年一年間お勤め、お役目を終えた500体ほどの「だるま供養」の「お焚き上げ」が厳粛に執り行われた。(2401)
座間市入谷に当地の古刹である日蓮宗寺院の「休息山円教寺」は鎮座する。700年の寺歴を誇る。日蓮上人が文永2年(1271)龍の口法難の後に厚木の依知郷に赴く途中で鈴木弥太郎貞勝の屋敷で休息された。当寺は日蓮に帰依した貞勝が「円教坊」と改めたことが興りである。建治2年(1275)貞勝は自邸屋敷を献上して寺の建立を発願、日蓮上人が開山、円教坊が開基となり「円教寺」を創建した。本尊は十界曼荼羅二軸、釈迦像2体。この寺には市の重文財の佐々木掛け「鐙」が保存されている。「山門」より入山すると境内正面に入り母屋づくりの「本堂」、「鐘楼」、「祖師堂」、そして境内外に番神水湧水がある「三十番神堂」、そして当寺から300m先の「法華塚」には大きく立派な「日蓮上人立像」がある。(2401)
相模原市南区下溝に都市公園の一つとなっている「県立相模原公園」はある。イベント広場からグリーンタワーに移動する左側に「紅梅」&「白梅」が4本、「紅葉の丘」、「衆遊の庭」周辺に「紅梅」と「白梅」が5~6本ほど植栽されている。梅は花の少ない寒い季節を彩ってくれる可憐な植物。花梅は中国から渡来した梅の子孫(原種)に近い「野梅系」、野梅系から変化した「緋梅系」、杏との交配で生まれた「豊後系」の3系に分けられ300種以上ある。今年の開花はと訪れるとイベント広場前に「白梅」はもう3、4分咲きとなって可憐な花びらを開花させている。明日は雪が降るの予報、これから冬本番であが「梅」は百花に先駆けて春の訪れを知らせてくれる主役の花の登場である。(2401)