伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成!

腰痛・股関節の痛みは「手術なし」で消える!

2024-11-25 23:07:38 | 実用書・ビジネス書
 腰痛・股関節痛の原因は背骨(第12胸椎)から骨盤内を通って大腿骨上部の内側につながる大腰筋と骨盤の骨(腸骨)から大腿骨上部内側につながる腸骨筋(合わせて腰腸筋)の疲労・緊張にあり、ここに手を当てる施術で痛みを和らげたり消すことができると訴える本。
 著者はスポーツ整体院経営者で、椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症、変形性股関節症などの病名をつけて手術をしたがる医師に対して敵愾心を露わにしています。そういった手術や投薬を受けて治らない患者たちが著者の整体院を多く訪れ、著者の下で治っていると言われると一理あるかなとは思いますが、整形外科医が骨しか見ない(筋肉を見ない)という主張の中で「レントゲンやMRIといった骨しか見ることができない画像検査を行い、異変を探し、そこに痛みの原因を求めようとします」(24ページ)と言われると、えっ?と思います。レントゲンは骨しか見えませんが、MRIって筋肉を見れないんでしたっけ…


鶴田昇 現代書林 2024年10月18日発行
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