ダーウィンがビーグル号の航海後、進化論、性淘汰の考察を深める一方で、フジツボ時代、ハト時代を経て、ランの研究、ミミズの研究などさまざまな分野で新たな発見をしていく様子を紹介した本。
ダーウィンが生物学者というよりは博物学者であり、組織に縛られず(そもそも組織に属せず)興味の赴くままに学問研究を進めていった様子、その人となりがよくわかります。その旺盛な好奇心と、組織の背景なくさまざまなものにアクセスし研究・実験を重ね実現していった実行力に驚嘆します。
ダーウィンの研究成果を紹介している本ですが、業績や知識よりもその人間力に魅せられました。
鈴木紀之 中公新書 2024年7月25日発行
ダーウィンが生物学者というよりは博物学者であり、組織に縛られず(そもそも組織に属せず)興味の赴くままに学問研究を進めていった様子、その人となりがよくわかります。その旺盛な好奇心と、組織の背景なくさまざまなものにアクセスし研究・実験を重ね実現していった実行力に驚嘆します。
ダーウィンの研究成果を紹介している本ですが、業績や知識よりもその人間力に魅せられました。
鈴木紀之 中公新書 2024年7月25日発行