夫の仕事の関係で9年間ニューヨークで暮らした著者が、ニューヨーカーの気質や生活、習慣、志向などを綴ったエッセイ。
他人の自由を尊重し、他人の目を気にせず我が道を行く、しかし気さくに話しかけてくるという人間関係が気楽で、著者のお気に入りというところ。
食べ物の話が多めで、一人約2万円の創作寿司、白身の鯛の上にグリーンサラダ、レンコンチップストッピングとかの衝撃の食体験を、型破りの美味しさと評価しいちいち日本と比べていた自分を反省した(48~53ページ)とかの話なんかに持ち味があります。
バーゲン会場で試着室などかまわずその場で生着替えするニューヨーカーたち(43~47ページ)とかも。
気楽に読めて、どこか暖かさと、ニューヨークへの思いを残せる読後感のいい本でした。
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仁平綾 だいわ文庫 2022年7月15日発行
他人の自由を尊重し、他人の目を気にせず我が道を行く、しかし気さくに話しかけてくるという人間関係が気楽で、著者のお気に入りというところ。
食べ物の話が多めで、一人約2万円の創作寿司、白身の鯛の上にグリーンサラダ、レンコンチップストッピングとかの衝撃の食体験を、型破りの美味しさと評価しいちいち日本と比べていた自分を反省した(48~53ページ)とかの話なんかに持ち味があります。
バーゲン会場で試着室などかまわずその場で生着替えするニューヨーカーたち(43~47ページ)とかも。
気楽に読めて、どこか暖かさと、ニューヨークへの思いを残せる読後感のいい本でした。
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仁平綾 だいわ文庫 2022年7月15日発行
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