人生のたそがれとは何歳頃をさすのだろうか。
50代60代か。55歳ぐらいは充分たそがれのような気がする。53歳は、ちょっと色がつき始めたたそがれの入口か。
若い頃、年寄りが朝早く目が覚める話を聞いて、考えられなくもあり、ちょっとうらやましくもあった。とにかく朝は眠くて、いくら寝ても眠れないということがなかった。朝のお勤めをしなければと思いつつ眠気に勝てずにズルズルとズル休みする毎日だった。「朝目さえ覚めれば朝課など毎日するのに」などと訳の分からない言い訳をしていた。
朝方うつらうつらしていると、色んなことが頭にうかび目が冴えてくる。子どもを学校に出すために家内が4時半に起きることもあり、つられて起きることになってしまう。
その分夜は眠い。10時頃には床についてしまう。充分たそがれてきた。
たそがれることは、自然の生活リズムに合ってくることかもしれない。
何に感謝すればいいのか分からないが、ありがたいことだ。