この時期になると決まって送られてくるものがあります。
一つは、正月のお菓子。送ってくれるのは、京都の森島さん。
森島さんとはまだお目にかかったことがありません。30年ほど前に、私が永平寺から歩いて帰ってきたことが京都の新聞に載ったことがあり、それを読んだ森島さんが手紙をくれたのが始まりでした。
以来、毎年、近所の方が作られる手作りのお菓子を「お正月用に」と送ってくださるのです。
一枚一枚に松竹梅の絵が描かれていて、素朴な懐かしい味がします。
もう一つは、お酒。送ってくれるのは、大阪の熊澤さん。
熊澤さんとは17年前、永平寺に坐禅体験に来られた時に出会いました。
以来手紙のやりとりがあり、ここ10年ほど、毎年「お正月用に」と、金粉入りのお酒2升を送ってくださるのです。
まだお会いしたことのない方や、ほんの些細な出会いに過ぎない方と、これほど長いおつきあいになることもあるのですね。
森島さんとは、今後も会えるかどうか分かりませんが、おそらくこれからも長いおつきあいが続くのだと思います。
嬉しかったです。
今後とも宜しくお願いいます。
現在、この年齢で修士論文に取り組んでいます。頑張ってます。