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三ちゃんのサンデーサンサンラジオ、第293回。12月20日、日曜日。
まずは報道部から1週間の動きをまとめて。
15日火曜日、もっちい、山形新電力の勉強会
19日土曜日、下小路部落役員会
その他法事が3件。
というような1週間でした。
天気予報通り、月曜日から雪が降りました。
平地ではほとんど初雪ですが、それにしてはどっさり降りました。もう根雪でしょうね。
屋根から落ちた雪が通路をふさぐので多いときは一日に3回も除雪しました。除雪機ですが。
暇なので、暇つぶしにはなるし体を動かすし、さほど困ったことはありません。
もう少し降れば屋根の雪下ろしをしなければならないのでそれは大変です。
昨日たまたまEテレで「心の時代」の再放送を観たら、カトリック吉祥寺教会の後藤神父を取り上げたものでした。
神父は、新潟長岡のお寺の生まれでクリスチャンになった人で、カンボジア難民の子どもたちを里子として受け入れ育て、カンボジアに学校を19棟建てられた人です。
私も何度か教会に訪ねたことがあります。
放送では、難民キャンプで知り合った私の「家族」も全員、当時の写真で出てきてました。
懐かしくなって思わず電話しました。携帯に番号が残っていたのです。
現在91歳ですが、お元気でお話をされ、曹洞宗ボランティア会の会員第1号になっていただいたことを覚えていらっしゃいました。
番組はとてもいい内容で、心が温かくなりました。
友人から本が送られてきました。プレゼントとのこと。
『中島みゆき 第二詩集 四十行のひとりごと』です。
この本が出版されたのはもちろん知っていましたが、中島みゆきのよさはやっぱり”歌”だと思っていて、詩と曲と歌い方と声で完成していると思っているので、詩だけにはそれほど関心はなくスルーしていました。
でも、いただいて、開封して、ページを開いて、立ったまま最後まで読んでしまいました。
詩だけでも彼女の世界と人間性が匂い立つようです。
詩は18編収録されており、それぞれがきっちり40行に収められています。彼女にとっては長い歌なのでしょう。
その内容は、歌と同じように(ある意味当然ですが)、弱い人にさりげなく寄り添い、「それもあるよね」と優しく語りかけます。
たとえばこんな感じ
たまには膝をくずして どうぞ
たまには心砕けて どうぞ
お茶碗で てのひら温めて
今日は お立場はお休みしましょう
私はお寺の線香みたいに
ずうっと ゆれゆれ聞いておりますから
何んの役にも立たない線香ですけど
ずうっと あなたに添うて流れておりますから (「おこわさんでも」)
そして、視野はまことに広く深い。
一人ひとりの悲しみに心を寄せながら、人間の根源的な混迷にも迫ります。
「ありがとう」と感謝してもらいたいわけじゃないよね
「偉かった」と誉めてもらいたいわけじゃないよね
そんなこと聞く前に そそくさと去ってしまいたいよね
でも少しは役に立てたかなと 心で思うだけで
どうしてこんなに嬉しいのだろう
不思議な生き物だね 人間は (「我々の宿題」)
基本的な「人間というもの」と「個別の苦悩」の問題がどちらが先かではなく、慈愛の目で見ればどちらも同じレベルでいとおしむことができるのでしょう。
うぶすなは 何処ですか
共通の敵がある時にだけ 人間は協力して闘って来た
共通の敵がない時には 互いを敵と見做して闘って来た
共喰いで絶滅した動物を 人間は嗤えない
遠い星の架空の生物の話ではない
同じ血から分かれた人類の話だ (「産土(うぶすな)」)
今年はラストツアーが山形でも4月に開催される予定でチケットを確保していましたが、中止となってしまいました。
コロナが収まったら再開されるのかどうか、全く分かりません。
一部報道では、買い物カートを引いて歩く隠し撮り写真とともに「このまま引退か」などという不穏な情報も流れました。
でも、年5回発行されるファンクラブ会報「なみふく」の最新号も来ましたので、このまま引退ということはないと思われます。
今回の記事は、これまで彼女のジャケットの写真撮影を担当してきたカメラマン田村仁氏のインタビュー記事で、撮影秘話が明かされます。
この田村氏、『蕎麦屋』に出てくる「おまえ」その人だと言われています。
この詩集に触発されて、オリジナルCDを新しい方から順に聴いています。
それでも、何と言っても43枚ありますからね、全部聴くには相当時間がかかります。
今流れているのは32枚目のアルバム「いまのきもち」です。ジャケットもきれいです。
私の心の何割か、3割?、は中島みゆきでできています。
同じ時代に生きていることを心から嬉しく思います。
大雪も見ようによっては「美雪」です。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
まずは報道部から1週間の動きをまとめて。
15日火曜日、もっちい、山形新電力の勉強会
19日土曜日、下小路部落役員会
その他法事が3件。
というような1週間でした。
天気予報通り、月曜日から雪が降りました。
平地ではほとんど初雪ですが、それにしてはどっさり降りました。もう根雪でしょうね。
屋根から落ちた雪が通路をふさぐので多いときは一日に3回も除雪しました。除雪機ですが。
暇なので、暇つぶしにはなるし体を動かすし、さほど困ったことはありません。
もう少し降れば屋根の雪下ろしをしなければならないのでそれは大変です。
昨日たまたまEテレで「心の時代」の再放送を観たら、カトリック吉祥寺教会の後藤神父を取り上げたものでした。
神父は、新潟長岡のお寺の生まれでクリスチャンになった人で、カンボジア難民の子どもたちを里子として受け入れ育て、カンボジアに学校を19棟建てられた人です。
私も何度か教会に訪ねたことがあります。
放送では、難民キャンプで知り合った私の「家族」も全員、当時の写真で出てきてました。
懐かしくなって思わず電話しました。携帯に番号が残っていたのです。
現在91歳ですが、お元気でお話をされ、曹洞宗ボランティア会の会員第1号になっていただいたことを覚えていらっしゃいました。
番組はとてもいい内容で、心が温かくなりました。
友人から本が送られてきました。プレゼントとのこと。
『中島みゆき 第二詩集 四十行のひとりごと』です。
この本が出版されたのはもちろん知っていましたが、中島みゆきのよさはやっぱり”歌”だと思っていて、詩と曲と歌い方と声で完成していると思っているので、詩だけにはそれほど関心はなくスルーしていました。
でも、いただいて、開封して、ページを開いて、立ったまま最後まで読んでしまいました。
詩だけでも彼女の世界と人間性が匂い立つようです。
詩は18編収録されており、それぞれがきっちり40行に収められています。彼女にとっては長い歌なのでしょう。
その内容は、歌と同じように(ある意味当然ですが)、弱い人にさりげなく寄り添い、「それもあるよね」と優しく語りかけます。
たとえばこんな感じ
たまには膝をくずして どうぞ
たまには心砕けて どうぞ
お茶碗で てのひら温めて
今日は お立場はお休みしましょう
私はお寺の線香みたいに
ずうっと ゆれゆれ聞いておりますから
何んの役にも立たない線香ですけど
ずうっと あなたに添うて流れておりますから (「おこわさんでも」)
そして、視野はまことに広く深い。
一人ひとりの悲しみに心を寄せながら、人間の根源的な混迷にも迫ります。
「ありがとう」と感謝してもらいたいわけじゃないよね
「偉かった」と誉めてもらいたいわけじゃないよね
そんなこと聞く前に そそくさと去ってしまいたいよね
でも少しは役に立てたかなと 心で思うだけで
どうしてこんなに嬉しいのだろう
不思議な生き物だね 人間は (「我々の宿題」)
基本的な「人間というもの」と「個別の苦悩」の問題がどちらが先かではなく、慈愛の目で見ればどちらも同じレベルでいとおしむことができるのでしょう。
うぶすなは 何処ですか
共通の敵がある時にだけ 人間は協力して闘って来た
共通の敵がない時には 互いを敵と見做して闘って来た
共喰いで絶滅した動物を 人間は嗤えない
遠い星の架空の生物の話ではない
同じ血から分かれた人類の話だ (「産土(うぶすな)」)
今年はラストツアーが山形でも4月に開催される予定でチケットを確保していましたが、中止となってしまいました。
コロナが収まったら再開されるのかどうか、全く分かりません。
一部報道では、買い物カートを引いて歩く隠し撮り写真とともに「このまま引退か」などという不穏な情報も流れました。
でも、年5回発行されるファンクラブ会報「なみふく」の最新号も来ましたので、このまま引退ということはないと思われます。
今回の記事は、これまで彼女のジャケットの写真撮影を担当してきたカメラマン田村仁氏のインタビュー記事で、撮影秘話が明かされます。
この田村氏、『蕎麦屋』に出てくる「おまえ」その人だと言われています。
この詩集に触発されて、オリジナルCDを新しい方から順に聴いています。
それでも、何と言っても43枚ありますからね、全部聴くには相当時間がかかります。
今流れているのは32枚目のアルバム「いまのきもち」です。ジャケットもきれいです。
私の心の何割か、3割?、は中島みゆきでできています。
同じ時代に生きていることを心から嬉しく思います。
大雪も見ようによっては「美雪」です。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
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