パソコン修理は12日
修理がうまくいくといいのだが…。
パソコン不具合中の読書
みすず12月号
巨大企業Googleによるすべての出版物のデジタル化という暴力的ともいわれた提起。全世界をその手にしたいという、幼児的な発想が、世界を震撼させた。その結末についての特集ともいえる2編を含む。
しかし他国の権利関係にまでずかずか土足で踏み込む無神経さは、世界を支配しているという錯覚、はこれっきりにしてもらいたいもの。
投げかけた課題はいろいろあるようだが、人を殴ってから話し合いましょうと握手を求められても…ではないだろうか。野望は消えてはいないだけに恐ろしさを感じる。
・阿部恵一郎「診断と教育現場」
・上村忠男「共生共死」
共に連載物
特に後者は、1970代初頭の沖縄返還の政治課題に関わったものとして真摯に耳を傾けたい。当時どれだけ理解していたか極めて心許ないが、大いに気持ちを惹かれた新川明らの「反復帰・反国家」論。示唆に富む連載を期待したい。
・立岩真也「免責される/されないこと」信田さよ子の著書の引用紹介だけのオリジナリティの感じられない物だがダイジェスト版としては活用できそう。
修理がうまくいくといいのだが…。
パソコン不具合中の読書
みすず12月号
巨大企業Googleによるすべての出版物のデジタル化という暴力的ともいわれた提起。全世界をその手にしたいという、幼児的な発想が、世界を震撼させた。その結末についての特集ともいえる2編を含む。
しかし他国の権利関係にまでずかずか土足で踏み込む無神経さは、世界を支配しているという錯覚、はこれっきりにしてもらいたいもの。
投げかけた課題はいろいろあるようだが、人を殴ってから話し合いましょうと握手を求められても…ではないだろうか。野望は消えてはいないだけに恐ろしさを感じる。
・阿部恵一郎「診断と教育現場」
・上村忠男「共生共死」
共に連載物
特に後者は、1970代初頭の沖縄返還の政治課題に関わったものとして真摯に耳を傾けたい。当時どれだけ理解していたか極めて心許ないが、大いに気持ちを惹かれた新川明らの「反復帰・反国家」論。示唆に富む連載を期待したい。
・立岩真也「免責される/されないこと」信田さよ子の著書の引用紹介だけのオリジナリティの感じられない物だがダイジェスト版としては活用できそう。