白いモルタルの外壁とフランス瓦の明るい茶色の屋根、玄関庭の2本の柱が印象的だ。また玄関上の小さなバルコニーがなかなか面白い。南側は広いサンルームとなっている。
2階の居室から眼下に横浜の町並みが間近に見える眺望は大変すばらしい。桜と銀杏の大木が魅力的だ。創建当初の眺望はどうだったのだろうか。外観も現在の地に馴染んでいる。当初の商社マンであったという居住者はこの極東の地に何を思っていたのだろうか。
室内は白いモルタルの壁が広く大変明るい。また廊下の天井が丸い曲線を生かしていて趣がある。
白壁が外光と電灯の光で落ち着いた雰囲気を見せる。これにくすんだ階段の板の木目が映える。一輪差しが階段に置いてある。こんな工夫をこらした展示が良く似合う。
訪れたとき、突如にわか雨と雷に襲われた。古びた階段の、よく磨かれた手すりの木目に雷光が反射して美しかった。雨粒がガラスを伝って落ちるとき、窓枠の緑と庭の緑が微妙な色の違いを見せて雨粒を彩っていた。
小規模住宅なりに工夫されていると思う。住みたくなる家である。
雷光に流浪の果ての夢映える
ブラフ18番館:地蔵坂上のイタリヤ山庭園に「外交官の家」と共に移築保存。木造二階建、外国人住宅から戦後カトリック山手教会の司祭住宅。1993(H3)年現在の地に移築した。
(文と句 Fs)
さて「この頃の楽しみは、『Fsの独り言・つぶやき』というブログです(ブックマークをしていますので、興味のある方はそちらからご覧ください<(_ _)>)。
きり絵と小文で横浜西洋館を紹介していますが、昨日が三回目。味わい深いきり絵(管理人の友人の作品だそうです)と、通り一遍の解説ではない愛情ある紹介文の組み合わせが素敵です。今日のような陽気の下での西洋館巡りも、きっと楽しいでしょうね。」
こんなうれしい評をいただいた。このわたしのブログのブックマークをしてある「時には本の話でも…」のブログに掲載してある。
この方からは美術や文学やら、たくさんの刺激をもらっている。私の膿んだ脳をとてもよく刺激してくれる。わたしのブログを訪れた方は是非こちらも覗いてください。
2階の居室から眼下に横浜の町並みが間近に見える眺望は大変すばらしい。桜と銀杏の大木が魅力的だ。創建当初の眺望はどうだったのだろうか。外観も現在の地に馴染んでいる。当初の商社マンであったという居住者はこの極東の地に何を思っていたのだろうか。
室内は白いモルタルの壁が広く大変明るい。また廊下の天井が丸い曲線を生かしていて趣がある。
白壁が外光と電灯の光で落ち着いた雰囲気を見せる。これにくすんだ階段の板の木目が映える。一輪差しが階段に置いてある。こんな工夫をこらした展示が良く似合う。
訪れたとき、突如にわか雨と雷に襲われた。古びた階段の、よく磨かれた手すりの木目に雷光が反射して美しかった。雨粒がガラスを伝って落ちるとき、窓枠の緑と庭の緑が微妙な色の違いを見せて雨粒を彩っていた。
小規模住宅なりに工夫されていると思う。住みたくなる家である。
雷光に流浪の果ての夢映える
ブラフ18番館:地蔵坂上のイタリヤ山庭園に「外交官の家」と共に移築保存。木造二階建、外国人住宅から戦後カトリック山手教会の司祭住宅。1993(H3)年現在の地に移築した。
(文と句 Fs)
さて「この頃の楽しみは、『Fsの独り言・つぶやき』というブログです(ブックマークをしていますので、興味のある方はそちらからご覧ください<(_ _)>)。
きり絵と小文で横浜西洋館を紹介していますが、昨日が三回目。味わい深いきり絵(管理人の友人の作品だそうです)と、通り一遍の解説ではない愛情ある紹介文の組み合わせが素敵です。今日のような陽気の下での西洋館巡りも、きっと楽しいでしょうね。」
こんなうれしい評をいただいた。このわたしのブログのブックマークをしてある「時には本の話でも…」のブログに掲載してある。
この方からは美術や文学やら、たくさんの刺激をもらっている。私の膿んだ脳をとてもよく刺激してくれる。わたしのブログを訪れた方は是非こちらも覗いてください。