外国人墓地の向かい、山手十番館と山手聖公会の間の空間に、控えめに建つ。聖公会の重厚な淡色と十番館の賑やかな飾りに挟まれ、明るい薄緑色の板壁と檀色の瓦が清楚な雰囲気を醸し出す。何とも好ましい木造2階建てだ。
緑の芝と垣根の中で、初夏の明るい日差しと優雅な切妻がつくるやわらかい影が、道行く人を振り返させる。玄関への赤茶色のレンガの小径と白い柵が、屋根とのどかに調和している。
四方に開いた中央の2連のアーチ窓が、内部の開放的な雰囲気を窺わせる.、当初は日本人の邸宅。明るいこの部分と和風部分とはどう使い分けたのだろうか。大正デモクラシー直前、明治末の横浜の居留地、その明るい側面を象徴しているようだ。
屋根がバランス的に大きすぎる、当時の全体図を見て、この色彩と形が合致する当時の和風建築を想.像するのは楽しい。時間を忘れさせてくれる。
しかし四方に窓を配置した明るさの中で寛いだり、仕事ができただろうか。今は展示物で光を一部遮ぎっているが、外から見るのとは違って何とも不思議な感じだ。どんな利用をしたのだろう。
この小さな冊子をつくって友人に配布をしてすでに8年が建った。昔の自分の文章を読むとそれなりに観察しているな、と感心する。この間友人を案内したとき、冬だったので少しまた印象が違って見えた。気温と木々の葉の色の違い、そして港の景色が変わったためと思う。
「三毛猫の子猫」さんからうれしいコメントをいただいた。感謝。
緑の芝と垣根の中で、初夏の明るい日差しと優雅な切妻がつくるやわらかい影が、道行く人を振り返させる。玄関への赤茶色のレンガの小径と白い柵が、屋根とのどかに調和している。
四方に開いた中央の2連のアーチ窓が、内部の開放的な雰囲気を窺わせる.、当初は日本人の邸宅。明るいこの部分と和風部分とはどう使い分けたのだろうか。大正デモクラシー直前、明治末の横浜の居留地、その明るい側面を象徴しているようだ。
屋根がバランス的に大きすぎる、当時の全体図を見て、この色彩と形が合致する当時の和風建築を想.像するのは楽しい。時間を忘れさせてくれる。
しかし四方に窓を配置した明るさの中で寛いだり、仕事ができただろうか。今は展示物で光を一部遮ぎっているが、外から見るのとは違って何とも不思議な感じだ。どんな利用をしたのだろう。
この小さな冊子をつくって友人に配布をしてすでに8年が建った。昔の自分の文章を読むとそれなりに観察しているな、と感心する。この間友人を案内したとき、冬だったので少しまた印象が違って見えた。気温と木々の葉の色の違い、そして港の景色が変わったためと思う。
「三毛猫の子猫」さんからうれしいコメントをいただいた。感謝。