Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

Dさんの死

2012年08月04日 23時22分33秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 この歳になるといろいろの方の死に出くわす。そして思いもかけない人がなくなり、暗然とすることが多い。
 Dさんの訃報を聞いたのは昨日のナイター観戦の時。Dさんは私が単組の中央執行委員をしていた2期目に、単組のもっとも大きな支部出身ということで常任中央執行委員になった。私よりもひとつ下になる。
 そしてずっと単組の執行委員をしていたが、執行委員をおりて一組合員として第一線の職場で業務についていたと聞いていた。
 今年で60歳になり来年3月末で定年を迎えることになっていた。突然、動脈瘤破裂とのことらしいがなくなったという。病気についてなんにも聞いていなかったので驚いた。
 一見こわもての感じだが、話せばとても静かなおっとりとした話し振りでもあり、私は好感を持っていた。私は小さな支部・ブロック出身で、あくまでもそこの組織拡大に全精力を注ぐ一環として中央執行委員になった経緯もあり、その後支部長やブロック代表になるということで中央執行委員をおりることにした。
 Dさんは単組の拠点支部出身でもあり、私のようなことは想定されず、どういう経緯で職場にもどったかは私には結局わからずじまいだったが、それでも執行委員を降りたあと時々組合の会館や組合の動員先で顔を合わすことがあり、「職場で楽しくやっているよ」と離してくれたのを今でも思い出す。
 葬儀にはでることはできなかったので、香典を知人にあずけたが、ご冥福を心より祈りたい。