俳句誌11月号投句
★夏旺ん山巓丸き岩ひとつ
★山稜に汗のしたたりただ寡黙
★渓流のつり橋無言雲の峰
★碧空を突き抜け帰還赤蜻蛉
★雪渓のしずくや遠き旅終わる
★落蝉の緩慢なる死仁王門
★遮断機の影の動かぬ暑さかな
★ビル風の渦のゆくえや広島忌
★塞の神今日も生真面目蟻の列
★炎帝や父の死そしてわが行方
★夏旺ん山巓丸き岩ひとつ
★山稜に汗のしたたりただ寡黙
★渓流のつり橋無言雲の峰
★碧空を突き抜け帰還赤蜻蛉
★雪渓のしずくや遠き旅終わる
★落蝉の緩慢なる死仁王門
★遮断機の影の動かぬ暑さかな
★ビル風の渦のゆくえや広島忌
★塞の神今日も生真面目蟻の列
★炎帝や父の死そしてわが行方