「方丈記」の書き写しは本日から第三段。500文字余り。しかし有名な句でこの段は終る。
「世にしたがへば、身、くるし。したがわねば、狂せるに似たり。いづれの所を占めて、いかなるわざをしてか、しばしもこの身を宿し、たまゆらも心を休むべき。」
漱石の「草枕」の冒頭「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」と対比しながら、昔は覚えた記憶がある。共通点があり、両者ともに気に入った言葉であった。連想ゲームのような記憶である。
本日も読書は棚上げ。明日は残った本を紐で縛って、リフォームが始まる前にリビングルームへ仮置きする準備をする予定。
連休でも休ませてはくれない。