やっぱり頭が満足に回っていない。15分ほどのごく短いウォーキングの後、シャワーを浴びてから、妻と会話をしていたら、うまく話がかみ合わない。今日が月曜日と思い込んでいた。本日のいつの時点から月曜日だと思い込んだのか、不明である。
少なくとも朝、NHKの日曜美術館で原三渓を取り上げた番組を見たのは覚えている。その後、退職者会ニュースの原稿の手直しが生じたので、明日に目を通してもらうつもりで印刷所等に送信した。このときもまだ日曜日という認識があった。
また夕方横浜駅に出向いて、文房具を探した。その時も人出の多さを見て、「日曜日であること」を再認識している。ということは、19時から21時の間に、頭の中が日曜から月曜に切り替わってしまったということになる。
どうも釈然としない。何がいけなかったのか、単なるもの忘れなのか。
あまり考えても落ち込むばかりなので、とりあえずは忘れてしまおう。
さて一昨日が二十四節気のうちの秋の二番目の「処暑」のはじまり。「暑さがおさまる」という意味という。これから15日間で涼しさがやってくるのだろうか。もっとも34℃を切るようになったのだから、暑さのピークは過ぎている。
すくなくとも、高くて白い細かな雲、湿度の低く心地よい風、27℃くらいの気温、細く長く響く虫の声、これがないと秋という感じがしない。
★水平に流れて海へ処暑の雲 柿沼 茂
★水うましうましと処暑の木曽にをり 菅 美緒
★カサルスのセロ聞えくる処暑の朝 堀島濤平
確かに秋の大気にチェロの音はいい。「鳥の歌」が響くと空が高くなる。