いつものように「方丈記」の書き写し。長い第2段の7割程度が終了。
書き写しをしながら聴き始めたのは、ドヴォルザークの「ピアノ三重奏曲」の第1番と第2番。スークトリオの演奏で1977年の演奏。1987年の発売となっている。
書き写しをしている方丈記の凄惨な飢えの蔓延する京の描写と、曲想はまったくそぐわないかもしれない。スークトリオの透明な音を聴きながら、鉛筆がノートを走る音も同時に聴いていた。
ドヴォルザークのこのピアノ三重奏曲全4曲では第4番の「ドゥムキー」が有名だが、他の3曲も含めて、全曲とても気に入っている。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ3つの楽器のバランスもよく、聴きやすい。私の耳には好きなチェロの響きが特に心地よく聞こえる。