横浜駅近くの喫茶店で30分ほどの読書タイム。久しぶりの読書タイムである。本日は「江戸絵画 八つの謎」(狩野博幸)の第6章「岸駒 悪名の権化」、第7章「葛飾北斎 富士信仰の裾野」までを読み終えた。
第7章ではこれまで私は禁令の出ていたということを知らなかった富士信仰と北斎の関係について初めて認識した。この第7章は6節わかれるが、富士講の初世からの流れを5つの節で説明し、北斎については第6節だけで触れている。詳細は後日。なかなか大胆な構成である。
富士講の第六世の思想や行動の説明は初めて知ったが、その解説の合間に、現代の社会の思想状況について辛辣な批判が並ぶ。私もつい陥りがちだが、一把ひとからげの批判は粗雑な論理展開に繋がりそうで危うい感じもする。
有隣堂では、「シュルレアリスムとは何か 超現実的講義」(巖谷國士、ちくま学芸文庫)を見つけ、1320円と高価だったが神奈川大学の生協での申し込みをせずに即購入した。今年9月に第18刷が発売されていたのに気がつかなかった。
なお、膝の痛みは痛み止め服用で治まってくれていたが、あまり歩き回らずにすぐに帰宅。
夕食後、薬の作用が切れたためか、少しだけだが痛みが再発。再度痛み止めの薬を服用。湿布薬は入浴後に擦りこむ予定。明日は膝の様子見である。