昨日までは、アルトゥール・ルービンシュタインの演奏でシューマンのクライスレリアーナ(Op.16)を聴いていた。本日は伊藤恵によるシューマニアーナの第1巻で同じクライスレリアーナを聴いている。
印象はかなり違う。特に最初の第1曲は別の曲かと思うほど印象が違う。演奏時間も伊藤恵では2分4秒と、52秒も短い。繰り返しの部分の省略かと思うが、楽譜を持ち合わせていないのでよくわからない。ルービンシュタインは旋律が明瞭に浮かび上がるような演奏をしているが、伊藤恵の演奏ではそれが私にはあまり目立たないと感じる。果たして楽譜はどうなっているのか、といも気になる。
しかし楽譜は図書館には揃えていない。購入する資力もない。困ったものである。
2曲目以降は細かいところで違いがあるが、1曲目ほどの違いは感じない。伊藤恵のほうはシューマンのピアノ曲の全曲録音版がシューマニアーナとして13巻以上ある。その格闘に敬意を表している。全巻はそろえていないが、そして知らない曲ばかりであるが、たまに取り出して聴いている。
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