本日は久しぶりにモーツアルトを聴くゆとりができた。早速これまで聴いていた弦楽四重奏曲の最後の1枚、第22番、第23番を繰り返し聴いている。「プロシア王セット」の第2番と第3番である。
この5枚組10曲の四重奏曲の中でも、とても聴きやすい曲である。いづれも細かな音が飛び跳ねるように軽快に弾んでいく。いづれもチェロの音色が美しい。チェロを弾いたというフリードリッヒ・ウィルヘルム2世への献呈を想定していた曲なのでチェロが活躍する場面が多い。解説では第3曲ではチェロの活躍という意識は希薄というが、それでも第3楽章まではチェロの音色が美しいと私は思う。
少し風はおさまっているが、ときどき強く風が舞う。
CDがいったん終了したので、これより「古今和歌集仮名序」の書き写しをして、本日の作業は終了。