夜は可なり涼く感じた。夕方帰宅時には西の空に三日月を見ながらのんびり歩き、夜には木星・アンタレス・土星を見ながらウォーキング。
★日盛のシャワー痩躯を荘厳す 石田波郷
★日ざかりや青杉こぞる山の峡 芥川龍之介
★たのもしく松風立つや日の盛 日野草城
日盛りの句を探したが、いくつか追加。
石田波郷は、結核の療養とは切り離せない俳人。日の盛りに身体を太陽にさらすことは決して良くないはずなのだが、あえて身を太陽光線にさらしている。生気をむさぼるように。しかし荘厳は仏の世界を飾ること。生死の狭間を行き来する思いを感じ取った。
日盛りに松の風、具体的な体験はないのだが、とても懐かしい思いがある。思い出せずもどかしい思いをしている。