Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

雨の朝

2020年07月17日 10時52分38秒 | 思いつき・エッセイ・・・



 昨日は5年前に入谷の朝顔市で購入した朝顔の写真を添えてみた。本日は先日家の近くで購入した朝顔が2輪開いた。
 
 昨晩23時過ぎから、実に細かな霧雨となった。30分ほどいつもの家の周囲のコースをウォーキング。霧雨よりも汗で上着が濡れた。
 1時には布団に入ったが、2時頃雨の音で目が覚めた。霧雨が本降りに変わっていた。朝も雨の音で目が覚めた。10時には大雨注意報も発表になっている。しかし発表になって30分も経たずに雨は上がってしまった。
 最近は大雨注意報といってもたいていの人は無視をする。もっとも大雨警報でも気にしない人が多い現状もあるし、もともと天気予報すら見ない人が多いというのもうなづける。

 「GO TO」キャンペーンなるものが始まめという。しかしすでに予約を開始していてキャンセルがどうのこうのという段階という。既に事業を開始してしまっている、ということが国会での論議や政府発表と大きなタイムラグがあること自体に納得がいかない。22日から予約・受付となるのが当たり前だと誰しもが思わないか。既成事実の先行でことが動く、まるで戦前の軍部の独断専行そのものを思い浮かべるのはオジサン世代だけだろうか。もっとも私よりも高齢の閣僚がいて、あの戦争を肯定しているらしいからそのくらいの悪知恵は働いているのだろう。政府が一方的に開始してしまったキャンペーンのキャンセル料、国が補填するのが当たり前である。
 だがそれ以前に、どうして特定の業種だけが政府の予算の恩恵を被るのか。今回の豪雨でボランティアの受け入れすらためらっている被災地はどうするのか、どうして除外が東京都だけなのか。神奈川で言えば隣接3政令市の川崎・横浜・相模原はどうするのか、誰が考えても合理的な理屈などあり得ない。知事の発言だけが根拠なのか。それならば客観的な根拠ではなく、政治的な力関係でしか判断していないことになる。
 そして15分以上の接触が感染にとって危険というのならば、旅行での車・飛行機内での長時間の接近はどうなっているのか。疑問も批判も無限回路のように浮かんでくる。

 明るくない雨の朝、頭は異常に暗く沈んでいく。せめて朝顔の花でも眺めているしかない。



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