本日は、助産師教育指導講習会の講師の仕事でした。
茗荷谷の東京都福祉保健局研修センターが会場です。
専門職の助産師さんにお話するのは、緊張しました。
進行はこのように。
1.妊婦さんの栄養問題国民・健康栄養調査の分析)
・貧血・ダイエット(低栄養、低体重児出産)
・肥満・むくみ・つわり
2.栄養各論と薬膳の活用
・鉄、葉酸、ビタミンB12、カルシウム
・日本人の食事摂取基準の考察
・中医学の体質のとらえ方と食物の効能
3.事例と実践
矢島助産院、さかもと助産所、その他
4.グループワーク
妊婦さんの健康と栄養について
5.まとめ
ところが、話に熱が入って、予定したグループワークはできなくなり、残念。
自分が最もお伝えしたいのは、助産院の「食の講習会」の実践です。
もともと、「指導」という観点はありません。「相談」「お手伝い」をする
という姿勢で長年、講習会を開いてきました。
まずは、参加してくださる方の心に寄り添い、受けいれ、信頼していただく
ことが、第1歩です。
困っていることや、ご希望を聞いて、それに沿ってテーマ設定をしています。
妊産婦さんに会って、最も問題だを思う、貧血、痩せ、栄養不足を改善したい
と作成した献立をスライドで見ていただきました。
目標設定はゆるやかで、出来ることから。

授乳中でもカレーが食べたいというリクエストで作った
「薬膳カレーとまめまめメニュー」
「母乳にいい食事」についてのお話と実践です。

「ひな祭りメニュー」
お楽しみで、白桃ゼリーも。甘いものは、絶対だめというのではなく
ストレスをためないよう、ほんの少しはどうぞ、という気持ちです。
「一汁三菜」がバランスのよい食事パターンですが、まずは、ご飯と
汁から始めます。それができたら、少しずつ、主菜副菜をととのえましょう。

「お魚クッキングとアイアンクッキー」
いわしをさばいてつみれ汁を作りました。
講習会の基本の「鉄分たっぷり」な食材選びについてのお話。

「薬膳を取り入れた産前産後の養生メニュー」
豆腐ハンバーグには、赤身のひき肉を使い、鉄の吸収率を上げます。

「鉄、葉酸、ビタミンB12、そしてアレルゲン3大除去」
妊婦さんへは、アレルギー予防のためのお話を。
しかし、極端な養生法には、偏らないよう注意を促します。
おいしく食べながら、体が喜ぶやさしいごはん作りへ。
ちょっとやってみようかな、と思っていただけるようお手伝いをしています。
そんな実践を助産師さんたちにお伝えしました。
グループワークで記入していただこうと持参した付箋。
疑問点や質問など書いていただきました。

こういうことやものが、財産になっていきます。
沢山のご参加、ありがとうございました。
茗荷谷の東京都福祉保健局研修センターが会場です。
専門職の助産師さんにお話するのは、緊張しました。
進行はこのように。
1.妊婦さんの栄養問題国民・健康栄養調査の分析)
・貧血・ダイエット(低栄養、低体重児出産)
・肥満・むくみ・つわり
2.栄養各論と薬膳の活用
・鉄、葉酸、ビタミンB12、カルシウム
・日本人の食事摂取基準の考察
・中医学の体質のとらえ方と食物の効能
3.事例と実践
矢島助産院、さかもと助産所、その他
4.グループワーク
妊婦さんの健康と栄養について
5.まとめ
ところが、話に熱が入って、予定したグループワークはできなくなり、残念。
自分が最もお伝えしたいのは、助産院の「食の講習会」の実践です。
もともと、「指導」という観点はありません。「相談」「お手伝い」をする
という姿勢で長年、講習会を開いてきました。
まずは、参加してくださる方の心に寄り添い、受けいれ、信頼していただく
ことが、第1歩です。
困っていることや、ご希望を聞いて、それに沿ってテーマ設定をしています。
妊産婦さんに会って、最も問題だを思う、貧血、痩せ、栄養不足を改善したい
と作成した献立をスライドで見ていただきました。
目標設定はゆるやかで、出来ることから。

授乳中でもカレーが食べたいというリクエストで作った
「薬膳カレーとまめまめメニュー」
「母乳にいい食事」についてのお話と実践です。

「ひな祭りメニュー」
お楽しみで、白桃ゼリーも。甘いものは、絶対だめというのではなく
ストレスをためないよう、ほんの少しはどうぞ、という気持ちです。
「一汁三菜」がバランスのよい食事パターンですが、まずは、ご飯と
汁から始めます。それができたら、少しずつ、主菜副菜をととのえましょう。

「お魚クッキングとアイアンクッキー」
いわしをさばいてつみれ汁を作りました。
講習会の基本の「鉄分たっぷり」な食材選びについてのお話。

「薬膳を取り入れた産前産後の養生メニュー」
豆腐ハンバーグには、赤身のひき肉を使い、鉄の吸収率を上げます。

「鉄、葉酸、ビタミンB12、そしてアレルゲン3大除去」
妊婦さんへは、アレルギー予防のためのお話を。
しかし、極端な養生法には、偏らないよう注意を促します。
おいしく食べながら、体が喜ぶやさしいごはん作りへ。
ちょっとやってみようかな、と思っていただけるようお手伝いをしています。
そんな実践を助産師さんたちにお伝えしました。
グループワークで記入していただこうと持参した付箋。
疑問点や質問など書いていただきました。

こういうことやものが、財産になっていきます。
沢山のご参加、ありがとうございました。