おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

緑豆のチェー

2015年12月11日 15時27分04秒 | おやつレシピ
◆緑豆のチェー レシピ

  

[材 料]    6~8人分
緑豆        皮むき50g
水         2カップ
砂糖        大さじ5
葛粉        大さじ2
ココナッツミルク  1/2カップ
マンゴー缶詰    適宜

[作り方]
1.緑豆は洗ってお湯に30分漬ける。
  15~20分弱火で煮る。ザルにあげて水をきる。
2.水2カップに葛粉を溶かし、①の緑豆と砂糖を入れて、
  透明になるまで練りながら煮る。
3.粗熱をとり、ココナッツミルクを加えて混ぜる。
  マンゴーをさいころ型に切ってのせる。

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食育講座 薬膳に学ぶ 第三回『肥満予防』

2015年12月11日 15時22分33秒 | 食育講座
保谷駅前公民館主催の3回連続講座、最後になりました。
テーマは『メタボリックシンドローム(肥満)予防の薬膳』。

肥満、耐糖能異常(高血糖)、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症、
高血圧。このうち3つが重なるとメタボリック症候群といわれます。
相乗的に動脈硬化を一段と進行させる原因となります。

◆中医学から見た原因

・七情の内傷・・・怒 喜、思、悲、憂、恐、驚と七つの感情が強い。
・痰湿・・・水液代謝の障害。            
・血瘀・・・血液循環が悪くなる。気滞、気虚、寒邪   
・気滞・・・気機の運行が停滞。ストレス、気虚による
・陰虚・・・血虚がすすみ、体液が不足し、ほてりの症状がでる  
・肝陽上亢・肝火上炎・・・気鬱で内熱を生ずる。肝気は怒りで上昇。

テーマに添って作った今日のお膳です。

・はと麦玄米小豆ご飯 ・・補気養血利水
  白米に発芽玄米を混ぜて。
  ゆでたはと麦と小豆を炊きこみました。

・豆腐とほたてのあんかけスープ ・・滋陰生津
  卵と三つ葉を使いました。

・緑豆のチェー ・・清熱生津
  ベトナムで食べたチェーは、緑豆のおしるこのようなものでした。
  今回は、皮むき緑豆を煮て葛粉でとろみをつけ、ココナッツミルクを
  加えました。

・ハーブティー ・・理気
  フランスの友人におみやげでもらったお茶です。
  今日の参加の方が、中身を教えてくださいました。
  ローズマリー、レモンバーム、レモン、バラ等。

だしをとった昆布とかつお節はふりかけに。


◆献立の方針は次のようなものです。

1.静熱慈陰、理気、活血化おのものを用いる。
2.薄味、さっぱりとした調理法。
3.卵、乳類、肉は適量をとる。
4.便秘を予防する。
5.控えるもの
 高脂肪のもの、辛味の強いもの、刺激の強いもの(コーヒー、濃いお茶)
 動物性脂肪、内臓、鶏、塩辛いもの

材料



今日は、缶詰、乾物が大活躍です。

職員Sさんからまず説明をしていただきます。


デザートは、前回リクエストがありましたので、急遽献立を変更しました。
ベトナムでの体験が役立ちます。
肥満予防がテーマですので、凉性で清熱生津の皮むき緑豆を選びました。

緑豆をぐつぐつゆでて水をきり。



水、葛粉、砂糖、緑豆を一緒に鍋に入れ、火にかけ練ります。
当然ですが、砂糖はごく控えめに。

とろりとしてきたら、粗熱をとってココナッツミルクを加え。


マンゴーをトッピングします。

優しい味のスイーツです。レシピはこちら

いただきます。


毎回、職員Sさんや参加の方に学ぶことが多い講座でした。
最後に記念撮影。

ありがとうございました。

参加の子育てママさんが、プレゼントを下さいました。

可愛いマフラー、嬉しいです。

ほんとうに幸せな仕事です。

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