まず、とりあげるべきなのは、4/9、アガシ(25歳)がATPランキング1位になったこと。
次に感動したのは、今日4/5に観た男子シングルス。
■セミファイナル マイケル・チャン×J.ペイレ? 4-6 7-6 6-3 チャン
この試合。スウェーデンの23歳、ノーシードのペイレはスゴイ。
強烈なサーヴ、安定したプレー、パワー、粘りのチャンを相手に
冷静かつパワフルなゲームをした彼は、これから伸びるだろうと思わせる。
スウェーデンは、次から次へと有力新人を生み出し続ける、本当にいいシステムを持ってるんだね。
日本じゃ松岡修造1人に重い期待が全部のしかかってる。
彼は五部刈り&ハチマキ締めて今年も頑張ったけど、1回戦こそ勝ちはしたけど、2回戦のチャンに敗退。
第3シードのチャンが相手じゃなって思うけど、28歳というかなりきつい時期も乗り越えて、
「好調だ」という、あのいつも前向きな姿は本当に偉いと思う。
チャン×J.ペイレは、第1セットを落として、第2セットはキープ、キープで、タイブレイク。
ペイレにマッチポイントがいった時は、もうダメだと思ったけど、
あの足の速さと、それに勝るファイティングスピリッツは、信じられないものがある。
これだけ勝ちたい、勝ってやるぞって、どんなピンチの時でも闘志を持ち続ける精神力は、
他の選手に比べてチャンが一番じゃないかな


たしかに小柄な体格はネックには違いないけど、実力もあって、まだ若い。
早くグランドスラムの優勝を再び取って欲しい。
その第2セットの山をしのいだら、第3セットで再びブレイクされたのを
信じられないショットの応酬でブレイクバックして、勝利をおさめたのは、なんとペイレのダブルフォルト。
ゲームが終わった後も2人はなかば呆然。
拍手を浴びて早々去ったペイレ、ずっと残っていたチャン。
大会イベントのひとつで、勝つごとに4個のボールにサインして客席に打ち込むのも1つ1つ丁寧に書いてる。
きっと“GOD BLESS YOU”とか書いてたのかもね。
チャンはカメラにちょっとどいてって微笑んだシーンを除けば、なんだかすごい脱力感を感じさせた。
ゆっくりといつまでも、もぎとった勝利を噛み締めていたのだろうか。
こればかりは、本人とコーチの兄カールにしか分かるまい。
**************
久々に見たクーリエもずいぶん変わった。
最近、名前を聞かないと思ったら、一時、世界NO.1だった彼は、昨年ひどいスランプで、
一時はバーンアウトか、なんて噂もたったほどだったそう。
それで今は15位。信じられないね。格下の相手にベスト16でも苦戦
NO.1の時は、相手がアガシ、エドベリ、ピートでさえ、ものともしない
コートに立っているだけでふてぶてしいほどに脅威に見えた頃とは大違い。
長く伸びた髪にトレードマークの帽子は相変わらずだけど。
皆世界1になると、なにかとてつもない精神状態を体験するという。彼も同じように飲まれたということなのか?
ピートは、それを「背中にのぼった猿
」だと言い、ボリスは「死の恐怖だ」とすら言っていた。
アガシはどうか? 1位になる前にすでにひどいスランプはイヤというくらい重ねてきたし、
メディアにも騒がれ放題、デビュー当時からスター、アイドル的存在で通ってきた彼なら、
周囲の環境の変化も、それほど苦痛じゃないかも。
黒い雲で覆われないよう、どうか彼を守りたまえ。
女子は伊達がエキサイティングな大活躍をしてるけど、女子シングルスの放送は衛星のみ。
4年連続優勝を目指してるんだよ! ちゃんと期待通りベスト4まで上がってるし。
宮城ナナとの対戦だって。日本女子はうなぎ登りの調子をキープしてるんだから。
次から次へと現れる新星は男子に比べると、女子はあまり動きが少ないし、
サンチェスの時代、グラフ以外なら、日本女子がトップ10で活躍する可能性はある。
**************
■男子シングルスファイナル アンドレ・アガシ×ジム・クーリエ 6-3 6-4 クーリエ
クーリエはこれで復活か? サーヴィスも、回り込んだ逆クロスも申し分なかった。
ゲーム終了後の2人の対照的な様子ときたら、クーリエはセミファイナルでも子どもにタオルをあげたり、
優勝後は、はしゃいで「アンドレ
」って用もないのに名前を呼んで、隣りのアガシはすっかり意気消沈
背中がかなり痛かったみたいで、なんだか悲しそうな感じ。
「背中が痛くなくても、恋人には会いたいです」
とシールズとの仲は、日本でも話題大だけど、日本で好調だという証としても勝ちたかったろうね。
ここまで28勝2敗。
1回はピート、2回は知らない選手って成績の良さ。
ガックリしないで、次、得意のフレンチのサーフェスで初優勝を狙ってほしい。
チャンの活躍も期待したい。
■女子シングルスファイナル 伊達公子×エイミー・フレイジャー 7-5 6-4 フレイジャー
親日家で、日本の大会での活躍はよく知られているフレイジャー。
赤いスカートのアメリカ娘って感じで、プレースタイルが安定していて、どんな球も正確に返して、
かつてのクリス・エバート・ロイドみたい。
伊達は、トップ10のプライド、ディフェンディングチャンピオンの貫禄もついて本当にカッコいい。
惜しくも4連覇って偉業は果たせなかったけど、なんのその。
髪が伸びて、ポニーテールスタイル。これからも世界でどんどん活躍することを祈る。
次に感動したのは、今日4/5に観た男子シングルス。
■セミファイナル マイケル・チャン×J.ペイレ? 4-6 7-6 6-3 チャン
この試合。スウェーデンの23歳、ノーシードのペイレはスゴイ。
強烈なサーヴ、安定したプレー、パワー、粘りのチャンを相手に
冷静かつパワフルなゲームをした彼は、これから伸びるだろうと思わせる。
スウェーデンは、次から次へと有力新人を生み出し続ける、本当にいいシステムを持ってるんだね。
日本じゃ松岡修造1人に重い期待が全部のしかかってる。
彼は五部刈り&ハチマキ締めて今年も頑張ったけど、1回戦こそ勝ちはしたけど、2回戦のチャンに敗退。
第3シードのチャンが相手じゃなって思うけど、28歳というかなりきつい時期も乗り越えて、
「好調だ」という、あのいつも前向きな姿は本当に偉いと思う。
チャン×J.ペイレは、第1セットを落として、第2セットはキープ、キープで、タイブレイク。
ペイレにマッチポイントがいった時は、もうダメだと思ったけど、
あの足の速さと、それに勝るファイティングスピリッツは、信じられないものがある。
これだけ勝ちたい、勝ってやるぞって、どんなピンチの時でも闘志を持ち続ける精神力は、
他の選手に比べてチャンが一番じゃないかな



たしかに小柄な体格はネックには違いないけど、実力もあって、まだ若い。
早くグランドスラムの優勝を再び取って欲しい。
その第2セットの山をしのいだら、第3セットで再びブレイクされたのを
信じられないショットの応酬でブレイクバックして、勝利をおさめたのは、なんとペイレのダブルフォルト。
ゲームが終わった後も2人はなかば呆然。
拍手を浴びて早々去ったペイレ、ずっと残っていたチャン。
大会イベントのひとつで、勝つごとに4個のボールにサインして客席に打ち込むのも1つ1つ丁寧に書いてる。
きっと“GOD BLESS YOU”とか書いてたのかもね。
チャンはカメラにちょっとどいてって微笑んだシーンを除けば、なんだかすごい脱力感を感じさせた。
ゆっくりといつまでも、もぎとった勝利を噛み締めていたのだろうか。
こればかりは、本人とコーチの兄カールにしか分かるまい。
**************
久々に見たクーリエもずいぶん変わった。
最近、名前を聞かないと思ったら、一時、世界NO.1だった彼は、昨年ひどいスランプで、
一時はバーンアウトか、なんて噂もたったほどだったそう。
それで今は15位。信じられないね。格下の相手にベスト16でも苦戦

NO.1の時は、相手がアガシ、エドベリ、ピートでさえ、ものともしない
コートに立っているだけでふてぶてしいほどに脅威に見えた頃とは大違い。
長く伸びた髪にトレードマークの帽子は相変わらずだけど。
皆世界1になると、なにかとてつもない精神状態を体験するという。彼も同じように飲まれたということなのか?
ピートは、それを「背中にのぼった猿

アガシはどうか? 1位になる前にすでにひどいスランプはイヤというくらい重ねてきたし、
メディアにも騒がれ放題、デビュー当時からスター、アイドル的存在で通ってきた彼なら、
周囲の環境の変化も、それほど苦痛じゃないかも。
黒い雲で覆われないよう、どうか彼を守りたまえ。
女子は伊達がエキサイティングな大活躍をしてるけど、女子シングルスの放送は衛星のみ。
4年連続優勝を目指してるんだよ! ちゃんと期待通りベスト4まで上がってるし。
宮城ナナとの対戦だって。日本女子はうなぎ登りの調子をキープしてるんだから。
次から次へと現れる新星は男子に比べると、女子はあまり動きが少ないし、
サンチェスの時代、グラフ以外なら、日本女子がトップ10で活躍する可能性はある。
**************
■男子シングルスファイナル アンドレ・アガシ×ジム・クーリエ 6-3 6-4 クーリエ
クーリエはこれで復活か? サーヴィスも、回り込んだ逆クロスも申し分なかった。
ゲーム終了後の2人の対照的な様子ときたら、クーリエはセミファイナルでも子どもにタオルをあげたり、
優勝後は、はしゃいで「アンドレ


背中がかなり痛かったみたいで、なんだか悲しそうな感じ。
「背中が痛くなくても、恋人には会いたいです」
とシールズとの仲は、日本でも話題大だけど、日本で好調だという証としても勝ちたかったろうね。
ここまで28勝2敗。
1回はピート、2回は知らない選手って成績の良さ。
ガックリしないで、次、得意のフレンチのサーフェスで初優勝を狙ってほしい。
チャンの活躍も期待したい。
■女子シングルスファイナル 伊達公子×エイミー・フレイジャー 7-5 6-4 フレイジャー
親日家で、日本の大会での活躍はよく知られているフレイジャー。
赤いスカートのアメリカ娘って感じで、プレースタイルが安定していて、どんな球も正確に返して、
かつてのクリス・エバート・ロイドみたい。
伊達は、トップ10のプライド、ディフェンディングチャンピオンの貫禄もついて本当にカッコいい。
惜しくも4連覇って偉業は果たせなかったけど、なんのその。
髪が伸びて、ポニーテールスタイル。これからも世界でどんどん活躍することを祈る。