メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

1996 ニチレイレディース

2004-02-21 14:35:43 | テニス
WEMEN'S SEMI FAINAL モニカ・セレシュ×伊達公子 6-3 1-6 7-6(タイブレイク8-6)モニカ

これはエキサイティングなゲームだった。

なにせトップ10でグラフはじめ、サンチェス、ノボトナ、サバティーニ他を敗った経験あり、
'96は快進撃の年、ウィンブルドンベスト4、フェドでグラフを敗ってる絶好調な伊達。

しかも今日は台風のためインドアでのホームコート、まさにアナウンサーが言うところの
「私の部屋」状態でのぞんだセレス戦。

セレスのみ、唯一勝ったことがない。しかも肩の調子がよくないセレス。
でも12回出場で、12連勝負け知らずと、こちらも信じられない記録の持ち主。

両親ともに来日して、伊達の両親も控えめに後ろの席にいて分からなかった。


USオープンは、惜しくも準優勝に終わったのが記憶に新しいモニカ。
なんだか疲れた感じがしていて、いつものスパーーーン!てショットがなく、
サーフェスが遅いからか、伊達のショットがキレて重いからか、全体的に冴えが見られず。

第1セットは難なく取れたのに、第2セットはなぜかカンタンにとられて、
ノッた伊達は第3セットもリード、3-5くらいまでいった時はさすがにヤバイ!と応援にも熱が入る。

日本中が伊達サイドの声援で、コート内は27度の高温多湿、
ビックリするほど滝の汗が流れている2人

セレスがねばってタイブレイクへ。
そこでも伊達が2度もマッチポイントを握りながら、ミスが続き、
ここで世界NO.1の意地と集中力、勝利への執念でセレスが勝った。

ラストは伊達のギリギリアウトで、セレスがクレームをつける仕草より前に
自分でゲームオーバーを認める伊達。
両親が思わず不満げな表情をしているのが映っていた。


WEMEN'S FAINAL モニカ・セレシュ×アランチャ・サンチェス

ポーっていう43位のプレイヤーがM.ピアースを敗っての快進撃で、サンチェス相手に奮闘したけど、
放送5分間の間にギリギリ勝負がついて、結局サンチェスのストレート。
ノースリーブのウェアが可愛い。

(余談だけど、日本のCM界はスゴイね。
 ウィノナ・ライダーも車のCM、今日見たのは、なんとジュリアン・サンズまで車のCMに登場!)

プレイヤーたちの大会開会式セレモニーの様子が1カットずつ紹介されたのもイイ。
サンチェスが情熱の赤いドレススーツ?を着て、すごくキレイだった。
こういうリラックスした顔ももっと見せてほしい。

開場ではサイン会とか、タレントが生でサーブを受けるデモンストレーションとか、ニチレイも頑張る。
明日も雨っぽいし、伊達もいないし、席は余りそう。SEIKOあたりはまた見に行きたいな。

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