ずっと楽しみにしていた映画を観にいってきた。
その前に、タワーに勝手のメンバのサインを見てきたv
新譜『メロディ』。この古典画のようなタッチのジャケも武藤さんが描いたのかな?
だとしたら、スゴすぎる!!!ちゃんとした個展を開いて欲しいなあ。
『シルバー & ゴールド~シルバー 1997-2003』の太陽の絵もステキ。
ちなみにF氏はどちらもフラゲして、かつインストアライブもクアトロも参戦とのこと。さすがです
「はなまる」でとろろ昆布のうどんを食べた。はなまるうどんにハズレなしv
そして、隣りの「サンマルクカフェ」で「チョコクロ」を食べた。これも美味しいv
ユーロスペースは、こないだの「明日泣く」以来2度目。
15:15~の回に行ったら、けっこう混んでいて、前売り券を整理券に引き換えたら67番目だった/驚
前回はトークショーだったのか、カメラクルーが機材を持ってゾロゾロと出てきた。
■ツィゴイネルワイゼン@渋谷ユーロスペース
監督:鈴木清順
出演:原田芳雄、大谷直子、藤田敏八、大楠道代、真喜志きさ子、麿赤児、樹木希林 ほか
▼trailer
鈴木清順を知ったのは、たしかスカパラの冷牟田さんが絶賛していて、
インスパイアされて書いた曲♪すべてが狂ってる を聴いたりして興味を持ってから、
レンタル屋に置いてある監督作品を片っ端から漁って観て、
中でももっとも気に入ったのが、このブッ飛んだ1作。
昭和の香りがプンプンする、この144分の大作をスクリーンで観れると知って、
去年から前売り券を買って、観にいくのをずっと楽しみにしていた。
中央&通路側の席に座れてよかったのだが・・・
正方形に切り取られた画面。最初から息の詰まるような張り詰めた空気。
例えようもない閉塞感。そして、狂気。狂気。狂気。
そこいらのお化け屋敷なんて足元にも及ばないくらいの恐怖。
やばい・・・始まってからすぐ、映画館の暗さ、密閉感に押しつぶされそうになってきた
作品のストーリーと映像に引き込まれて無意識に観ているうちはいいのだけど、
晴れたシーンであっても、描かれているのはどうしようもなく狂った空気なため、
心臓は早まり、息苦しさはつのるばかりで出口を見てばかりで集中できなくなってきた。
サーテの声が入ったSP盤を聴くくだり、こんにゃくをちぎり続ける女のシーン、
「もうお帰りになられるんですか?」と急に背景が真っ赤な炎に変わるシーン。
3人の盲目の旅芸人が嫉妬のあまり殺し合うシーンで、もう限界になってとうとう外に出てしまった
あ~あ。最後まで観たかった。大好きな映画まで観れなくなったらもうおしまいだ。
しばらく外の空気を吸えば戻るかと思ったけど、外はどんよりとしたみぞれまじりの暗い夕方
これもいけない 曇りや雨ってだけで、空に蓋がされたようで息苦しいんだ。
荷物を全部席に置いてきてしまってクスリも飲めないのは失敗だった。
階段を上ったり降りたり、やけにノドがカラカラになって、トイレに入って水を飲んだり。
早鐘のような心拍数がいったん落ち着いても、また曇り空なんかを見ていると元の木阿弥。辛かった・・・涙涙涙
受付の女の子に終わりの時間を聞いたら17:45くらいだという。今は17:26。まだ時間がある。
どこか明るい店にでも入って気を紛らわせたい。
なんとか暗い館内に戻って、荷物を全部取ってから、出ようと思ったら、
案の定3段ほどの段差につまづいて、これでもかってくらい壁に激突した
だから、ここの段差は危ないんだってば 目が慣れてないと、凝視しても段差が見えないんだもの↓↓↓
近所のLoftで時間を潰して、F氏と合流。
落ち着いて座りたいと思って、パーラー風喫茶店?に入って、ホットケーキのセットを注文。
その後のストーリーがどうだったか話してもらって、昔一度観たけど覚えてないもんだな。
そのままいろいろ喋っていたら、夕飯の時間になって、ホットサンドのセットを追加注文。
こんどはなんだか食べ過ぎた感でドキドキして息が苦しい
食べなくても、ちょっと食べ過ぎてもダメ。ほんとうに面倒くさいカラダだ。
慌てて外に出て、帰りの電車も空いてたけど、かなり辛かった。
もう一度クスリを飲んで、眠気がしてからは分からなくなってたけど(駅1コ乗り越した
こうなると、狭くなくても、特別なにも理由がなくても、ダメだってことだ。
今日観た映画に出てくる中砂という男のことを思い返していた。
「オレは産まれてから一度だってまともだったことはありませんよ!」
彼もまた自らの狂気にどうしようもなく怯えて、そこいら中を歩き回っていたんじゃないだろうか?
わたしの好きな絵本のひとつ『ゾマーさんのこと』も思い出した。
読んだのはずいぶん前だが、こないだ駒込図書館で久しぶりに見かけて、パラパラと読んでみた。
ゾマーさんは、町で見かけるといつもなにかに駆り立てられているように歩き回っている男で、
主人公の少年の母親が言うには「クラウストロフォビア(閉所恐怖症)」なのだという。
思春期の多感な少年の思い出というには、あまりにも強烈な人物。
******************************
これを書いていた間にも、部屋で回転性の眩暈がして、慌ててクスリを飲んだ。
ほんとうに自分と向き合わなきゃならないな。
このままだと生活が辛い。
写真はいろいろ撮ったから、その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~。
その前に、タワーに勝手のメンバのサインを見てきたv
新譜『メロディ』。この古典画のようなタッチのジャケも武藤さんが描いたのかな?
だとしたら、スゴすぎる!!!ちゃんとした個展を開いて欲しいなあ。
『シルバー & ゴールド~シルバー 1997-2003』の太陽の絵もステキ。
ちなみにF氏はどちらもフラゲして、かつインストアライブもクアトロも参戦とのこと。さすがです
「はなまる」でとろろ昆布のうどんを食べた。はなまるうどんにハズレなしv
そして、隣りの「サンマルクカフェ」で「チョコクロ」を食べた。これも美味しいv
ユーロスペースは、こないだの「明日泣く」以来2度目。
15:15~の回に行ったら、けっこう混んでいて、前売り券を整理券に引き換えたら67番目だった/驚
前回はトークショーだったのか、カメラクルーが機材を持ってゾロゾロと出てきた。
■ツィゴイネルワイゼン@渋谷ユーロスペース
監督:鈴木清順
出演:原田芳雄、大谷直子、藤田敏八、大楠道代、真喜志きさ子、麿赤児、樹木希林 ほか
▼trailer
鈴木清順を知ったのは、たしかスカパラの冷牟田さんが絶賛していて、
インスパイアされて書いた曲♪すべてが狂ってる を聴いたりして興味を持ってから、
レンタル屋に置いてある監督作品を片っ端から漁って観て、
中でももっとも気に入ったのが、このブッ飛んだ1作。
昭和の香りがプンプンする、この144分の大作をスクリーンで観れると知って、
去年から前売り券を買って、観にいくのをずっと楽しみにしていた。
中央&通路側の席に座れてよかったのだが・・・
正方形に切り取られた画面。最初から息の詰まるような張り詰めた空気。
例えようもない閉塞感。そして、狂気。狂気。狂気。
そこいらのお化け屋敷なんて足元にも及ばないくらいの恐怖。
やばい・・・始まってからすぐ、映画館の暗さ、密閉感に押しつぶされそうになってきた
作品のストーリーと映像に引き込まれて無意識に観ているうちはいいのだけど、
晴れたシーンであっても、描かれているのはどうしようもなく狂った空気なため、
心臓は早まり、息苦しさはつのるばかりで出口を見てばかりで集中できなくなってきた。
サーテの声が入ったSP盤を聴くくだり、こんにゃくをちぎり続ける女のシーン、
「もうお帰りになられるんですか?」と急に背景が真っ赤な炎に変わるシーン。
3人の盲目の旅芸人が嫉妬のあまり殺し合うシーンで、もう限界になってとうとう外に出てしまった
あ~あ。最後まで観たかった。大好きな映画まで観れなくなったらもうおしまいだ。
しばらく外の空気を吸えば戻るかと思ったけど、外はどんよりとしたみぞれまじりの暗い夕方
これもいけない 曇りや雨ってだけで、空に蓋がされたようで息苦しいんだ。
荷物を全部席に置いてきてしまってクスリも飲めないのは失敗だった。
階段を上ったり降りたり、やけにノドがカラカラになって、トイレに入って水を飲んだり。
早鐘のような心拍数がいったん落ち着いても、また曇り空なんかを見ていると元の木阿弥。辛かった・・・涙涙涙
受付の女の子に終わりの時間を聞いたら17:45くらいだという。今は17:26。まだ時間がある。
どこか明るい店にでも入って気を紛らわせたい。
なんとか暗い館内に戻って、荷物を全部取ってから、出ようと思ったら、
案の定3段ほどの段差につまづいて、これでもかってくらい壁に激突した
だから、ここの段差は危ないんだってば 目が慣れてないと、凝視しても段差が見えないんだもの↓↓↓
近所のLoftで時間を潰して、F氏と合流。
落ち着いて座りたいと思って、パーラー風喫茶店?に入って、ホットケーキのセットを注文。
その後のストーリーがどうだったか話してもらって、昔一度観たけど覚えてないもんだな。
そのままいろいろ喋っていたら、夕飯の時間になって、ホットサンドのセットを追加注文。
こんどはなんだか食べ過ぎた感でドキドキして息が苦しい
食べなくても、ちょっと食べ過ぎてもダメ。ほんとうに面倒くさいカラダだ。
慌てて外に出て、帰りの電車も空いてたけど、かなり辛かった。
もう一度クスリを飲んで、眠気がしてからは分からなくなってたけど(駅1コ乗り越した
こうなると、狭くなくても、特別なにも理由がなくても、ダメだってことだ。
今日観た映画に出てくる中砂という男のことを思い返していた。
「オレは産まれてから一度だってまともだったことはありませんよ!」
彼もまた自らの狂気にどうしようもなく怯えて、そこいら中を歩き回っていたんじゃないだろうか?
わたしの好きな絵本のひとつ『ゾマーさんのこと』も思い出した。
読んだのはずいぶん前だが、こないだ駒込図書館で久しぶりに見かけて、パラパラと読んでみた。
ゾマーさんは、町で見かけるといつもなにかに駆り立てられているように歩き回っている男で、
主人公の少年の母親が言うには「クラウストロフォビア(閉所恐怖症)」なのだという。
思春期の多感な少年の思い出というには、あまりにも強烈な人物。
******************************
これを書いていた間にも、部屋で回転性の眩暈がして、慌ててクスリを飲んだ。
ほんとうに自分と向き合わなきゃならないな。
このままだと生活が辛い。
写真はいろいろ撮ったから、その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~。