メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

あさイチのおまじない

2012-01-25 19:24:03 | 日記
あさイチ!「不安病を防げ」
ドラマ「カーネーション」の流れで「あさイチ」も見てるんだけど、今朝はちょうど不安症の特集だった。

「無理やり押さえつけると不安は巨大化する」とか、なるほどっていろいろ納得した。

そもそも「不安」は人にとって危険を知らせる大事な機能の一つなんだけど、
いろんな不安を普段は客観視している「客観視くん(背内側前頭前野)」が、
なんらかの強いストレスなどによって血流が悪くなったりして機能が低下して起こるパニ障。
その発作がまた起こるのでは?という「予期不安」でさらに悪化する。

不安要素から逃げて引きこもったままだと、いつまでたっても不安なままでよけい悪化するから、
クスリを飲みつつ、一つずつ不安要素を克服していくことが大事。
周囲の家族や友人は、一緒に電車・エレベに乗ってあげるなどのサポートが有効。


今日も気持ちよく晴れたから、それほど遠くない場所まで出掛けることにした。
各停の地下鉄に乗って、もし気分が悪くなったら降りるくらいの気持ちで、
早速、番組内で医師がススメてた脳トレーニングを試してみた(詳細はリンク先の番組HPにあり

それは、小川に葉っぱが流れているのをイメージして、
さまざまな考えが浮かんだら、それをそのまま葉っぱに乗せて流していく。
これは、「思考」と「現実」はあくまで別物で、「客観視くん」を鍛えることにつながる。
「禅」とも通じるんだって/驚
ちなみに「鬱」はパニ障とベクトルが逆らしいけど、パニ障が長引いて疲労が重なってくると鬱につながることもある。


もうひとつ、「魔法の言葉」ってゆうのは、不安な考えが浮かんだら、「○○と、思った」と付け加えること。
これも、不安そのものと自分が同化して飲み込まれるのを防いで、思考を客観視するおまじない。

歩いていて、眩暈がしている気がしても、それを小川(雲とかでもなんでもイメージしやすいものでよい)にそのつど流してみた。
いろんな不安や考えが浮かんでは流し、浮かんでは流し。
地下鉄構内の密閉感や天井の低さがイヤだなって思ったら、「不快だと思った」と頭の中で言い直してみる。

実際のところ、ずっと不安感を流しつづけて1日が終わった感じ/苦笑
でも、フシギと帰りの電車は落ち着いて乗っていられたし、人が乗ってきてもパニックにはならずに済んだ。

「暗示とは違う。認識(考えのクセ)を変えるだけ」てゆってたけど、暗示みたいなものじゃないかな。
それに、いろいろ感じて、考えるのがニンゲンで、自分なんじゃないかなって気持ちと相反する気がした。
たとえば、今日夕陽がとてもキレイだったけど、そんな感動もまた流してしまうことが禅なんだろうか?


んーーーーーー・・・
そもそもこうやって考えすぎる傾向を流したほうがいいのか



追。
ゆうべ、クリニックからもらったクスリを飲んだけど、吐き気はしなかった(ホッ×∞
でも、1時間もすると強烈な眠気。きっと睡眠導入剤も入ってて、夜眠れない人には効果があるんだろう。
今朝の目覚めもよかった・・・ような気がする。

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日比谷公園×日比谷図書文化館

2012-01-25 19:24:00 | 
日比谷公園
今日、出掛けてきたのは、2011年11月にリニューアルオープンした日比谷図書館。
ついでに日比谷公園を散策。いつもは夕方くらいに野音に行く際通るだけだったけど、
こうして改めてじっくり回ってみると、いろんな歴史的なスポットがあるんだな/驚

いつもの有楽門から入ると「心字池」があって、「第一花壇」にはまだ何も咲いてないけど、
可愛いペリカンから水が出る噴水と、フェリーチェガーデンてゆう洋館があった

ちょうど12時の鐘が鳴っていて、行ってみたら「自由の鐘」がまだちょっとだけ揺れていた。
テニスコートでは、学生や一般の方が硬式テニスを楽しんでいたし。

「三笠山」てゆう築山からの眺めもよい。
藤棚は季節になればきっとキレイだ。
鶴の噴水のある池もある。銅でできた鶴はけっこう古いらしい。

ケータイで写真を撮ってたら、テレ東の取材班に「ドコモのケータイをお使いですか?」と取材されそうになった/焦
2班くらいいて、公園内をウロウロしていたが、カンベンしてください


「首かけのイチョウ」は、以前、日比谷交差点脇にあって伐採されそうになったのを、本多静六さんが「首をかけても移植する」と言ったそうな。
松本楼はブッフェもあり。天気の良い日は、外のオープンカフェで食べるのも気持ちよさそう。

野音は今日は何もライブがないのか、まだ昼だったからか誰もいなくて、別の場所に見えた。
日比谷公会堂の1階は「アーカイブカフェ」になっていて、昭和感たっぷり。写真なども展示されてる模様。


日比谷図書文化館
B1Fはレストラン、1階は展示室で、奥にはカフェとショップがあり、
セレクトされた書籍、和テイストのバッグ、小物、雑貨もあったv

特別展「文化都市千代田~江戸の中心から東京の中心へ~
武士が明治維新を経て、いろんな職業を持って現代に受け継いでいった様子などの展示。
江戸の庶民の生活に急激に入ってきた西洋文化の絵なども面白かった。

▼常設展
映像やジオラマなどを通して、土器や地層から人々の暮らしの変化を伝える。
映像を見る前にソファとか欲しかったな。疲れやすいもので

4階は会議室やらで、図書館は2、3階。
なぜか左右に分かれていて、いろんなテーマに基づいたミニ展示コーナーが面白かった!

★キルギスの写真展:
素朴な市民らの手厚いもてなし、「日本頑張れ!」のメッセージ

★古いミシン:
ドラマ「カーネーション」つながり! 昔は夢の機械だった
コシノジュンコさんの著書ほか、バービーのファッションなどの本もあり

★フィンランド:
写真家の女性?が子どもの写真などを子供服にクリップしてたり、見せ方も可愛い!
でも、本物の毛皮もかけてあって、あれは誰の皮なのだろう・・・

旧一ツ橋図書館の蔵書
これは久々ときめいた 大正、昭和初期の貴重な本がズラリ!
館内貸出のみだけど、英米文学などもいろいろあって、
難しい文体で書かれている黄ばんだ本を手にとるとタイムトリップしたようだ。

その他に古地図のコーナーもあったし。
日比谷図書文化館は三角にとがったフシギな形をしていて、その三角部分が閲覧席にもなっている(足元がざわざわしてくるけど
窓際に沿ってずっとソファになっていて、日当たり、見晴らしもよい場所で本が読める工夫もされている。
道路側の窓は障子になっていて、さりげなく和の演出もされていたし。

児童書コーナーがないのが残念。客層もサラリーマン風が多い。
公園内も昼どきだったからか、スーツ姿(それもなぜか黒スーツ)の人もたくさん忙しそうに歩いていた。
観光の団体客もいたり、のんびり公園内でランチをする人もいたり。たくさんの人が普段から利用する公園なんだね。
まだ先日の雪のふきだまりが残っていて、日陰は凍結していて危ないけど、
雪かきしてる人もいて、陽の当たる道路はすでに乾いていたな。


その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ。


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