メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

わんこ相談@区民相談

2012-06-13 19:02:01 | 日記
近所の建築工事の騒音地獄+小型犬のムダ吠え地獄な毎日が続いて、
深夜まで吠えてる時もあるから、外の音を完全に遮断するヘッドフォンを探そうかとも思ったけど、
もう一度、トライしてみようと「騒音」に対する再挑戦ミッション開始。

【これまでの過程】

5.3 生活衛生課に電話相談(1回目)

■6.7 区の本を見て、「騒音」て書いてある環境保全課に電話をかけたら、
     生活衛生課に電話してくれと言われて、再び電話相談(2回目)

この間とは別の人が出て、
担当者「大家さんにゆってもダメなら、個人で行っても多分ダメだと思うので、
    たとえば町内会の会長さんに大家さんを説得してもらうとか、
    近所の方数人で説得されるとかしかないですねぇ・・・」

me「そちらでは何も対応してくれないってことですか?」

担当者「犬の騒音は件数が多いので対応しきれないのが現状です。法律的にもまだ何もルールがないので、
    わたしたちにも権限がないんですよ。区民相談に行かれてみてはどうですか?」

おっと、また回されましたよ。てか、衛生課意味なし
me「そこでは、具体的に何をしてくれるんですか?」

担当者「何をしてくれるというわけではないですが、弁護士の方が無料で近隣トラブルについての
    相談を受け付けてくれるので、事情を話して、法律的なこと、解決法をアドバイスしてくれます」

その予約を仕切っているのは、以前、就労相談に行った情報処理センターで、そこの4Fでもやっているが、
毎週水曜日のみ、近所の支所にも来て相談に乗ってくれるという。

月~金まで毎日13時から始まり、1人あたり30分まで(短かっ
同じ案件については、年に3回までで、継続性はなし。
その場合、都合によって別の弁護士になる場合もあるが記録は残してあるので受け継ぎは大丈夫。
当日は、10分前に行って「住民サービス係」が受け付ける。
キャンセルや、遅刻等の連絡はセンターに電話する。



なので、センターに電話して13:30~14:00までの予約をとって、行ってきた。
ら、いきなりなにかの理由で弁護士が遅刻するハプニング発生(おいおい
見ると、相談室の前には、わたしの前の予約の夫婦が待っておられる。
そして、わたしの次の予約のおじいさんもすでに来ている

職員「13:45頃になったら、もう一度来てもらえますか?」
me「1件につき30分なのに、45分に来るんですか?」
職員「案件につき、早く終わる場合もありますので・・・
なんだか、前の夫婦に申し訳ない話だが、上の図書館で時間をつぶして、
45分に来てみたら、やはり長引いていて、わたしは14時からスタートだった。


坂上二郎さんを日焼けさせたみたいなおじさんが、遅刻のことを謝るでもなく、
「ご相談は何ですか?」と聞くので、事情を話したら、結果をまとめるとこんな風。

法律的(民法)では難しい。
理由1:工事の騒音と違って、犬の鳴き声は一定の数値がとれないから。
理由2:騒音に対する感じ方はそれぞれ異なるから。

もし法的処置をとるとするなら
1.大家さんに飼い主を説得してもらう
 →従わない場合は強制的に退出してもらう権利がある→その際、次の部屋を紹介するなどの配慮をしたりもする
2.今回のように、大家さん自体、話を聞かない&飼い主も従わない場合は、第三者に調停してもらう。
  簡易裁判所に「調停員」て人がいて、間に入ってもらう。ただし「申し立て費用」有料で自腹

つまり、裁判にしても規制がないため、「騒音」と「迷惑」だけじゃ弱いし、
お金も手間もかかって、結局どうにもならないと思う。てさ。

一方、工事の騒音の場合は、計器で音量を測ることが出来るため、
 一定を超えていたら役所から注意も出来るが、結局は、調停しか解決法がない。
 マンションであれば、それなりに1世帯あたりのお金の負担が減るし、調停のほうが費用は安いから可能だが、
 個人でやろうとすると、やはり難しい(工事の音もうるさいんだけどね

me「たとえば、警察とかにゆってもダメですか?」

弁護士「警察は刑事担当で、民事に立ち入らないことになっている(へえ!
    まあ、近所の親切な交番の方なら、やってくれるかもしれないけど、
    基本的に、飼い主を訪ねて注意する権限はない/驚」

me「わたしは調停までするつもりはないし、現実的でもないから、またその旨衛生課に電話すればいいんですか?」

弁護士「たぶん、衛生課でもどうしようもないから、法律相談に回してきたんだろうけど、
    わたしが言えるのは、法律のことだけだから、あとは調停まで持ち込むかはその人次第」

これまでか。
「犬のムダ吠えの苦情は増える一方だ」ってゆうのに、それに対する対処法がないってどぅーなの?

しかも、弁護士のおじさんの言い方が、面倒臭いなあ、もう!みたいな言い方で、相談相手としてもどぅーなの?
親もずっと民事裁判を続けているけど、「何度も言ってるとおりい」て、いつも怒られて恐縮するらしい
高いお金を払って、専門家に頼んでいるのに、なぜ怒られなきゃならないのかが分からない・・・
毎日、似たような苦情ばかり聞いているから、弁護士って短気になってしまうんだろうか???

でも、ここの区民相談に「犬の騒音苦情」で来る人は少ないんだって/驚(工事とかは多い
me「工事の場合でも調停の話をして、みなさん納得して帰られるんですか?」
弁護士「ここで相談した後、どうしたかなんて聞かないから分からないけど、その人の気持ち次第だよね」て。。

「お世話さま~」て出て、時間を見たら、まだ14:20分だった。
なんだ、制限時間より早めに終わってるじゃん
そんなに急かした言い方しなくてもいいのに。遅れてきて時間が押してるのは自分のせいなんだから



まず第一にフシギに思ったのは、「ムダ吠え」て言葉自体、役所とかで知らない人が多いってこと。
「相談は何ですか?」「犬のムダ吠えです」「え?」「犬の吠える声がうるさい騒音問題です」て感じ。
これだけ、ペットブームなのに、しつけに対する日本人の意識の低さの表れか?

第二に、1回目の担当者は、「相手の正確な住所と名前が分かれば、行って説得して、指導もする」て話は
一体どこに消えてしまったのか?


もし、あのおじさんの家の前で同じことが起こったら、おじさんはどう対処するんだろう?
ぐったり疲れて帰ってきて、寝る時間を過ぎても、毎日何時間も、前の家のわんこがキャンキャン吠えどおしだったら?
奥さんに「あんた、弁護士なんだから、どぅーにかならないの?!」なんて毎日愚痴られたら?
結局、実際、自分が同じ目に遭ってみないと、人の気持ちなんてそうそう分からないんだよなぁ。
それとも、コネの別ルートで解決する方法を使えたりするのかな


でも、話が若干前後してるんだけど、最近、急にわんこが鳴かなくなったんだよね。
「急に」てゆうのがまた気になる・・・
まあ、わたしは、あのわんこが、ストレスのない、1日中吠えなくてもよい環境で暮らせれば、それでいいんだ。
でも、どこかに連れて行かれちゃったのかなあ?
それとも、飼い主ごと引越してしまったのかなあ?
うーーーーーーん



追。
工事はまだ続いているけど、ギュイイイイイイイイイインて掘削音みたいのはしなくなった。
将来は「無音の工事機器」が開発されないかなあ!ダイソンとかで/切願


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