メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

点取占い

2012-09-06 16:21:48 | テレビ・動画配信
毎朝♪ライオンハート を声高々と歌っていた青年は、
最近めっきり静かだなと思っていたら、
こないだ、たまたまゴミ出しにでた時にかちあって、
急にうつむいて、歩くスピードを落としたから、
わたしはそのままゴミを出したんだけど、
その間ずぅっとこちらを見ていた様子からすると、
かなり鈍感なわたしですら、意識されてることがバレバレだ

で、今朝は、またハイテンションで♪ライオンハート のサビの部分を歌いながら、
3回は家の横を通った。なんだか面倒くさいことになりそうな予感。。。


今日のおでかけ。
郵便局で派遣屋書類を出して→近所の図書館→銀行で大量の10円玉を入金w
→高円寺図書館→食糧買出し→今日は家に着いてからすぐ雷雨がきてセーフ


最近の気になるトピックス。

点取占い
昔、ミクシかどこかで知ったこの占いのことを急に思い出して、
いろいろサイトで見ていたら、自分も駄菓子屋でやってみたくなったw
今でもあるのかなあ???


日本人の家事労働時間はダントツ1位



「ゆうゆう散歩」のCM中でそんなことをゆっていた/驚
2位のアメリカとも大差の4時間24分/1日当たり。
ここにも日本人の働き蜂っぷりが如実に表れてる感じ


「あさイチ」ネタ。

空見ちゃん
飛行機グッズを集めたり、飛行機雑誌を講読したり(そんなのあるんだ)、
空港で飛行機を見ながらお茶したり、ショッピングしたり、、、
とにかく飛行機大好きな女子のことを言うそうな。
では、F氏は空見ちゃんでは?
道の駅ならぬ、「空の駅(芝山町)」って面白そうだった(遠いなぁ・・・
ちなみに雑誌名は、『旅客機アルバム』だって。


「ZIP!」ネタ。

お米を食べなくなった日本人

 

【理由】
1.お米以外の選択肢(パン、パスタなど)が増えた。
2.ダイエット(カロリー制限)のため。
3.米を炊く機会が減った(お弁当で買ってしまう

これらは、単身者や男性だけじゃなくて、主婦層から増えているって現象にもちょっとビックリ/驚
しかも、こないだのつつじヶ丘の町歩きで炭水化物部長と話していたことがまさにリンクしていたし驚×2


密売東京
なにやら面白そう



「エゴサーチ」
「インターネット上で、自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名で検索して
 自分自身の評価を確認する行為のこと。エゴサーフィン (egosurfing) ともいう」だって。

「ZIP!」の「おはよう忍者隊ガッチャマン」で、ジュンがケンに向かってゆってた言葉。
なるほど、こんな言葉もあるのか~。
音楽用語もそうだけど、ネット上の用語もどんどん増えていってもう追いつけない

スマイルキャラバンは、ダイスケ君だけで旅を回ることになったんだね。
ジッペイ兄弟がいなくて寂しいけど、笑顔でがんばっていて偉いなあ
タミーの♪さすらい を歌ってたv

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『アタゴオル外伝 ギルドマ』

2012-09-06 16:02:16 | マンガ&アニメ
『アタゴオル外伝 ギルドマ』(メディアファクトリー)
ますむら・ひろし/著者

読んでいるうちに、なんとなく、遠い昔に読んだおぼろな記憶がゆらゆらとよみがえる感覚がフシギだった。
目撃師の「網玄」がうどん食い放題に思わず釣られる1コマが笑える
そして、いつも小さきものには優しいヒデヨシの父性愛?には泣いてしまうんだ。

  

【大体のあらすじ】
村人がやたらとせかせかし始めた原因を探るテンプラたち。
森を支える聖なる樹「神聖樹」から、封印の扉のことを知るギルバルス
物凄い悪臭漂う沼にあるということで、ヒデヨシが紅マグロにつられて封印を解いてしまう。
現れたのは、太古の昔、大地を制したことのある植物の女王「ピレア」

女王は、様々なブキミな手下や、能力を使って、村人を植物化してしまい、
その魂を食べて若さを保ち、再び何もない大地に変えようと企むが、
女王と対で誕生した輝彦宮は、もっとも強い者を父親に選ぶ。それがヒデヨシw

  

ギルバルスも魂を食べられそうになるが、手下と入れ替わって助かる。
網玄は、輝彦宮に謎の呪文「ペゼルベス エナモスリ」を教える。
すると、輝彦宮を頭に乗せたヒデヨシの足が猛スピードでピレアの根っこまで走ってゆく
それを封印すればピレアは倒せるが、対の輝彦宮もまた消えてしまうと知って
ヒデヨシは必死に止める・・・



【本編抜粋メモ】

④発布
「規律の外に出るってことは怖いことなんだよ。規律の中に入っていれば、“自分”などなくてもいいからな

⑥旗
結局は自分がないのだ。いつも周りと比べている。そして、みんなと同じだと安心する。
 でもこの男(ヒデヨシ)は違う。他者からも世界からも完全に解放されている」

⑩憎しみの輝き
輝彦宮「封印したらオレは消えてしまうんだ」
ヒデヨシ「ちがうぞヒデコ。オレたちはな、トコトン生きるために生まれて来たのよー
誰かを助けるとか、森のためだとか、村のためだとか、そつけな(?)理由で命を落とすなんて
酢ダコどもがいっくらそそのかしてもオレが許さないわよー!」

網玄「輝彦宮の父親選びは正しかったんだ。オレは目撃師さ。
ピレアが輝彦宮を握りつぶそうとした瞬間、プレアの胸の底にこれが到達したのだ。
どんなにすさまじい憎しみがやってきても、それを本当に破壊するものは、
微笑みの中にしかないんだ」




【初期回想より】
⑥旗
花粉で作られた旗に森の民はひれ伏す。
記号にひれ伏し、何かに追随して蝿のような集団になってしまうことから、どうやって逃げ出すのか。
旗が変わるたびにその風向きになびく者たち。
それこそが波のように揺れる烏合の衆の怖さなのだが、あらゆる旗はだますための花粉で作られているのだ。

⑦胸の奥底
表紙絵のヒデヨシの瞳から涙。その粒に「KURA」とある。
子猫のクラはこの日、原因不明の症状で死んだ。
原因は、我が家の新築現場のシロアリ除けの砒素だった。
原稿を描く手を止めて嘆き続ける時間もなく、庭に穴掘って埋めてから
また机に向かって原稿を描いたりする。そんな時は実にたまらない気持ちになる。

⑧大地全体が
白土三平のキャラクターが網玄に影響を与えた。

⑩憎しみの輝き
このなんとも言えない空しさこそ、戦闘なのだ。本当の戦いに、どんな都合のいい最後があるというのか。
戦いで死ぬのは、老人ではなく、未来に触れず消えていく子どもたちや若者なのだ。
そうした意味でヒデコとは、あらゆる親にとっての、子どもなのだ。
この切なさの先のほうで、やはり微笑みだけが、夕陽のように輝いている。

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『アタゴオル外伝 ヨネザアド物語』

2012-09-06 15:43:38 | マンガ&アニメ
『アタゴオル外伝 ヨネザアド物語』(メディアファクトリー)
ますむら・ひろし/著者

・・・え゛て思うくらい別人のヒデヨシくんと、
画風はまるでつげ義春さんのように物凄い描き込みよう
テンプラなんて、ジョージ・ハリスンみたいだし(著者いわくロバート・レッドフォードを意識したらしい
『アタゴオル』の原点すぎます

  

リアルな戦争物語から始まって、とても癒し系とはほど遠いけど、
ますむらさんのアナーキーな部分が垣間見れて、これはこれで貴重この上なし。
しかし、『アタゴオル』で銃撃や殺人場面を見るとは思わなかった。。

ガンマンの着ている猫シャツや、返事の「ニャ!」とかは可愛い
訛ってるのは山形弁???
ヒデヨシくんの「目をつぶった顔」と「目を開けた顔」がまったく同じなのが爆
340ページの本棚には、なぜかさり気なく「スミレ博士」の著作が置いてあるしw


  

途中から急に画風が激ゆるに変わったのにも理由があったのね。
著者自身による2004年の文庫本にする時点での「回想録」を読みながら、
また本編を読み返すと、さらに味わい深い。

  



【本編抜粋メモ】

▼母なる大地の子どもたち
「初めてビートルズを聴いた時、これは何かあるぞと思ったんだ。
 毎日毎日聴いてるうち、俺の心の中にジョンの言葉が染みこんできて、
 そして俺も決めたんだ“9時から5時までの人生なんてまっぴらだ”

▼霧にむせぶ夜
「われわれは皆、他人の不幸を平気で見られるほど強い/ラ・ロシュフコオ」

「地球上のあらゆる生物の中で、もっとも欲の深い奴は誰もが分かっているように人間であります。
 奴らはまだ使えるものを捨てるほど欲が深く、一つで間に合うものを二つも三つも欲しがり、
 欲のためには仲間でも親でも殺します。
 環境破壊は、製品の大量生産による資源の乱獲とゴミによるものですが、
 それを支えているものは、あのおめでたい一般市民による大量消費なのです」

▼永遠なる瞳の群れ
「今手を当てているこの石がずうっと昔森の中にあった時、
 その周りで起こった出来事を見ているんだよ」

「人間や動植物がいつもユラユラ動いているその中で
 石はただじっとその風景を記憶していくんだよ
 ・・・だからね、この原っぱは“石の図書館”」




【初期回想より】
・『ヨネザアド物語』は、月刊誌『ガロ』を発行していた青林堂に9ヶ月勤めていた時に連載したもの。
・「第五回岩森大地決戦の夜明け」の表紙の絵の一部は、藤田嗣治さんの模写。
・「第七回岩森大地の戦い2」
 ブロンズ社より絵本の書き下ろしを依頼され、悩んだ末、青林堂を辞めた。
 その絵本が『青猫島コスモス紀』となる。
・「第八回再び大桑酒屋」
 “戦場なんか行かないで、温泉に行こう”

・最初に描いた「霧にむせぶ夜」が『少年ジャンプ』の手塚賞に準入選した。
 あらゆる人にとって、故郷の山くらいイイ山はない(うん、こないだもそんな話を自分もした
・「霧にむせぶ夜」を描いたのは、漫画家になりたかったわけではなく、金が欲しかったから
 ちなみに手塚賞の入選作賞金は50万円

・「理科室の地下で」
 はっぴいえんどの大ファンで、バンドを離れてから松本隆さんが、エッセイのイラストを依頼してきた時は夢のようだった。
・「アップル・タウン」
「ラッパ吹きには足がない」=どこの町にもいて、河の前でとやかく言いながら一生渡らない自称表現者を指す。
・「氷山1977」は、見開きの一枚絵を描きたい一心で描いた。やっぱりつげさんの影響を受けていたんだね

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