メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

notes and movies(2000.1~ part1)

2013-12-20 11:21:54 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回からルーズリーフシリーズに突入
自由に取り外せて便利だし、いろいろ気になった記事や写真をたくさんペタペタ貼るようになった。
前回までのリングノートでは、2000年が抜けてたから、ちょっと時系列が前後してしまったけれども、
今回はスヌーピーが貼ってある薄いピンク色のルーズリーフからのご紹介。

  

photo1:ムーミンのイラスト発見。
photo2:「星の王子さまミュージアム」に行った記録。
photo3:友だちの能のイベントを観に行った。寒かった~凍×∞

昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『檻の中の情事』(1993)
監督:オリヴァー・ヘルマン 出演:レスリー・アン・ダウン ほか
深夜番組をさまよってて、なんか映画でもと思って観た1本。裏の『ビキニの悲鳴』にもちょっと魅かれたんだけどw
異常にセクシー系の美女が、それでなくとも女に飢えてる問題多発地帯の囚人の先生になるってゆー設定が
すでにかなり危険だが、1回だけ情事?を交した囚人が、これまたもろビルダーバリバリのセクシー系。
こんな特典があるなんて、いい刑務所やん

「大きな夢に向かって前進あるのみ」と言ってラップを歌いだすラスト(なぜ?w
彼女は本物の歌手なのかも。しかし、ここまでのストーリーが台無しじゃないか!?
それに夫殺しの彼女を捕まえなくていいんかい、おいおいってカンジ。
でも、こんな話、アメリカならあってもおかしくない気もするからフシギ。


『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』(1999)

監督:スティーブン・ソマーズ 出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ ほか
ひとつの大冒険をやり遂げたインディ・ジョーンズな気分。
エジプトのロマンティックなロマンスに、歴史の魅力も加えて本当にぜーたく
劇場で観たら迫力だったろーなあ。悪の化身も目的が恋人を蘇らせるためなら納得。
もの哀しさと痛快さが残る。ヒーロー、考古学好きのヒロイン、悪運強いマヌケた兄、貪欲な男、
それぞれのハッキリしたキャラ設定が分かりやすい大娯楽作品。

ミイラが次第に肉付けされてゆく映像など動きも自然で迫力満点
再現されたエジプト文明や遺跡も素晴らしい。死してなお忠実な部下らにも感動。
現代でも次々と明かされるエジプトの知恵には限りないミステリーとロマンがあふれている!
退役軍人で飲兵衛に落ちぶれたおっちゃんがハデに活躍して死んでいく。
1人1人が脱落していくのは『里見八犬伝』風で何気ない脇役にもきっちり見せどころがあるのがイイ。


『ゴールデン・ボーイ』(1998)
原作:スティーヴン・キング 監督:ブライアン・シンガー
出演:ブラッド・レンフロ、イアン・マッケラン ほか
今作を恐怖映画と呼んでいいのか位置づけが曖昧。若い割にしたたかな少年と
地獄の沙汰を見てきた穏やかな仮面をかぶった老人。
人の中に潜む非情な悪に魅入られるということがどういう状態なのかは
当事者になってみなきゃ分からない(分かりたくないが
フシギで奇怪な縁につながれた両者の駆け引きは極上のミステリーなのかも。
残虐性は生まれるものなのか? 伝染するものなのか?

「人を殺すのはどんな気持ちだ?」

少年が老人に聞いた質問を今度は返され、何も説明できない。
無感覚で何も感じなくなるのが恐ろしいのかもしれない。なんだかテーマが重くて演劇っぽい。
レンフロのヌードや妙に色っぽいまっぱのシーンが多いのもサービスなんだろーか?w


『女と女と井戸の中』(1997)
監督:サマンサ・ラング 出演:パメラ・レイブ、ミランダ・オットー ほか
いったん疑わせて違うと安心させて、実は真犯人だったというかなりヤラれた感じのミステリー。
今気づいたけど、あれだけ演技の上手いKなら、もしかすると轢いた男も最初はグルだったのかも・・・とまで思えてくる。
田舎の中年女を騙すくらい少年院出の彼女ならカンタンだったことだろう。
それじゃあまりにもHが踏んだり蹴ったりで哀れなのに、ラスト、子どもらとともにヒッチハイクしてもらって
微笑むシーンでなんとなく同情も●(読み取れない)なるのはフシギな締め方。

全体が寒々とした青色を基調としていて、青春もなく育ったと思われる女の空しさと
それを埋めてゆく1つ1つの何気ない楽しみの過程も見せどころ。
主演のパメラは、今作で豪アカデミー賞主演賞を受賞している。


『鳩の翼』(1997)
監督:イアン・ソフトリー 出演:ヘレナ・ボナム・カーター ほか

「結婚してくれ。Mの金はなしで」「彼女の面影を愛さないと誓えるなら」

この時交わす愛も、重ねた体もなんと空しく冷たいものか!? 結局2人が結婚したのかも分からずじまい。
別れることもできず、一緒になっても3人目の影はあまりにも大きくて消えない。

ヘレナのいつものキャラなら「3人で暮らそう」くらい言いそうなんだけど、今作は少し耐える役。
いくら親友でも人間の心はうつろいやすく、正直であるほどウソはつけない。
愛する男は、よっぽど自信があったって貸すべきじゃなかった。
しかも死にかけてるなんてできすぎた設定。

マートン役のイギリス俳優は、久々美しい二枚目。次回作が楽しみ。
水の都ヴェニスの古くて神秘的な街並みが悲劇の愛にピッタリすぎて美しすぎるほど。
ゴンドラに乗って夜の河下りで古い建物の間を通って響く声で囁き合えば
ロマンティックな恋に墜ちないカップルはいないだろう。


『スパニッシュ・プリズナー』(1997)

監督:デヴィッド・マメット 出演:キャンベル・スコット ほか
“プロセス”という、形があるようで形のない発明、アイデア、著作権・・・
ネットビジネスへの投資をはじめとして、見えない利益に莫大な投資価値をおう現代。
「人は見かけによらぬもの」誰も信じられない。
そして個人の行動は、情報ネットワークですべて監視されている。

真面目で平凡な男を一気に極悪犯に変えることも可能。
そして無実を証明する手立てを残さない鮮やかで自然な罠、また罠。
カンペキ二枚目俳優スコットの久々の注目作。
スティーブン・マーティンを容易に信じちゃマズイと思うけどねw

一番利益が得られたのは社長じゃない? なんだか真犯人がよう分からんかったが、
オチが「日本人は誰も気にしてないからな」て、とことん差別した映画やん!
でもこの日本人で英語ベラベラなおっさん刑事はいい味出してるw

どのシーンも後々の伏線になっているから、最初から主人公がどう騙されるか、
後でどう挽回するのかいちいち気になる。
結局、警察が全部お見通しで、男は振り回されただけだったけど。

「人の顔を見れば善悪が分かる」「本当にそうならカンタンだがね」


『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)

監督:トニー・スコット 出演:ウィル・スミス、ジーン・ハックマン ほか
最近この手のが多いね。ホントに可能だってゆーからマジで怖い。
今じゃ電気&通信網なしの世界なんて考えられないからね。
逃げまくる息もつけないノンストップムービー。W.スミスの軽妙で憎めないキャラがイイ。

そんなに美人じゃない奥さんになかば尻に敷かれているスミスの図って妙にハマってて可笑しいw
老いてなお一筋縄じゃいかない男、ハックマンもハマる。

それにしてもストーカーなんてカワイイもんじゃんっな世界。オートロックを開けるのなんか朝飯前。
フツーに秋葉原に売ってるってゆーから他人事じゃない。盗聴器の探査機が一家に一台欲しい
“衛星カメラは真上からしか撮れないから上を向かない”フムフム、ひとつ学んだ
このまま進むとハッカーなんか人の口座から金をとったり、PCのデータは全世界共有みたいになっちゃうし・・・
いや~個人の生活なんて丸見え同然


『フェイス/オフ』(1997)

監督:ジョン・ウー 出演:ニコラス・ケイジ、ジョン・トラヴォルタ ほか
顔を外してそのまま移植する 今の最新医療なら可能かも、と思わず信じそうで信じられない
このアイデアがまずイケてる。そしてこの2大スターの競演
人生楽しまなきゃ損の極悪人と、一人息子を失った家庭派&必殺仕事人、
キャラがハッキリ分かれているから分かりやすいけど微妙な素性や体の動きも、それに伴うところも見所。
ラストの盛り上がりのボートアクションにビックリ。このスタントは表彰もの!
船を突き破ってボートが爆破しようとへーきなこの男、サイボーグ並みw

今作の隠れたもう1つの見所はN→Aに言うセリフ。「お前は人生の楽しみも何も知らない!」
犯人になりすますうちにヤク、女、もろもろの悪の楽しみを見て、
ムショでの悪人の扱いを受けるうちに自分が分からなくなるA。
脳はさぞかし混乱したことだろう。一番憎んできた顔と心がバラバラで。
人間、周りの環境や扱われ方で性格も左右されるっていうし。
見た目が変わっても変わらない夫婦愛と親子の絆、なんて理想的じゃん。


『ブレイド』(1998)
監督:スティーブン・ノリントン 出演:ウェズリー・スナイプス、スティーブン・ドーフ ほか
最近アメリカ人の間でカンフー人気が再燃してるのか?
銃弾がびゅーっと飛んでくスローモーション+なぜか東洋系の多い集団とのカンフー・アクション・・・
どことなく映像革新を起こした『マトリックス』風。

スナイプスがこれまでのどっかコミカルで軽いブラックのイメージを一新。カンペキ、ヒーローにひたりきってる。
それも吸血鬼がらみなのは、ちょっとB級入ってて面白い+侍映画ファンだったのか!?と思うくらいの剣さばき。
これも4週間の特訓したのかな?

どの吸血鬼映画も血を吸われる美女のシーンは妙にエロティックなんだよね。
ロシア語?喋って退治するヒーローはとことんクール。

「彼らはそこら中にいる」

バーの中では日本人の女の子がコスプレ状態で歌って踊り、それを見る日本人おやじたち。
あーそーかい、日本人はみんな吸血鬼かい
傷がすぐ治るなんて便利だなー。日焼け止めクリームと紫外線カットのメットで昼間歩くってのが笑える。
現代の知恵を使えば、かなり快適な暮らしになったんじゃないの、ヴァンパイアたちは?


『奇蹟の輝き』(1999)

監督:ヴィンセント・ウォード 出演:ロビン・ウィリアムス ほか
「死後の世界」のハリウッド版をウィリアムズが演じる異色ドラマ。
天国と地獄をCGで創り出すテリー・ギリアム風。
♪There's no Hell below us, above us only sky. すべては魂のままに。

「悲しみはいつまで続く?」「自分が終わりと決めるまでさ」

私の大好きな『メイド・イン・ヘブン』にも似てる。
リインカネーションが本当なら一番最初の人生って一体誰だったろう?
中には転生して地獄へ行った者もいるだろう。そしたらもう生きてやり直せないのか?
いろんなルールがあっても、やはりそれは個々の想像の世界なのか?

自分を許して、理解して、認めることが何より難しいのだろう。
人生は、それを学んでいくための長い永遠の旅だとしたら・・・?
「自分は存在する、と意識した時に自分は存在する」か。
犬は犬に生まれ変わっちゃうのかしら?w

絵の具で描いた山、川、湖、家を歩くシーン等イマジネーションのふくらむ限り、映像技術も日々進歩してゆく。
想像できることは実現できる! What a mysterious, wonderful universe!

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notes and movies(2000.1~ part2)

2013-12-20 11:21:53 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『ウェルカム・トゥ・サラエボ』(1997)
監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:スティーヴン・ディレーン ほか
ショッキングで生々しいボスニア紛争の犠牲者と砲弾に崩れる建物、
逃げ惑う人々のドキュメンタリーをまじえた構成が訴えるインパクトは強い。実話を基にした作品。

「ここで流行ってるジョークは“神はいるのか?”」

争う人間も愚かなら、戦争を作り、放置する政治家もしかり。
が、無視しているという点で私たちも同罪かもしれない。


『ポストマン』(1997)
監督・出演:ケヴィン・コスナー 出演:ウィル・パットン ほか
『マッドマックス』の郵便屋バージョンみたい。
ハリウッドのドル箱スター、コスナーの出演作選びはちょっと変わってるなあw
亡くなった父をまつって銅像を作り、メモリアルにするという完璧な蛇足付き

暗い世の中の時ほど希望を持とうぜってテーマで、2013年ていう微妙な近未来を舞台にコテコテに描いた話。
近未来ものは荒廃した世界を描き続けてきたけど、その年を徐々にクリアしながら
私たちはなんとか科学を発展させ、自然と資源をギリギリ保ってやってきている。
一種の警告として、これからもちょっと先の世界を映画は描き続けるんだ。


『始皇帝暗殺』(1998)
監督:チェン・カイコー 出演:コン・リー、チャン・フォンイー ほか
混沌の時代。人の命がなんとも軽くやりとりされる。
プライドを守るのにも、勝敗を決めるにも、人を愛するにも、平和を築くのにさえ命を簡単に捨て、
切り、死体の山が築かれる。憎しみが憎しみを生むエンドレス状態。
国を愛する気持ち、宗教、言葉の違いというだけで人は人を支配しようとし、無駄な戦争を繰り返す。
“平和のため”という大王の執念がこれだけの代償の末、成功しても、それは繰り返しの中のひとつでしかない。

人を愛する気持ちさえ霞み、歪まざるを得ない戦乱の世界。
今の世が幾多の戦の上に築き上げられているかと思うと背筋が寒くなる。
そこには人の数だけ愛憎劇と、癒されない想いが残っていることだろう。


『ラヴソング』(1996)

監督:ピーター・チャン 出演:レオン・ライ、マギー・チャン ほか
バイタリティあふれる街、香港。
その最も激動した年を舞台に、大陸から来た2人の男女のあくまで等身大の愛を描いた作品。
ここでキーとなる歌は、一度『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』でも聴いた、きっとヒット曲なんだろう。
何度もすれ違う2人にハラハラ、でも運命の糸を信じさせる再会にホッと和むラストがイイ。

やっと互いに自由になって巡り会えたソウルメイトって感じ。
ポケベル全盛期が時代を反映してたり、テレサ・テンを聴いてると大陸の者とバレるとか、面白い。
「夢をつかむ街」には表と裏が混在していて、弱い者は飲まれてしまう。
今作で学んだのは“好きな人が転勤になったらついていくべし”ってとこかなw
フツーっぽいマギー・チャンのいい役者ぶりと、爽やか好青年ライのカップルが
素敵な大人の恋愛を時間の流れとともに見せる。


『キャメロット・ガーデンの少女』(1997)
監督:ジョン・ダイガン 出演:ミーシャ・バートン ほか
少女の中の寓話と現実が交錯したフシギな世界。
働いても実らないイギリスの下層労働者階級の苦しみも重いテーマとなっている。

「トラックを売ればローン機が買えるが仕事に行けない。
 チェーンソーを売れば仕事がしづらい。もうどうでもいい!」

靴を投げると森になるラストシーンはいきなりファンタジー。
思うに都合のいい時だけ友人で、ちょっとしたことで裏切ったのは少女のほうで
世間知らずが招いた悲劇ととるべきか、孤独でつながれた真の友情ととるべきか、
それとも寓話ととるべきか、ちょっとハンパな印象が残る。

トレント役の俳優はインディ時代のブラピのような野性味ある魅力がある。
ませた少女役のコにも注目。


『ヴィゴ』(1998)

監督:ジュリアン・テンプル 出演:ロマーヌ・ボーランジェ ほか
ラスト船上で踊る2人は解放された魂か?
今ではヴィゴ作品は認められて高く評価されている。いつでも時代の認識はずっと遅れているんだ。
短い半生を激しく生きたベターハーフの愛の物語が映画にならないわけがない。
これは80年の長寿にも劣らず、皆が体験できるものじゃないフェアリー・テイル。

ヴィゴ役の俳優はどちらかというとキートンの自伝映画向きでは? ボランジェの美しさが見所。
だけど皆ムリして英語で喋らなくてもいいんじゃないかい? ヴィゴはフランス人だろうに・・・
日本もそうだが、結核=死の病気だったんだね。キスとかで感染するってゆうより、
空気感染だから、側にいるだけでも感染するんじゃないかって考えは誤りだろうか?


『ディアボロス』(1997)
監督:テイラー・ハックフォード 出演:キアヌ・リーブス、アル・パチーノ ほか
戸田奈津子訳。
何度も人生をやり直すチャンスを与えられただけでも幸せなのに、また同じ過ちを繰り返す人間って本当に愚かだね。

「神はサディストだ。人間に本能と法を同時に与え、右往左往するのを見て楽しんでいる。
 俺はずっと人間界でやってきた。好きに選ばせ、裁かない、最後のヒューマニストさ。
 人間の最大のファンなんだっ」てセリフはイイ。

長い教訓じみたセリフ(途中、外国語も混ぜつつ)を吐くアル・パチーノの表情は悪魔そのもの。
何でも訴える国アメリカの嫌われる職業NO1の弁護士が、実はDEVILだったってのが笑える。
何千年も生きてる悪魔も継いでくれる息子が必要なのか~w
でも彼ならまだまだ現役バリバリでイケそうだぞ。とにかく何度でもチャンスは巡ってくるし。


『グッバイ・モロッコ』(1998)
監督:ギリーズ・マッキノン 出演:ケイト・ウィンスレット ほか

「まだ男を愛しているのですか?」「ええ、愛しています」

こんな単純な事実を人は自分で知っていながら認められず苦しむことがある。

「英国人だからってリッチとは限らない、むしろ大半が貧しいの」

こんなところにイギリスのお国事情が見え隠れする。

『タイタニック』で大メジャー女優となったケイトにとっても、その大層な仮面を脱いで癒す1作になったのでは?
活気に満ちた町、広大な自然、ラクダ、砂漠・・・異国情緒も生活する金がなければ厳しい現実があるだけ。
'70のヒットナンバーがたくさんBGMに流れるのが嬉しい

「涙は過去を思い出すもの。涙がなかったら過去を思い出すこともなく、神にも出会えない」


『ダロウェイ夫人』(1998)
監督:マルレーン・ゴリス 出演:ヴァネッサ・レッドグレイヴ ほか

「時は流れ、もっと歳をとり、“先へ行こう”とする気力がなくなる時がある。
 でも若者に共感し、同情できる自分を大切にしたい」

戸田奈津子訳。
イギリスの美しい庭園にクラシックな衣装が映える。バネッサの円熟した演技を堪能。
このヒロインのように優しく理解ある夫と娘との静かな余生なんて理想的ではないか?
昔の恋人ともラストはともに踊り、わだかまりも平穏な思い出として接することができる。
こんな風に人生を楽しみ、振り返ることができたら、この世に生を受けたことへの十分な恩返しになることだろう。


『メリーに首ったけ』(1998)
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー 出演:キャメロン・ディアス ほか
時々出てくる愛の歌をうたう2人組が可笑しい。
「悪人を見分ける犬パフィ」を眠らせ、死にかけて、電気ショックを与えたら燃えちゃって、
パフィはAも襲って窓から落ち、全身ギブスで車の上に乗せられているのも笑える。
こんなに性格もスタイルもカンペキな(男の趣味はちょっと疑うけど)女の子はなかなかいないっしょ。
今作でブレイクしたあっけらかんとしたアメリカンなキャメロンの魅力がやっと分かった。


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notes and movies(2000.1~ part3)

2013-12-20 11:21:52 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『スライディング・ドア』(1997)

監督:ピーター・ホーウィット 出演:グウィネス・パルトロウ ほか
皆が思う「あの時こうしていたら・・・???」
私たちは1秒毎に選択し、選択を変える毎に微妙に違った次元の人生を歩んでゆく。
どの選択が正しかったか? どの結果が幸せになれたか?
莫大な可能性より、今を大切にしなきゃ。
MPのギャグが要所に使われてるのが気に入った。エンディングのセンスも抜群。

「MPのギャグ知ってる?」
「Always look on the bright side of life?」
「いや、Nobody expect Spanish~」

それにしてもAの煮え切らなさはムカツク! 元カノがついにキレて別れたのも当然。

「あなたという急行列車が止まって私を乗せてくれるのを切符を握って待ってるのよ。
 放送は“急行は遅れているのでバスをご利用下さい”という。私はバスに乗るわ!」

とはイイ捨てゼリフ。的を得てる。ストーリーの工夫もイイし、脚本もイイし、配役もイイ。
J役なんか三枚目のイイ味出してる。
1と2が同じ場所に交差してるってアイデアも面白い。
どこかに別の人生を歩んでいる自分がいて、時々知らずにすれ違っていたら面白いな。


『6デイズ/7ナイツ』(1998)

監督:アイヴァン・ライトマン 出演:ハリソン・フォード ほか
フォードが老年にしてまだまだ現役! ほとんどのサバイバルシーンを2人で撮って
美しく開放的な南国ロケにしてはタフな撮影だったろう。
観光気分で冒険とロマンスが楽しめる。機内で観るにはいいエンタテイメントだ(不時着シーンを除けば
いろんなサバイバル法が学べるし、でもやっぱ無人島にはナイフと頼れる男が必要だねv


『ブラス!』(1996)
監督:マーク・ハーマン 出演:ピート・ポスルスウェイト ほか
『フル・モンティ』系イギリス下層労働者階級を描いた作品。
炭鉱が140も閉鎖され、25万人が失業した。
「産業革命」で消えてゆく運命とひと言ではいえない、人、家族、友人の形がある。
それをクラシックを演奏するブラスバンドを通して描いたところが魅力的。
指揮者ダニー役の俳優は渋すぎ!
働くほど肺が真っ黒になり「手術台も真っ黒になった」というのはすさまじい。

「トロフィを拒否する。音楽は大事だが、人間はもっと大事だ。
 クジラ等を大事に守る前に人、家族、友情を守るべき」


『マッド・シティ』(1997)

監督:コスタ・ガヴラス 出演:ダスティン・ホフマン、ジョン・トラヴォルタ ほか
ふくれあがったマスコミ業界、真実も嘘も操作され、作られてゆく。
“世論”が簡単に左右する様子が怖い。
ホフマンがスゴ腕の記者を冷徹に演じ、トラボルタが事件以外はトコトン“いい奴”で
図体の割に気の弱い犯人を完璧に演じてる競演も見所。
Sが守ろうとしていた家族、妻が夫を責め、ダメ人間だと追いつめていたとしたら皮肉だ。

「犬を飼っている人に悪い人はいない」
「母親の涙は効果的」
「Cは黒人だから偏見と思われる。白人主義者に気をつけろ」

とにかく大衆を操作するキーはいくつもあるようだ。
それに関係なく「射程内に入ったら殺せ」と冷静にいうFBIのほうが殺人犯に思えてくる。
人々の味方になるはずのマスコミが人を追いつめ、ラインから外れた者を絞め殺していく。
人の良心まで操れるとしたら恐怖だ。逆に成功していたら、
「仮釈放→本で金儲け→釣りの番組をもつ」てことも起こり得るから、それもコワイ


『パラサイト』(1998)
監督:ロバート・ロドリゲス 出演:ジョシュ・ハートネット ほか
基本的に『スクリーム』の殺人鬼をエイリアンに変えたやつ。
小学生が同級生を銃で撃ち殺すようなアメリカの学校なら「エイリアンの仕業に違いない」と思ってもフシギじゃない。
映画ネタを混ぜるところが今っぽい。『スクリーム』がホラーオタクなら、こっちはSFオタク向けw
けどラスト、モンスターが自動折り畳み式の階段にはさまって死ぬっていうのは、
実際それで亡くなった生徒がいるのに悪趣味。
『ねらわれた学園』にも共通。♪Changes D.ボウイの名曲のカバーが使われている

結局戻るなら、さっさと伝染していたほうがラクだったかもw
「一番意外な人が犯人」「一番弱そうなのが最後に残って勝つ」
いろんな基本ルールがある。これも2、3とできるのかな?
水で増えるから大量の自然水をゴクゴク飲んでるって図が笑える。


『メビウス』(1998)
監督:マイケル・アルメレイダ 出演:アリソン・エリオット、クリストファ・ウォーケン ほか
ストーリーはありがちだけどセリフが詩的で静かな映像美を楽しむ系。
久々観たウォーケンの元気な姿も見所。「叔父は変だわ」She's right!w
ラストまでいるのかと思いきや、すぐ死んじゃう役だなんて・・・残念。


『恋におちたシェイクスピア』(1998)

監督:ジョン・マッデン 出演:グウィネス・パルトロウ、ジョセフ・ラッシュ ほか
「今度は喜劇を書いて、私はいい役にしてね」
舞台にはなにか分からぬ魔力が潜んでいるらしい。"It's a mystery."

当時は女王の余興として芝居が発展していたのか?
衣装もセットも復元して素晴らしい。昔の風習もいろいろ面白い。
マキューシオ役を演った俳優、最近どこかで観たんだけど思い出せなくて気になる。

誰がどう演じても感動で泣ける永遠の悲劇「ロミオとジュリエット」。
何百年経っても人の心を動かす物語を書いた作家シェイクスピアはやっぱり天才というほかない。
輝くブロンドに愛嬌ある笑顔のパルトロウは作品毎に全く違った表情を見せるフシギな女優。
今作でオスカーを取ったのも当然。ますます躍進するイギリス映画界に期待大。


『パパラッチ』(1998)
監督:アラン・ベルベリアン 出演:パトリック・ティムシット ほか
こちらはマスコミ界でも底辺にいるパパラッチ。スターの私生活なら何でもネタにし裸にして金をとる。
目的は大金か? 使う時間もないのに。家庭を捨てて、クズだと知りつつ追っては撮るフシギな稼業だ。
アンディみたいに「その日ニュースに載ってなかったら負け」ぐらいに開き直らなきゃ、
有名人のプライバシーなんて絶対あり得ない。


『ワグ・ザ・ドッグ』(1997)

監督:バリー・レヴィンソン 出演:ダスティ・ホフマン、ロバート・デ・ニーロ ほか
戸田奈津子訳。
これだけ似てるとクリントンの一連スキャンダルにも裏にプロデューサーがいたのかも?
これは世界規模の大ウソ。プロが集まればウソが真になる。証拠はTV。

「戦争でも起こらないかぎり人々の関心をそらせない」

じゃあ、戦争をでっち上げようってなことで、説を流すと、
たちまちテレビ・新聞はそっちに飛びつき、スキャンダル記事は後ろにのけられた。
少女が子ネコを連れて逃げるシーンを合成であっとゆー間に撮れちゃう最新技術には唖然。

「湾岸戦争だって本当に起こったと誰が証明できる?」
「ハリウッドにはもっとスゴイのがいるさ」w
「秘密は話さない。これが肝心だ」

今の映像技術なら月面上陸だって再現できる。
「戦争はショービジネスだ」と自信満々に言い放つセリフにも一理ある。
ジョニー・キャッシュまで参加してるのが可笑しいw
人々の心を歌うフォークソングシンガーが政治屋の手助けしてるってのが笑える。

ホフマンとデ・ニーロの競演もバッチリ。ホフマンは前頁の作品ではニュースを撮って操る役、
今作ではニュースを作って操る役、両方を演じて私たちにマスコミの影響力の怖さを訴えている。
こんなに噂になった問題作もやっぱりプロデューサーは影の脇役なんだろーね。

「犬がしっぽを振るのは、犬のほうが賢いから。
 しっぽのほうが賢かったら、しっぽが犬を振っているだろう」


『FIRE LIGHT』(1998)
監督:ウィリアム・ニコルソン 出演:ソフィー・マルソー ほか
『ジェーン・エア』系の話。よく似てるな。
禁欲的な髪型とコルセットを着けててもソフィはやっぱ色っぽい。

「女は夫の言うなり。自立するなら学ぶこと。どのみち女は囚人なのだから

「暖炉の前で灯りを消すと時間は止まり、そこで起きたことは忘れられる」

子どもの心が荒れるのは、愛されていないか、愛し方が間違っているせい。
手描きのカードに絵と文字を書いて読み書きを教えたり、
暖炉の前で1日の終わりにルールのない時間を設けたり、愛情ある教育が素晴らしい。


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notes and movies(2000.1~ part4)

2013-12-20 11:21:51 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『イヴ』(1991)
監督:ダンカン・ギビンズ 出演:レネ・ソーテンダイク、グレゴリー・ハインズ ほか
働く女性のプレッシャー、日々の何気ないセクハラって男性にはわかんないだろーな。

「女が性の意識に目覚め、感情的にも豊かでかつ知的能力を発揮しようとするなら、
 さまざまな障害や社会の変化のあり方について敏感でなければならない。
 でないと昔ながらの“女らしさ”の型にはめられたまま生きることになる。
 ノーマルな“女らしさ”とは、実は束縛された女の姿でしかない
ルイーズ・J・カプラン


『裸の銃を持つ逃亡者』(1998)
監督:パット・フロスト 出演:レスリー・ニールセン ほか
ブッ飛ばしまくりの今シリーズ。「本気で他の作品をパクってます」てテロップ通り、
話の内容なんてどーでも「あ、このシーンは!」と見抜けた時が楽しい。
(途中寝ボケてて覚えてない)
『ミッション・インポシブル』のパクリも笑えた。コードに絡まって落ち、
お菓子とかがポケットから出て非常線にひっかかりそうになるw
ヒット作があるほど、それをパクるニールセン軍団がいる。


『あなたが欲しい』(1998)
監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:レイチェル・ワイズ ほか
例の問題作『日陰のふたり』を撮った監督なら納得。
男女のドロドロした、ままならない関係がすきなんだな、この監督。

死体遺棄や、それを手伝ったら罪じゃないの? フシギな法律。
田舎町にレイチェルみたいな官能的な美人がいたら
殺人事件になるような男女のもつれが起こってもフシギじゃないな
女の子がその性を解放して力づくで男に迫られずに若い時間を楽しむって不可能なのかな?
それぞれワケありのキャスティングが魅力的。
近くに海があるとあっさり殺されて、捨てられる心配があるね。
でも縛って落とすだけじゃ、どっかで見つかるよな『ツイン・ピークス』みたく。


『サイモン・バーチ』(1998)

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 出演:ジョセフ・マゼロ ほか

“神さまは人間に生きる目的、産まれた理由に意味を与えた”

私たちはそれぞれ影響し合って幸福を目指して生きている。
『ガープの世界』の著者は、確か『ホテル・ニュー・ハンプシャー』と同じ人じゃなかったっけ?
ユーモアを交えて「人生は不公平だ。けど、それでも続いてゆく」っていう温かく見つめるまなざしが一貫している。
小さな名優の誕生。ジョー役も美少年。J.キャリーのゲスト出演に驚いた。

いろんな傷を乗り越えて、すべてが淡い思い出の記憶になってゆく。
心の友を持った少年期とは、どれほど尊いものか。
1日1日の記憶は呼び戻せなくても、自分の心と体の中のどこかにちゃんと残っていて、
後で助けとなり、癒しとなり、前進する元気になるものなんだ。


『この森で、天使はバスを降りた』(1996)
監督:リー・デヴィッド・ズロートフ 出演:アリソン・エリオット ほか
ベトナム戦争や、性犯罪、かたくなな小さな町の住民の誤解は、アメリカの影を反映している一方、
懸賞金で一儲けするアメリカン・ドリーム、誰にでも気安く声をかけるPの奔放さはアメリカの光の部分でもある。
森、川、滝、草原という自然と、そこに住む人々。心を癒す人間ドラマ。
『メビウス』とはうってかわったドラマティックな演技に注目の女優。


『STUDIO 54』(1998)
監督:マーク・クリストファー 出演:ライアン・フィリップ、マイク・マイヤーズ、サルマ・ハエック ほか
あんなに金がうなるほどあってもSの楽しみは、酒、ドラッグ、
そして何より成功と、客が喜び、満足することだったのだろう。
ラストのスナップには、アンディはもちろん、スタローン、D.ロス、ライザ・ミネリほか、
よく知らないモデルとかの面々が勢ぞろい。
ヒッピーやファンク、サイケの全盛期'70~'80って
アメリカ人には本当に特別の思い入れ、郷愁があるんだろうね。


『ラスト・ウェディング』(1996)

監督:グレーム・ラティガン 出演:ジャック・トンプソン、ジャクリーン・マッケンジー ほか
久々熱い涙がボロボロこぼれた作品
“死”をテーマにしてるのに湿っぽくならないのは
アメリカ特有のあっけらかんとした明るさ、ポジティヴな国民性か?
今、急に行きたくなってる南の島が舞台なのもイイ。

「奇跡は過去のもの。天使は信じる?」
「奇跡は毎日起きている。近づくほど見えてくる」

何事にも偶然などないのかも。完璧なパートナー探しをしている人にとっては、
まさにパズルのピースがピッタリはまったような1本。

「私は死にかけているんじゃない。(I'm not dieing. I'm living. I'm loving.)」

死の恐怖、不安すらも克服して、その後の1人の人生も満たすことのできるパートナーシップとは一体どこから生まれるのか?
それも単に運命からじゃないだろう。
自分が本気で望み、自分を本気で与えた時に初めて本気で愛されるもの。
私にそれができるだろうか??


『一人で多声ライブ 完売伝説 ボイス・イリュージョン いっこく堂』
友だちオススメ。曰く「1人衛星中継は面白い!」それは残念ながら入ってなかったけど、
ビデオ発売するくらいだからきっと注目されてきてるんだろう(CMにも出てる?
ライヴ収録で出演は1人+いろんなキャラのマペットたちにそれぞれ特徴づけて紹介するVTR、
お台場(ぽい)背景にアメリカ進出の夢や、夢で本名じゃなく「いっこく堂!」と叫ぶ
親衛隊にちなんだ芸名にしたとかのインタビュー付き。
これはもう本人も言う通り、笑いの枠を超えた“芸”の世界。
腹話術っていう伝統芸+現代の要素を融合させたエンターテイメントだ。
(ネタ詳細は割愛)


『NEPTUNE LIVE 1999』
久々見た3人のコントライヴ。ゴールデンタイム進出に、名倉っちはスキャンダルスクープまでされて、
すっかり芸能界にも馴染んできて(?)超多忙な中でのネタ作りは大変だろーに。
ネプのコントビデオって、笑いの後になんだかホッとするドラマがあるのがイイ
今回は1人コントも各々頑張ってるし、何度も見ると芸の細かさが意外。
(ネタ詳細は割愛)
いつもの♪チュールチュッチュ て歌も出るし、ホリケンの女の子役は本当にカワイイ
コントって俳優の素質もろもろがないと出来ない芸だよね。


『スヌーピーとチャーリー~ヨーロッパの旅』(1981)
原作:チャールズ・M・シュルツ 監督:ビル・メレンデス
「ピーナッツ」のビデオも10本近くあってアニメとして初めて観た。
吹替えだから本当のキャラの声が分からず残念だが、
スヌーピーは一応犬だから?あまり喋らず、声はミッキーと似てる。

運転したり、パスポートで当然のように通行できたり、大酒飲みだったり、
今までのイメージを大きくくつがえす単にカワイイだけじゃないことが判明!!
チャーリーだって結構しっかりしてて、のび太くんほどトホホな子じゃないし。
今作はヨーロッパ旅行とあって米と欧の文化の違いも含めて一緒に旅行気分も楽しめる。

なぜスヌーピーがVIP扱いなのか、酒場でルートビアを何杯飲んでも金をとられないのか不明??
とにかく2本足で歩くスーパードッグ。犬でもないのかも。
「なんであいつ何も喋らないんだ!?」とチャーリーが叫ぶ気持ちも分かる。
フシギなユーモアセンスで成立している世界だな。

コメント

notes and movies(2000.1~ part5)

2013-12-20 11:21:50 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part4からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『爆チュー問題のでたらめチューズデー1』(1999)
友だちオススメ「ポンキッキーズ」から生まれた1コーナー。

♪でたらめなうた
 でたらめな一人 でたらめな一人 でたらめな一人 どこにいる
 タンタタターンタタ タンタタターンタタ タンタタターンタタ タカタカタ
 朝おきたら「こんばんわ」 夜ねる時は「ごちそうさま~」

は、CD化までしてる。本シリーズももう5~6本も出てる。
なんか毎回やりながらスタイル決めているかんじ。
(ネタ詳細は割愛)


『クジラの跳躍』(1998)
原作・監督・脚本:たむらしげる ナレーション:永瀬正敏
透明な薄緑の海はガラスでできていてキラキラと周りを映し込む。
CG技術がこんな風に人の眼と心に優しいのは使う人によるのだろう。
現在も過去も混ざり合って、現実とファンタジーも混ざり合って、
フシギにゆったりとした短編。

シンプルな楽器(とくに木琴)の音が体の中に響き渡る。♪ウォーターマンのうた がイイ。
なぜ、たむらさんの主人公は白いヒゲを長くのばした老人が多いのか?


『いっこく堂劇場』
「ポンキッキーズ」か「おかあさんと一緒」のコーナーででも使ってたのかな?
1話数分の全12話を現代風にアレンジしたもの、原作に忠実に語ったものをとり混ぜてある。
友だちが言ってた衛星中継ネタもちょこっと入ってる。あとキャラの紹介も。
もう完成された世界でキャラも固定してるんだな。
現代っ子に合わせてTVゲームに夢中になるってシーンが何度も出てくる。

こう観ていくと昔話って“教訓物語”っていってもいいくらい倫理観が強い。
それを話、動物などの形を借りて子どもの頭と心に刷り込むわけだから、
話し方、まとめ方にも気をつけないと誤った解釈で受けとられたら危険じゃないか?


『失われた週末』(1945)

監督:ビリー・ワイルダー 出演:レイ・ミランド、ジェーン・ワイマン ほか
たしかワイルダーはもう1本アルコール依存症の映画を撮ってたよな。なにか思い入れがあるのかな?
アルコール依存症が一種の病気だと認められたのはいつのことか?
それまでは、ただの大酒飲みとされてきた彼らの苦しみが克明に描かれている。


『エリザベス』(1998)
監督:シェカール・カプール 出演:ケイト・ブランシェット ほか
生と死を身近に感じる数奇な運命をたどったエリザベスが深い愛を知りながら
英国女王として国を治める立場を選び、結果40年の黄金時代を築き上げるまでの
激動の時代を切り取った1作。

「1人の女の幸せを捨て、英国と結婚する」
「男妾はいたが、夫は持たぬ!」
「女王に愛されるためにどれほど苦しんだか。真実の愛など知らないほうがいい」

髪を切り、顔を白く塗った女王はピエロのようだけど、自ら偶像になって人間性を捨てる勇気がスゴイ。
立派に国を統治した才能は天性か?
ひとつの神“英国国教”に統一した業績もスゴイことなんだろうな。
一瞬マリア像のまなざしがダブるシーンが印象的。


『アイズ・ワイド・シャット』(1999)
監督:スタンリー・キューブリック 出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン ほか
キューブリックの遺作となった今作。トムとニコールの夫婦共演でも話題となった。
夫婦間の性意識の違い、モラルを越えて制約も取り払った男女に戻って
欲望をぶっちゃけた自分と同居している、日常の役割を演じて仮面をかぶり、ルールに従っている自分。

夫婦でも異性に魅力を感じて当然だし、嫉妬心もあるのを認めた上で互いを理解し、
パートナーとして人生をともに歩んでいくなんて理想じゃないか?
タイトルは大きく目を閉じてる。悪夢と現実の境が分からなくなりつつ、
ひっくるめて互いを見つめなおして危機を乗り越えられたこの2人はやっぱラッキー。

大勢の男らと交わる夢を見るのは抑圧された欲望のせいか?
衝動のままに行動せず、社会を築けるのが人間。でも現実だけじゃ刺激がなさすぎて、つまらないのもまた真実。
情熱を持ちつづけるって夫婦間じゃ難しいのかな。


『ロベルト・ベニーニのMr.モンスター』(1994)
監督・出演:ロベルト・ベニーニ 出演:ニコレッタ・ブラスキ ほか
『ライフ・イズ・ビューティフル』の同じ顔合わせが嬉しいベニーニお得意の勘違いコメディ。
始めから終わりまで喋り通しのスラップスティック。なんか口と声が別だと思ったら仏も合作。
『仕立屋』で主演した男優が「ボクが仕立て屋に扮するから」て楽屋ネタで笑える。

なごやかに見守る紳士がイイ味出してる。
モデルルームに住んでいるのか、度々オーナーが来て、客を案内するが、
リモコンをケータイに見立てて「非常ベルがウルサイのなんの~♪」と歌って踊ったり、
顔にボツボツを書いて「すごい感染する病で。やーかわいい坊やだ、抱かせておくれえ~」と芝居を打ったり/爆 やり放題。
スーパーのレジの警報機も鳴りっぱの故障に見せかけてコートにどっさりくすねてきたり、ここまでやるか?
分かるでしょってほどの誇張も愛嬌。


『カーマ・スートラ 愛の教科書』(1996)
監督:ミーラー・ナーイル 出演:サリター・チョウドリー、インディラ・ヴァルマ ほか
親がインド旅行した時、本作の撮影場所にバスで12H揺られて必死の思いで行ったとか。
これは王宮の話だから一般人の貧しさ、不衛生さは一切見られない(ほかのインド映画もそうだな
体位や性技を統括したカーマ・スートラは、むしろ、それを越えて男女が精神的に歓び、交わる、真の愛を説いている。
完璧な美しさを誇るインド女優を観ているだけでもウットリ。
英語が半母国語になっているというのが意外だった。

あてもなく旅立つマヤのラストシーンが印象的。
魂で結ばれた者は、たとえ互いが離れていても満たされるって境地なのかな?

「仲が良かった子どもの頃に戻りたい」
性に縛られることのない幼年期はたしかに自由と言える。

「女という性的魅力を最大限に使って男を虜にする」
恋愛の参考書にはなるけど、性的対象の道具にはなりたくない。


『アメリカン・ビューティー』(1999)劇場にて

監督:サム・メンデス 出演:ケヴィン・スペイシー、アネット・ベニング ほか

「死によって得られるのは、怒りや悔いじゃなく、感謝だ。
 この世のあらゆる美の前に圧倒されて。君も理解できるだろう」

それぞれ目的も性質も違う個の集まりである家族という組織を考えさせられる。


『渡辺プロ Live Special '98』
出演:大隈いちろう、シャカ、いつもこれから、アクシャン、やるせなす、ビビる、ふかわりょう、TIM、、、

ピーピングトム
宝塚系の濃い~コントは、なぜかてっぺーちゃんのMCコントにソックリw

ネプチューン
「(健の髪が)ヤマタのオロチみたい」w
健の恋のおまじない「ビダルサスーン」爆
いつもオチが弱くて、その過程が笑えるんだよね。

コメント

notes and movies(2000.1~ part6)

2013-12-20 11:21:49 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part5からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『双生児』(1999)
原作:江戸川乱歩 監督:塚本晋也 出演:本木雅弘、りょう ほか
乱歩の作品なのか。異常な感じはそのせいか。
それを表するのに眉を皆塗りつぶしているところに怪奇ながらも美を感じる。
でもストーリーは、ありがちな感じに小さくまとまってしまってるのが邦画たるゆえん。
モッくんが元シブガキ隊だなんてことを忘れるくらいw、演劇派になってどんどん成長してるのが分かる。

明治初期ってまだ貧富の差がこんなに激しかったんだな。
それぞれの交流はなく、ペストなんて流行るような悪環境に住む人々もいたなんて、
つい数十年前のことなのになんか信じがたい。


『渡辺プロプレゼンツ お笑い全員集合ワッショイ!』
出演:ビビる、呪いのビデオ、大隈いちろう、ゴルゴ松本、シャカ、ネプチューン

これで金とってナベプロ大儲けじゃん。なんでも撮って売ればいいってもんじゃないっしょ。
ネプ入れとけばとりあえず売れるかな、みたいな。ネプの企画が一番まともっちゃまともだけど。
深夜番組のコーナーを途中までって感じ。それにしても、いろんなお笑い芸人そろえてるんだな。
女子高生中心にライブもかなり盛り上がってるよーだし。
それでこーゆー生っぽいレアビデオも勢いで出しちゃったんだろーね。
シャカがちゃんとネタ披露してた。


『ホリプロお笑いライブ 芸腕グランプリ』(1998)
出演:ゴキゲンジャム、ピテカンバブー、アリtoキリギリス、だぼぱん、江戸むらさき、
ピーカーブー、あぶらとり紙、マイマイかぶれ、坂道コロコロ、つぶやきシロー、あぶきずき、号泣

シャカ:
ハードボイルドのオーディション「生まれも育ちもヘルツェゴビナ」て、けっこーハマるこの2人

フォークダンスDE成子坂:
覆面レスラーのお父さん「父さんの仕事はマツキヨの店員や」「親の顔が見たいわ」
下にもまだ覆面をかぶってるw

ライブもいろいろやってるんだね。2分間の凝縮したネタがたくさん見れておいしい1本。


『ネプチューン、ピーピングトム、TIM合同ライブ ビギン・バギン・ボギン2』
「刑事になりたいソバ屋」ホリケンがメイン。
「セクシーハニー」所々コントを挟んでひたすら歌って踊る。R&Bかブラック調の原田の高い声がw
「俳句喫茶」ネプの好きなもしもネタ。五七五で言わなきゃダメ。
「ジェスチャー喫茶」「ニックネーム喫茶」「ハンケツ喫茶」
「森を守る会」

こーして他のコンビ同士混ぜるのも楽しい。ボケツッコミも混ぜて、
いつもと間合いとかが微妙に違ってちょっとやりづらそうなのも面白い。
ホリケンも自称B'zのヘアスタイルを汗でびっしょりにして飛び回り、喋りまくり。
急に気になりだしたピーピングトムにちょっと注目。


『ねじ式』(1998)
原作:つげ義春 監督:石井輝男 出演:浅野忠信 ほか
邦画って・・・恐怖映画or一人よがりな世界・・・
「スピリッツ」のマンガにあったやつだっけ?て思って観たから勘違い。
悪夢を映像化したみたい。別の4話をひとつにしたせいか途中から幻想only。
やっぱ「スピリッツ」系でしょ。男はこーゆー暴力的性描写が好きだよねぇ。
出てくる女は皆淫乱なのに、純粋さも要求されるのは矛盾してる。

(この頃はまだツゲさんの面白味が分からなかったんだな


『菊次郎の夏』(1999)
監督:北野武 出演:ビートたけし、岸本加世子 ほか
ひと足早く夏を楽しんだ感じ。家族の絆を根底にして、男同士の友情がゆったり描かれる。
浅草の夜店、夏祭り、浴衣、日本の夏の風景は私たちにもどこか懐かしく映る。
外国人の眼にはどう映ったのか?

そういえば配役としてはデブだのハゲだので、名前が出てこない。
普段の生活で、しかも子どもの眼には、おじさん、おばさんでしかない、抽象的な世界なのがリアル。
母親探しという無鉄砲な少年の勇気が結果的に他の誰にも負けない夏休みの思い出となるまで。
絵日記風にしてあるのもいい演出。


『子煩悩』
出演:ピーピング・トム、TIM合同ライブ ほか
濃い~組み合わせの合同ライブながら、ちゃんとTIMのファンの若い女の子もいるんだねw
ゴルゴはS43年生まれ? 相方のほうがS40くらいで年上なんだ。
この4人で暴走すると下ネタが多くなるけど、見た目で人気のピーピング・トムには黄色い歓声も!?
(ネタ詳細は割愛)


『ザ・ロストワールド』(1998)
原作:コナン・ドイル 監督:リチャード・フランクリン 出演:ピーター・マッコーリー、レイチェル・ブレイクリー ほか
ドイル原作で同タイトルの完全映画化というから、原作を先に読めばなお楽しめたかも。
ジャングル奥地の入口から入ると、そこは恐竜が生きる古代そのままの世界。
金髪・碧眼のピンナップタフガールの文明社会まである!!
ターザン風(or女囚映画系)美女が出迎えるかは別として、
地球内部に文明社会があるっていうミステリーと似ているのが興味深い。

真面目に荒唐無稽なところがランディスっぽいw
恐竜のCGは、今やいろんなところでやってるが、水がはねてカメラに飛んだりする遊びが楽しい。
文明の低い者はなぎ倒して皆殺しにしてもへーきって観念がイギリスらしい。


『オープン・ユア・アイズ』(1997)

監督:アレハンドロ・アメナバール 出演:エドゥアッルド・ノリエガ ほか
久々見応えあるサスペンス。緻密で哲学的なSF。妄想か現実か!?
作品鑑賞後も自分を疑いたくなる『マトリックス』といい、本作といい、
脳の研究が進めば夢を操作するのも可能になるかも?
そしたらやっぱり夢の世界を選んでしまうだろうか?

「望めば未来の世界で目覚めて、やり直すこともできる。皆、登場人物なのだから」

その会社がアメリカで、ネットで知るってのがリアル。

“人は見た目じゃない、中身だ”なんて言えないな。
実際こんなに怪しく変わっちゃったら、心もショックで歪むだろう。
信じられないような犯罪をおかす連中の心理はこんな感じだろうか?
現実も夢と区別がつかずに、皆自分を騙そうとしているっていう。

実のところ、これは違うっていう確証は誰にも証明できないからね。だからこそ自分の信念が人生に投影するのか。
Nへの恐れと罪悪感で幸せは悪夢に変わったように、幸せになるのも、病気になるのも
すべては本人の思い込みからなのかもしれない。

でも、常に完璧ポジティヴでいるにはエネルギーが続かないんじゃないか?
つきまとう負の考えは、今まで失敗したり、拒絶された記憶の影響かも。


『エリン・ブロコビッチ』(2000)劇場にて

監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ジュリア・ロバーツ ほか
エリンは実在の人物。
まさにアメリカン・ドリームだけど、いかに女性の自立が厳しいかという冷たい現実も伝わる。
シェリル・クロウの♪Everyday's a winding road もピッタシ
とにかくジュリアの久々元気ではちきれそーな胸が気になる1本w



【読書感想メモ】
「ムーミン谷の冬」トーベ・ヤンソン著
「ムーミンパパの思い出」トーベ・ヤンソン著
「学研まんが人物日本史4 聖武天皇」
「学研まんが人物日本史5 平将門」
「学研まんが人物日本史6 紫式部」
「学研まんが人物日本史7 藤原道長」
「学研まんが人物日本史8 平清盛」
「学研まんが人物日本史9 源義経」


【イベントメモ】
「東レ パン・パシフィック・テニス2000」@東京体育館
グラフvs伊達を観た! グラフの引退試合で「日本でやるなら、ぜひ公子と」という誘いに応えたもの。
松岡修造がブースにいて「伊達、勝てよ~~~」とデカイ声でエールを送って、皆にも声出せてパフォーマンスはウケてた。

「船の科学館」@お台場
フリーマッケット@明治公園
「夢幻 サロメ」@護国院大黒天 作・演出・出演:スンジャ・リー
「スーパードッグフェスティバル」@ビッグハット
「ながの山と花フェスタ」@エムウェーブ
「多摩テック」、「天然温泉クア・ガーデン」
「湿生花園」、「星の王子さまミュージアム」@箱根
「日光江戸村」、鬼怒川温泉、靖国神社
「神奈川県立 生命の星・地球博物館」(行ってみたいって思ってたが、行ったことあるじゃんw
「おもちゃ博物館」、「オルゴールの小さな博物館」、「オートマタ展」、「箱根関所資料館」、芦ノ湖@箱根

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