メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

吉田修一と金ちゃん銀ちゃん@ネコメンタリー 猫も、杓子も。

2020-05-15 12:46:18 | テレビ・動画配信
※この番組は E テレで2017年10月に放送したものです


<吉田修一 主な作品>
パークライフ 芥川賞受賞
悪人
怒り
作家と一日

『悪人』って映画で見たかなあ?と思い、ブログ内検索したら
いろいろあった/驚

『悪人』(2010)

『横道世之介』(2013)

『春、バーニーズで』(2006)



【内容抜粋メモ】

毛づくろいをして舐めてあげていると
急に怒り出して視線をそらせる
ついにケンカとなる金太郎と銀太郎


東京 雨の日
吉田さんがベッドに上り、お腹をポンポンと叩くが来ない





吉田さん自身がスマホで撮ってる動画で紹介
金太郎7歳と銀太郎7歳(スコティッシュフォールド)
吉田さんにとって初めての猫たちです







抱きかかえてもすぐに逃げちゃう
その度に止まる音楽がおかしい

金ちゃん銀ちゃんは見た目も性格も正反対

好奇心旺盛で活動的な金ちゃん
いろんな所を見て回ってる
高層マンションにいるんだ
猫って窓から外を見るの好きだよね





おっとりした性格の銀ちゃん
いつも寝ています
寝てるだけで笑えるってww
最近よく言う「落ちてる」ってやつ





吉田さん:
最近、バスタブの中でおしっこするのがマイブームなんです、銀ちゃん
イタズラでしょう
これからしますようという顔はする
もうだってほら、イタズラぐらいしかやることないでしょう
迷惑かけるのが仕事みたいなものだから

顔を向けてちゃんと話を聞いているww

また喧嘩してるし


吉田さん:
喧嘩して走り回ってるか
一緒に寝てるかどっちかです


吉田さんはほとんど彼らに話しかけません

吉田さん:
ちょっと離れたところにいるんですよ、いつも
ちょうどギリギリ届かない所にいるんですよ


一人と二匹の同居生活








第157回 芥川龍之介賞選考会
玄関にずらっと並んだ報道陣
みんなカメラを構えている
車から降りてくる吉田さん





今回、芥川賞選考委員も務める吉田さん
事件や犯罪を題材に話題作を次々に発表
人間の業や悲しみを言葉にする日々です


パソコンに向かう


吉田さん:
書いている最中は、その世界に住んでるんですよ
ほんと不思議なもので
自分をとっぱらってしまうと
割とこういろんなものが見えてくるというか

自分が勝手に作っている世界で
どうにでもできるはずなんですけど
やっぱり登場人物達ってちゃんといるんですよね
だから自分がこうしたくても抗う



いつも言葉を探している


吉田さん:
仕事が終わってから、夜寝る前にドライブに行って
1時間くらいどこでもいいんですけど
クールダウンしないと眠れないんですよ
多分興奮しているのか

Q:
それはやっぱり苦しいものを書いていると
余計苦しいとかはあるんですか?

吉田さん:内容はあるかもしれないです



「拝啓 金ちゃん 銀ちゃん」



朗読:大沢たかおさん
毎回、朗読もとても魅力的な人たちばかり

まず銀ちゃんが我が家へやってきた
銀色だから銀ちゃんではなく
銀座から来たから銀ちゃんだった





初めて家に来た日
銀ちゃんはソファーで寝ていた私の腹の上に這い上がってくると
そこですやすやと寝息を立てた

まだ本当に小さくて手のひらに乗るくらいで
そしてとても安心していた

世の中の何もかもを信じきっているような寝顔だった
(素敵な言葉


2週間後 今度は金ちゃんがやってきた
金色だから金ちゃんなのだが
実は錦糸町から来た猫でもある





初めて来た日、金ちゃんは一晩中鳴き続けた
抱こうとしても暴れ、餌も食べず、水も飲まず
ベッドの下から出てこなかった

とにかく一晩中悲しげな声で鳴き続け
世の中の何もかも信じるものかと
その小さな体で必死に訴えていた


ヒトの生き方と同じだね どっちを見るか

ずっと素敵なジャズがかかっている


2人揃ってブラッシングタイム





それでも君達がいる暮らしというものが
当たり前になるのにそう時間はかからなかった


Q:吉田さんて作品から匂う感じと…

吉田さん:
違いますよね
自分でも本当にそう思います


家の中広いなあ!
いったい何部屋あるんだ?!

何か振りながら歩いていると
必死でついていく2人
液体状のご飯?







吉田さん:
これが一番好きかな
飼い主に似ると言うか
僕もスープ大好きなんです、本当に

(猫用のスープがあるのか/驚


朗読:
君たちに教えてもらったことも山ほどある
まず昼寝がそうだ

実は君達が来るまで私は昼寝が苦手だった
昼寝をすると、なぜか必ず頭が痛くなった
それが今では昼下がりに川の字で寝るのが日常となっている



(猫と同じゆっくり時間を過ごしていたら幸せだね



春は日向で
夏は扇風機にあたって
秋は毛布にくるまり
冬はストーブの前に寝転んで

こんなに幸福な時間があることを教えてくれたのは君達だ


お腹の上でふみふみしている銀ちゃん
そのまま寝てしまう







素敵な巨樹がある公園!
吉田さんはよくふらりと散歩に出ます





吉田さん:
あれが好きなんです
何時間でも見てられるんですよ
あの木 揺れてる木
本当に気持ちいいんですよ、ここ
全然飽きない


健康的な生活だなあ
風が吹くと水面に白く模様ができる
都内にもこんなに広い公園があるのか





吉田さん:
何て言うのかな
金銀に関して言うと、何の役割も負わせていない
本当にそれは思う

僕自身は、あの金と銀以外に飼ったことがないので本当に手探りです
相性がいいんだか悪いんだかも分からない感じですけど





あれと一緒ですよ
目の前でチョロチョロしているのをずっと見ていても
全然飽きないし、期待しないでしょ
そうそう あの感じ

あれ(樹)に「おかえり」と言ってほしいわけでもないし
励ましてほしいわけでもないじゃないですか



自然と一緒ってことか
いい生活だなあ
皇居のへんかなあ?

一人でおもちゃで遊んでる
別に猫じゃらしで遊んであげるわけでもないのね
そういう猫との生活もあるのか

今の猫ブームの風潮では
飼い主が自分を猫の「下僕」と呼んで
いろいろやってあげるのが幸せと感じているけど
こうして一人一人が自立してると同時に
共存するあり方もあるんだな
上下関係をつくるのはいつもヒト



机の上の2匹の猫を見て思わず笑ってしまう吉田さん







朗読:
考えてみれば君たちと暮らし始めてもう7年になる
7年にもなるのに、私はまだ君たちのことが全くわからない

何を考えているのか
楽しいのか退屈なのか
そしてちゃんと幸せなのか

だけど君たちのことをわかったふりをすることはやめておこうと思う

お互いに分かり合えないまま一生を共にするなんて
なんだか分かり合えている間柄よりもかっこいい

そういえば私には一つ自慢できることがある
それはまだ君たちに一度も嘘をついたことがないということだ
白状すると、そんな相手は君たち以外には誰もいない

人間、生きていれば好きでもないのに好きだと言ったり
飲みたくもない酒を飲んだり
泣きたいのに我慢したり
そんなことばかりやっている

嫌いな人にはもちろん
愛してる人にだって嘘をつく

多分、私はこれからも君たちに嘘をつくことはない
そんな関係で一生を終えられるのは
きっと君達だけだと思う

金ちゃん 銀ちゃん
いつも正直でいてくれてありがとう
いつも正直でいさせてくれてありがとう









音楽のセレクトもとってもいい
見ていてとても心地良い回だった
それぞれの猫との生活があるんだね



コメント

アニメ『キャンディキャンディ』6

2020-05-15 12:46:17 | マンガ&アニメ
「マンガ感想メモリスト1」内に追加していきます


「81.顔のないテリュース」
汽車から落ちて大怪我をしたテリウス?
手術して、イライザがお見舞いし、院長に手を回してキャンディは内科に回される







患者は追っ手から逃げたチャーリーだと分かる




それがイライザにバレて
「言われたくなければ、病院をやめてこの街を出ていけ」と言われる
(どこまで性根が腐ってるんだろう↓↓↓

チャーリーは警察に捕まり、キャンディはかくまったことで休学になる
イライザは警察に話したが、ボブソン主治医はキャンディに世話を任せる





イライザはチャーリーの特別室の高額な入院費の請求書をキャンディに押し付ける
ニールは「明後日までに用意しないとポニーの家に行く」と脅す

キャンディは芝居で使う花を作る内職を手伝う
チャーリーの母も昼間働き、夜は造花を作っていた





テリーの耳にもチャーリーのことが入り、キャンディに小切手を送る



「83.トランプをする幽霊」
内科のトニーがヒマで夜勤のキャンディとトランプゲームをする





その後、内科の看護婦に聞くと、トニーは急性肺炎で先月死んだと言われる
トニーは寝室まで来て、後を追うと夜の街に消える
亡くなったのは別のトニーと分かる

トニーはキャンディがボブソンさんとカードをしている間にカギをとり
心臓の悪い母のために高いクスリを盗み、キャンディからもらったとウソをつく




盗まれたのは劇薬 一度に0.6g以上飲むと死ぬ
(なんでそんなのがクスリなんだか…

トニーは母に飲ませて苦しむ
キャンディらが見つけて、母は助かる
ボブソンさんとカードで勝ったら入院費をもつ賭けをして、負けるボブソン医師




ボブソン:人間の命は貧乏も金持ちも同じ

キャンディは貧困で病気を治せない人がいると知りショックを受ける



「84.白衣に忍びよる戦争の影」
従軍看護婦としてヨーロッパに派遣されると告知が出てざわつく院内





この病院で働いていたマーサは
自分から志願して従軍看護婦となり、義足となったことを話す


校長:
主な看護学校からすでに戦地で働いている者も多い
ここからもイタリアに5名派遣される
強制はしない この中から1名名乗り出てもらいたい

フラニーは迷わず志願する

キャンディは家族がいない自分が代わりたいというと怒るフラニー




フラニー:
私の父は酔っ払って母とケンカばかり
きょうだい4人もバラバラ


今まで誰にも言わなかった家族の話をして
一人泣くフラニー


2日後にもう発つフラニー
最後まで仲良くなれなかったが
互いを尊敬していた





フラニーの家までステアと行く途中、義勇兵のチラシを見る





「飲んだくれのハミルトン」と呼ばれているフラニーの父
兄は不良仲間とバイクを乗り回している
母はバーをやっていて、父を叩き出す







フラニーは看護婦になると勝手に家を出た
フラニーから父にパイプなどの荷物が届く
母親はフラニーの優しさに涙する



「86.過去を忘れた人」
病院にアルバートさんが運ばれる
スカンクのプッペも一緒
なぜかヨーロッパの戦場から来て
看護婦たちはスパイでは?と怯える





レナード副院長は犯罪者や身元不明者を入れる
西陽しか当たらないゼロ号室に運ばせる
怪我は大したことないが記憶喪失

イタリアの戦地から来て、汽車が爆破され
プッペを助けて怪我をした
うわ言で「シカゴ」と言っていた

ステアらがキャンディとパティと会わせる
イギリスでは女性が医療団を作って戦地に行っているという





みんなにアルバートさんのことを話す
目覚めても自分の名前が分からず
キャンディは、自分の兄の名前だとアルバートさんと呼ぶ







スザナはテリーに「ロミオとジュリエット」のオーディションがあると伝える
役がとれたらキャンディをブロードウェイに招待したいと手紙がくる





レナード副院長はキャンディがゼロ号室に代わったことを知り
資格試験に受かって正看護婦になることが条件と言う





テリーのオーディションに母親がお忍びで見に来る






テリーは見事主役をとるが、エレノアの隠し子だからコネだと中傷され
座長に聞くと「芝居は実力の世界だ」と諭される


キャンディは勉強の甲斐あって、7番目で合格
看護婦の認定証を渡される








イメージ的には、みんなで集まってロウソクの灯りで帽子をかぶる儀式だけど
この頃は証書を渡すだけなのか

フラニーも戦地で試験を受けて
仲間全員が看護婦になれた


ステアはお祝いに発明した飛行機に乗せてくれるが
途中で分解して、キャンディのパラシュートで降りる









病院に戻ると「ありがとう」のメモとともにアルバートさんは消えた

退院し、シカゴナショナルパークにいるのを見つけて
これまでの恩を返したいと泣くキャンディ





ステアらが部屋を見つけ、キャンディは寮を出て
副院長にウソをつき、一緒に住んで看病を続ける

テリーに事情を手紙で書くが、スザナは手紙を渡さずに隠す
テリーはキャンディに片道切符を送ろり帰さないと決める


副院長に見つかり「寮に戻るか、病院を辞めろ」と言われる
キャンディは掃除婦として病院に雇われる





従軍看護婦のキャサリンは
イタリア戦線で流れ弾に当たり亡くなったと知らせが入る





キャサリンの戦死で先輩たちがキャンディの復帰を副院長に直談判し、看護婦に戻る





キャンディはフラニーの無事を祈る





アルバートさんは皿洗いのバイトを見つける

キャンディは不良にからまれたニールを助ける







芝居の特等席にキャンディを招待したテリー
スザナはテリーに「初めて会った時から好きだった」と告白し
「キャンディには絶対渡さない!」と泣く





ステアが志願兵になると言い出し、パティはキャンディに止めるよう頼む

ステア:僕は死ぬことなんかちっとも恐れていない
説得は失敗する

アルバートさんの記憶を取り戻して、ステアを説得してもらおうといろいろ仕掛ける
ステアも火事騒ぎを起こす
アルバートさんにエルロイ大おばさまを説得してもらおうという作戦

悲しむパティのためにもピクニックに行くが
そこでもショック療法を試すステア
(記憶喪失の患者にさらに衝撃を加えれば治るなんて、今の最新医療と同じバカバカしさ・・・







家主のトーマスさんは妻子を火事で亡くし、今でも思い出す
思い出したくない記憶もあると話す





アルバートさん:たとえ記憶喪失のままでもステアを止めるよ



「93.しわのあるキューピット」
パティがキャンディとアニーをアルバートさんの働くレストランに誘う
バイト代を受け取らないおばあさんがモメていて、パティの祖母とわかる

朝は病院の掃除、昼はレストラン、夜は道路工事をしていると言う

祖母:
幼い頃から家から出られず、親の決めた人と結婚し
籠の鳥のような生活だったから、今働く喜びを味わっているの





テリーと1ヶ月後に会える話をすると
NYとシカゴの真ん中のピッツバーグでデートすればいいと言う

その後、疲労で入院してしまう祖母
キャンディの代わりにNYに行ったパティに電報を打つ

一緒に働いた工事労働者が応援にきて意識が戻る祖母
パティは駅のポスターをキャンディにあげる





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