■大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第41回 「おれについてこい!」
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)
【内容抜粋メモ】
いきなり謝罪文句が出た
何の問題かは知らないが、10月1日にもうすべて収録が終わってるってビックリ!
寂しくなるなあ・・・
三谷さん、クドカンと、大河らしからぬ面白さから
また大河らしい時代劇に戻るのか
■昭和34年
志ん生は自宅でまだ寝たまま
五りんが足袋を履いて、走って寄席に行く
五りん:現在進行形の東京オリンピック噺でございます!
(とうとう噺が時代に追いついたのか
国立競技場に組織委員会事務局を開設
まーちゃんは事務総長、渉外担当は岩田幸彰、式典担当は松澤一鶴
そこに自民党幹事長・川島正次郎が現れる
政界のNO.2として岸、池田、佐藤首相の3代に渡り君臨した
あだなは「政界の寝業師」
会長は津島寿一(元大蔵大臣)に決定
(金のニオイを嗅ぎつけて鳥より速く飛んで来る政治屋たち 万博とかも同じ
まーちゃんは、選手強化対策本部長を買って出る
競技種目の決定から取り掛かる
女子バレーボールが強いと聞く
日紡貝塚@大阪
仕事終了のサイレンが鳴ると同時に服を投げ捨てて練習に駆けつける選手
今なら完全にパラハラで虐待な「鬼の大松」こと大松博文コーチは
倒れている河西昌枝(ラーメン作ってた安藤サクラさん/驚)の
顔、体関係なく何度もボールを投げつける
顔が馬みたいだからと「ウマ」と呼んでいる
後に「東洋の魔女」と呼ばれる
(すごいアッパーな髪型だな
毎回少しずつ変わるOPももう観られなくなくかと思うと寂しい
大松:
戦時中はビルマに出征して「インプアール作戦」に従事しました
会社に「監督になれ」と言われてここに来たのが5年前
選手と打ち解けるために全員にニックネームをつけている
力道山とかアチャコとか・・・
国際大会に出るために9人制から6人制に切り替えろと言われ1から出直し
短い手脚だと不利
ま:今どき軍隊志向はいただけない
大松は祖母の三回忌で遅れた選手を、男と会ってたのだろうとボールを投げつける
大松に柔道の練習を見せる
ま:君のように声を荒げる者は一人もいない
まーちゃんの話をまったく聞かず、受け身を見てひらめく大松
東龍太郎は川島に高級料亭で接待を受ける
川島:タバタはどうにかならんかね
無所属の選挙の際、東は川島に支援を受けた恩がある
その時もタバタは「これっぽっちの金で何様だ!」と文句をつけた
東:
進駐軍が引き揚げた後の東京近郊には、これだけ米軍キャンプが残っている
そのいずれかを返還してもらい、選手村として活用しようとアメリカと交渉を・・・
(十条、成増、横田基地、立川基地、代々木、六本木
十条、成増にそんな広い場所あったっけ?
光が丘の広い土地は基地の名残だって聞いたことはあるけど
世界から来る1万人を受け入れる選手村
タバタが目をつけたのは代々木ワシントンハイツ
ま:自然豊かで、メイン会場から1km以内
だが敗戦以降、米軍将兵とその家族が暮らす街だった
明治神宮に隣接する92万平米は、日本の中のアメリカ
アメリカは競技場から25kmも離れた朝霞キャンプドレイクをすすめている
渋々視察に行くタバタら 津島はこの広大な敷地を生かすべきと賛成
ポスターは売れっ子デザイナーの亀倉雄策をマリーが紹介した
(ママは顔が広いなあ 明治チョコレートのデザインも亀倉さん/驚
亀倉はポスターは断り
亀倉:東京五輪独自のシンボルマークを作りましょう
コンペに肝心な亀倉作品がない
忘れていて、マリーの店で描くってかっけー
この斬新なデザインは大勢を惹き付けた
そこになんと黒澤明も来る 怒髪天の増子さん/驚×5000 とんでもない大役
タバタが記録映画監督として熱烈にオファーした
黒澤明:私にもなにか手伝わせてください
四三もついに上京 68歳
戦後は熊本のマラソン大使として
カノウと約束した聖火ランナーをやる気マンマン
安保のニュースばかりで怒るタバタ
戦争反対、米軍は出ていけと若者が集まった
(昔の日本の学生もこうして決死のデモをしたんだよな
岩田はかつてヨット部でオリンピックを目指していた
戦時中は上海で特攻を研究していた
そこで終戦を向かえ、ヘルシンキオリンピックでようやく日本代表に選ばれた
健康診断で肺に影が見つかり代表から外された
(ヨット競技まであるのか
タバタ:
会社辞めて、専属になって、東京オリンピックを盛り上げてくれ
1年間ローマに行ってもらう 徹底的に視察して盗めるものはすべて盗め
タバタは再び日紡貝塚を見に行くと
柔道でヒントを得た「回転レシーブ」を練習している
次のIOCで競技種目が決まる
タバタは柔道ではなくバレーボールを推す
カノウの肖像画が傾く超常現象が起きて、やはり柔道に決め、正式な種目となるww
■昭和35年 第17回 ローマオリンピック
すっかり外国かぶれで帰ってきた岩田w
5000人いる選手村では、世界中の料理がビュッフェ形式で供給された
厨房は10ヶ所 数百のシェフが集まった
問題は中東のエスニック料理 宗教上食べられない食材もある
注目されたのはマラソンのアベベ選手
練習中にシューズが破れ、足に合うものが見つからず
裸足で走ったエチオピアの英雄
日本選手団は体操で4つの金メダルを獲得
閉会式では次の開催地「TOKYO」の文字
黒澤:
聖火は科学的操作でアテネから広島へ飛ばす
広島で平和的祈願の祭典を行い、国立競技場を目指す
20億は必要だね
イタリア政府は一銭も出していない
「トトカルチョ」というクジ
収益の25%をスポーツ振興に回す
津島は激怒
津島:神聖なオリンピックを博打の汚い金で賄うとは!
川島:政府は十分な予算を出すと約束した
タバタ:ふた言目には金、金、金 あんたら選手のこと全然分かってない
川島:
これは日本のオリンピックだ
日本はこのオリンピックで変わるんだよ
国民のオリンピックと言ってもいい
タバタ:
だったら渋滞なんとかしてくれよ
国民の生活をもっと豊かにしてくれよ
功名心で組織委員会に名を連ね
記者が集まる公開討論にしか顔を出さない
そんな政治家や役人は出てってくれ
(スカっとするセリフだねえ
代々木競技場の屋内プールの設計図を亀倉に渡す丹下健三
建築家として広島の記念公園などを手がけ、タバタが推した
(万博の時も岡本太郎さんと絡んでたねえ 俳優みたいなダンディさ
■IOC総会 アテネ
ここでも流暢な英語でスピーチをする源くん(平沢和重)
男子バレーボールが正式種目に決定
大松に電話すると、強いのは女子だと怒られる
IOC総会では馬の競技がないことで騒然とする委員ら
タバタ:人気がないんだよって言え!
平沢:敗戦で、競技用の馬を失った
委員:馬ならいくらでも提供する
タバタ:代々木の返還をアメリカ側に要求する 水面下で米軍と交渉してくれ
平沢:なぜそこまで代々木にこだわるんです?
タバタ:
ロスの選手村は最高だった
さっきまで戦っていた選手同士が芝生に寝っころがって
レコードかけて踊って、カノウさんに白人がぶん投げられたw
みんなヘラヘラ笑ってた カオスだ
選手の記憶に刻まれるのは、選手村で過ごした時間なんだ
岩田:
アベベ選手には感動した
イタリアの凱旋門は、かつてエチオピアを攻撃する軍隊を送り出した場所
攻め込んできたイタリア軍にエチオピアの兵士は裸足で抵抗し
そこにアベベは拍手と声援で迎えられ、彼はまだ走れるとばかりに足踏みをした
これがタバタさんのおっしゃる「ペ(平和)」か
タバタ:
アベベはすごいけどね
名もなき予選で敗退する選手ですら生涯自慢できるような大会にしたい
共産主義、資本主義、先進国、途上国、黒人、白人、黄色人種
ぐっちゃぐちゃに混ざり合ってさ純粋にスポーツだけで勝負するんだ
終わったら、選手村で称え合うんだよ
代々木でなければダメなんだよ
源くんと阿部ちゃんのここまでのガチの芝居を初めて観た
平沢:私に考えがあります
岩田さんも美男子!
タバタの右腕として活躍し「岩ちん」の愛称で知られた
大学時代はヨットの競技者としてヘルシンキオリンピックの日本代表候補になる名選手だった
岩田の母校、東大ヨット部の後輩 日本セーリング連盟会長 河野さん:
(1940年のインカレを)優勝しそうだったが逃した
それが悔しくて1年留年して、もう1回チャレンジして優勝した
伝説のOBなんです
1956 メルボルンオリンピックには岩田は視察員として参加
1人で8ミリカメラ6台持ち、海外のヨット競技の技術を記録
それを見たタバタは彼の行動力に目をつけた
河野さん:
叱咤激励するんだけど、怖がられた人ではなくて
むしろ愛された人だと思います
岩田はタバタの盟友となっていく
1972年 札幌冬季オリンピック
タバタの遺志を継いだ岩田は、その後、再び日本にオリンピックを呼ぶ立役者となる
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)
【内容抜粋メモ】
いきなり謝罪文句が出た
何の問題かは知らないが、10月1日にもうすべて収録が終わってるってビックリ!
寂しくなるなあ・・・
三谷さん、クドカンと、大河らしからぬ面白さから
また大河らしい時代劇に戻るのか
■昭和34年
志ん生は自宅でまだ寝たまま
五りんが足袋を履いて、走って寄席に行く
五りん:現在進行形の東京オリンピック噺でございます!
(とうとう噺が時代に追いついたのか
国立競技場に組織委員会事務局を開設
まーちゃんは事務総長、渉外担当は岩田幸彰、式典担当は松澤一鶴
そこに自民党幹事長・川島正次郎が現れる
政界のNO.2として岸、池田、佐藤首相の3代に渡り君臨した
あだなは「政界の寝業師」
会長は津島寿一(元大蔵大臣)に決定
(金のニオイを嗅ぎつけて鳥より速く飛んで来る政治屋たち 万博とかも同じ
まーちゃんは、選手強化対策本部長を買って出る
競技種目の決定から取り掛かる
女子バレーボールが強いと聞く
日紡貝塚@大阪
仕事終了のサイレンが鳴ると同時に服を投げ捨てて練習に駆けつける選手
今なら完全にパラハラで虐待な「鬼の大松」こと大松博文コーチは
倒れている河西昌枝(ラーメン作ってた安藤サクラさん/驚)の
顔、体関係なく何度もボールを投げつける
顔が馬みたいだからと「ウマ」と呼んでいる
後に「東洋の魔女」と呼ばれる
(すごいアッパーな髪型だな
毎回少しずつ変わるOPももう観られなくなくかと思うと寂しい
大松:
戦時中はビルマに出征して「インプアール作戦」に従事しました
会社に「監督になれ」と言われてここに来たのが5年前
選手と打ち解けるために全員にニックネームをつけている
力道山とかアチャコとか・・・
国際大会に出るために9人制から6人制に切り替えろと言われ1から出直し
短い手脚だと不利
ま:今どき軍隊志向はいただけない
大松は祖母の三回忌で遅れた選手を、男と会ってたのだろうとボールを投げつける
大松に柔道の練習を見せる
ま:君のように声を荒げる者は一人もいない
まーちゃんの話をまったく聞かず、受け身を見てひらめく大松
東龍太郎は川島に高級料亭で接待を受ける
川島:タバタはどうにかならんかね
無所属の選挙の際、東は川島に支援を受けた恩がある
その時もタバタは「これっぽっちの金で何様だ!」と文句をつけた
東:
進駐軍が引き揚げた後の東京近郊には、これだけ米軍キャンプが残っている
そのいずれかを返還してもらい、選手村として活用しようとアメリカと交渉を・・・
(十条、成増、横田基地、立川基地、代々木、六本木
十条、成増にそんな広い場所あったっけ?
光が丘の広い土地は基地の名残だって聞いたことはあるけど
世界から来る1万人を受け入れる選手村
タバタが目をつけたのは代々木ワシントンハイツ
ま:自然豊かで、メイン会場から1km以内
だが敗戦以降、米軍将兵とその家族が暮らす街だった
明治神宮に隣接する92万平米は、日本の中のアメリカ
アメリカは競技場から25kmも離れた朝霞キャンプドレイクをすすめている
渋々視察に行くタバタら 津島はこの広大な敷地を生かすべきと賛成
ポスターは売れっ子デザイナーの亀倉雄策をマリーが紹介した
(ママは顔が広いなあ 明治チョコレートのデザインも亀倉さん/驚
亀倉はポスターは断り
亀倉:東京五輪独自のシンボルマークを作りましょう
コンペに肝心な亀倉作品がない
忘れていて、マリーの店で描くってかっけー
この斬新なデザインは大勢を惹き付けた
そこになんと黒澤明も来る 怒髪天の増子さん/驚×5000 とんでもない大役
タバタが記録映画監督として熱烈にオファーした
黒澤明:私にもなにか手伝わせてください
四三もついに上京 68歳
戦後は熊本のマラソン大使として
カノウと約束した聖火ランナーをやる気マンマン
安保のニュースばかりで怒るタバタ
戦争反対、米軍は出ていけと若者が集まった
(昔の日本の学生もこうして決死のデモをしたんだよな
岩田はかつてヨット部でオリンピックを目指していた
戦時中は上海で特攻を研究していた
そこで終戦を向かえ、ヘルシンキオリンピックでようやく日本代表に選ばれた
健康診断で肺に影が見つかり代表から外された
(ヨット競技まであるのか
タバタ:
会社辞めて、専属になって、東京オリンピックを盛り上げてくれ
1年間ローマに行ってもらう 徹底的に視察して盗めるものはすべて盗め
タバタは再び日紡貝塚を見に行くと
柔道でヒントを得た「回転レシーブ」を練習している
次のIOCで競技種目が決まる
タバタは柔道ではなくバレーボールを推す
カノウの肖像画が傾く超常現象が起きて、やはり柔道に決め、正式な種目となるww
■昭和35年 第17回 ローマオリンピック
すっかり外国かぶれで帰ってきた岩田w
5000人いる選手村では、世界中の料理がビュッフェ形式で供給された
厨房は10ヶ所 数百のシェフが集まった
問題は中東のエスニック料理 宗教上食べられない食材もある
注目されたのはマラソンのアベベ選手
練習中にシューズが破れ、足に合うものが見つからず
裸足で走ったエチオピアの英雄
日本選手団は体操で4つの金メダルを獲得
閉会式では次の開催地「TOKYO」の文字
黒澤:
聖火は科学的操作でアテネから広島へ飛ばす
広島で平和的祈願の祭典を行い、国立競技場を目指す
20億は必要だね
イタリア政府は一銭も出していない
「トトカルチョ」というクジ
収益の25%をスポーツ振興に回す
津島は激怒
津島:神聖なオリンピックを博打の汚い金で賄うとは!
川島:政府は十分な予算を出すと約束した
タバタ:ふた言目には金、金、金 あんたら選手のこと全然分かってない
川島:
これは日本のオリンピックだ
日本はこのオリンピックで変わるんだよ
国民のオリンピックと言ってもいい
タバタ:
だったら渋滞なんとかしてくれよ
国民の生活をもっと豊かにしてくれよ
功名心で組織委員会に名を連ね
記者が集まる公開討論にしか顔を出さない
そんな政治家や役人は出てってくれ
(スカっとするセリフだねえ
代々木競技場の屋内プールの設計図を亀倉に渡す丹下健三
建築家として広島の記念公園などを手がけ、タバタが推した
(万博の時も岡本太郎さんと絡んでたねえ 俳優みたいなダンディさ
■IOC総会 アテネ
ここでも流暢な英語でスピーチをする源くん(平沢和重)
男子バレーボールが正式種目に決定
大松に電話すると、強いのは女子だと怒られる
IOC総会では馬の競技がないことで騒然とする委員ら
タバタ:人気がないんだよって言え!
平沢:敗戦で、競技用の馬を失った
委員:馬ならいくらでも提供する
タバタ:代々木の返還をアメリカ側に要求する 水面下で米軍と交渉してくれ
平沢:なぜそこまで代々木にこだわるんです?
タバタ:
ロスの選手村は最高だった
さっきまで戦っていた選手同士が芝生に寝っころがって
レコードかけて踊って、カノウさんに白人がぶん投げられたw
みんなヘラヘラ笑ってた カオスだ
選手の記憶に刻まれるのは、選手村で過ごした時間なんだ
岩田:
アベベ選手には感動した
イタリアの凱旋門は、かつてエチオピアを攻撃する軍隊を送り出した場所
攻め込んできたイタリア軍にエチオピアの兵士は裸足で抵抗し
そこにアベベは拍手と声援で迎えられ、彼はまだ走れるとばかりに足踏みをした
これがタバタさんのおっしゃる「ペ(平和)」か
タバタ:
アベベはすごいけどね
名もなき予選で敗退する選手ですら生涯自慢できるような大会にしたい
共産主義、資本主義、先進国、途上国、黒人、白人、黄色人種
ぐっちゃぐちゃに混ざり合ってさ純粋にスポーツだけで勝負するんだ
終わったら、選手村で称え合うんだよ
代々木でなければダメなんだよ
源くんと阿部ちゃんのここまでのガチの芝居を初めて観た
平沢:私に考えがあります
岩田さんも美男子!
タバタの右腕として活躍し「岩ちん」の愛称で知られた
大学時代はヨットの競技者としてヘルシンキオリンピックの日本代表候補になる名選手だった
岩田の母校、東大ヨット部の後輩 日本セーリング連盟会長 河野さん:
(1940年のインカレを)優勝しそうだったが逃した
それが悔しくて1年留年して、もう1回チャレンジして優勝した
伝説のOBなんです
1956 メルボルンオリンピックには岩田は視察員として参加
1人で8ミリカメラ6台持ち、海外のヨット競技の技術を記録
それを見たタバタは彼の行動力に目をつけた
河野さん:
叱咤激励するんだけど、怖がられた人ではなくて
むしろ愛された人だと思います
岩田はタバタの盟友となっていく
1972年 札幌冬季オリンピック
タバタの遺志を継いだ岩田は、その後、再び日本にオリンピックを呼ぶ立役者となる