メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

第3回バスツアー VOL.1

2011-01-22 23:55:55 | 町歩き
朝からそーじ&洗濯を済ませて、いつもの図書館&シャトレーゼ旅を済ませてから、
ライブ友さんに誘われて第3回バスツアーに行ってまいりました~!
都内は連日晴れ お出かけには本当に最高なお天気だけれども、
雪どころか雨も降らず大丈夫なのか?

中華食堂 一番館 東池袋店
まずは、腹ごしらえ。安くて、あっさり醤油味のラーメンがずっと食べたくて、とっても安そうなこちらに潜入。
地下に降りて、入り口を入ってすぐのカウンター席(出入り口近っ!
「醤油らーめん」を注文したら、ほんとにさり気ない醤油らーめんでした~(麺が固かったが
外国人客も多くて、けっこうな賑わい!みんな安くて美味しいお店よく知ってるなあ!


いつものようにぶくろから1日乗車券を買って出発。最初の目的地は、アキハバラでありますv
ってゆうのも、わたしがドラマ『アキハバラ@DEEP』を見てたら無性に行きたくなったため
毎回上野~浅草方向だと芸がないので、「都02乙」で護国寺、茗荷谷など通って春日駅へ。
本三まで歩いて、今まさにやって来た秋葉行きの「茶51」を走って追いかけて飛び乗る。セェーーーフ!!!(ゼェハァゼェハァ
バスツアーも体力勝負です

ガチャポン会館
向ったのは日本初の「ガチャガチャ」専門店。店内には、300台以上の販売機があるらしい
懐かしアニメキャラから最近のアニメ、妖怪もいた!食べ物系もカワイかったし、金管も発見v
でも、購入するには至らず


おりがみ会館
紙LOVEなライブ友が地図看板でこちらを発見。
1~3階はあらゆる紙が展示販売されてて、上の階は教室も開いている。
おじさんが机に座って「ここをこう折るとね・・・」なんて喋りながら、
鶴が2羽飛ぶ折り紙を実際に折ってて、カンタンそうに見えても、
たくさんの折り目をつけるから難しいよねえ!驚

店内にはあらゆる手触り、質感、繊細な色合いの紙が小さなサイズからまるで布地のようにメートルで売ってたりする。
ライブ友はいろんな色が入った折り紙1900円くらいのを購入


万惣フルーツパーラー
これまた老舗なフルーツパーラーでちょっと休憩~。果物屋さんの軽食屋さんだから果物スイーツもりだくさん!
迷った末にチョコレートパフェホットケーキを注文。ビンボーなわたしには各1000円ちょいの高級値段設定だけど、
パフェは器の下までアイスクリームがつまってて、バナナ、キウイ、パインがのっかってるスタンダードな美味しさ♪
ホットケーキはパリっと焼けてて、黒蜜をたっぷりかけて美味しかったv

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第3回バスツアー VOL.2

2011-01-22 23:55:54 | 町歩き
前回の反省を生かして、19時頃にはバスに乗り込む。たまには下のほうへも行ってみようってことで、
いったん「S-1」に乗って東京駅へ。丸の内南口へ回って「東98」に乗る。これは良かった!
日比谷、虎ノ門、去年急勾配の坂を上った記憶も新しい愛宕山、
オレンジ色にライトアップされた東京タワーも間近で見れるし(近すぎて見切れ気味だったが
白金台などのオシャレ店も車窓から眺めつつ、あっちゅう間に目黒駅到着。

すぐ「黒77」に乗り換えて、広尾、西麻布、南青山の霊園横も通り過ぎて神宮前2丁目でいったん降りて、
急に若者が増えて、カラ館など若者ちっくな建物も増え、表参道まで歩いてから、「池86」に乗る。
新宿から副都心線上をなぞるように馬場、目白など通ってぶくろまでゆく、こちらもけっこう楽しいコースv

今回は時刻表のつなぎも全然ムダがなくて、都内の要所要所が見れてとっても良かった
前回みたく途中で終バスになって電車で帰ることもなく、勝った感じ?w

まちおかで「うまい棒」全種類を買おうと思ったけど、1種類30本入りしか見つからず。次回持ち越し。
『@DEEP』でやたらとみんなで食べてて美味しそうなんだよね


中国 茶舘
小腹も空いたから、もう22時過ぎてたかもしれないけど軽く食べようってことでなんとなく中華屋さんへ。
ショーロンポー、中華風おこわ、ザチャンメン、どれも美味しかった~
お茶の種類もたくさんあって、よく知らないけど「鉄観音龍飛(りゅうひ)」ってゆうのを選んだら、
店のおばさんが慣れた手つきで小さな茶器にお湯をふんだんに入れて、最初のは茶器の上からかけて、
茶葉がふくらむ2杯目から頂くと、クセのない味で美味しかった
店内には茶葉のキープまであって、名前の入った容器が並んでて、マイお茶を楽しめるらしい/驚
なんだかんだでゆっくり喋ったり食べたりしてたらラストオーダーのお時間。

いや~今回ももりだくさんでした!またやろうねえ!

その他の写真はフォト一覧でご覧ください~。


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ブラタモリ@羽田

2011-01-21 23:55:55 | 日記
ブラタモリ
ずっとリピートや総集編だったから、ひさびさの新作?
今回は飛行機大好きF氏も喜ぶ羽田ですv
羽田近辺の海でワタリ蟹が獲れるんだ!
元祖の空港はもっと小さくて、何度かの拡張工事で今の大きさになった。
しかも、その昔は漁師町で、穴守稲荷周辺は潮干狩り、温泉旅館、競馬場などがある、
関東を代表する歓楽街だったのに、マッカサーが上陸した際、たった2日間で強制退去させられたという歴史もある/驚
それにしても、路地の方向の微妙~な違いから江戸時代&鎌倉時代の地形の変化などを推測するって!
焼きたておせんべいが美味しそうだったなあ!

次回はとうとう池袋&巣鴨!キターーーーーーーーー!!!てか、いつロケしたの?!
どこらへんを歩くのかなあ~?とっても楽しみ♪♪♪


金曜日のランチは、来週火曜日でラストを迎える同僚のコと近所の老舗っぽいうどん屋さんに行ってきたv
親子南蛮うどんだっけ?あったまったなあ~!

そして、夜は長野の友だちが都内に遊びに来てたから、こないだのバスツアーで知ったお店で夕飯したv

DEAN & DELUCA
今回注文したのは、なんだかサラダがたっぷりと乗ったパニーニと、クリーミーなカプチーノ♪
美味しかったけど、生野菜になにもかかってなくて、えぇっとぅ・・・ドレッシング忘れた???
パニーニにはさまれたベーコンとかの塩気でなんとか半分以上がんばって食べたけど、すいませんギブです

友だちは、イチゴスイーツの食べ放題をしてきたからお腹いっぱいw
ひさびさに会って、いろいろ喋って楽しかった~!またゴハンしよ~!



追。
『ゲゲゲ~』はまだ見てないけど、水木さんて面白い人なんだな。ウィキ見てたら、調布に行ってみたくなったw
調べたら新宿から15分で行けちゃうんだ/驚
鬼太郎を始めとする代表的な妖怪のオブジェが並んでいるんだって。

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鶏→チキン

2011-01-20 22:08:06 | 日記
長野の友だちからもらったプラネ情報↓↓↓

世界初の「3D ウォークスルー型 プラネタリウム」が登場!
期間:2010年11月26日(金)~2011年2月13日(日) ※会期中無休
時間:11:00~22:00(金曜・土曜・休前日は23:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで
場所:森アーツセンターギャラリー (森タワー52F)
入館料:一般¥1,800 ※東京シティビュー入館料(一般¥1,500含む)


五反田文化センター
投影日:土曜・日曜・祝日(各3回) ※投影時間は、約50分です。
第1回 11:00 ~ 親子向け投影(※小学校3年生以下のお子さんと保護者)
第2回 13:30 ~ 一般向け投影
第3回 15:30 ~ 一般向け投影
入場料:大人200円 ※ 投影日当日、9時から各回分発売


めざましで紹介してた気になる最新映画↓↓↓

僕と妻の1778の物語
眉村卓さんがモデルなんだ/驚

犬とあなたの物語
観たいけど、また劇場で号泣して顔がおかしくなるから、DVDで観るべきか。


フード・インク
2倍の速さで成長するよう育てられた大量の鶏たちの様子を見てショックを受け、吐き気がした。
一国だけを見て少子化と憂いているけど、地球はヒトが増えすぎておかしくなったんだ。
次はわたしがヒヨコに生まれて、傲慢で、底なしに強欲なニンゲンの罪を償おう。

『ありふれたごちそう』のほうはリンクが見つからなかった。



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『エセルとアーネスト ほんとうの物語』レイモンド・ブリッグズ

2011-01-20 21:52:54 | 
エセルとアーネスト ほんとうの物語/レイモンド・ブリッグズ 小学館
さくまゆみこ/訳

あらすじ
牛乳配達員のアーネストと、住み込みのメイドだったエセルは結婚し、26年ローンを組んで家を買う。
2年後、待望の息子が産まれ、高齢出産で難産だったため、これ以上はムリだと医者に言われる。
ドイツ侵攻が始まり、ついにイギリスも世界大戦に巻き込まれてゆく。
子どもたちは皆、より安全な田舎へと疎開が始まり、レイモンドも親戚に預けられた。
成長したレイモンドは、親の期待とは裏腹に美術大学へ進学。
長髪をなびかせ、脳の障害を持つ婚約者を連れてきた時も、母は「髪をとかしなさい」とクシを渡すマイペースぶり。
長かった戦争も終わり、ボロボロに壊された家も元通りに直し、老いた母親は車椅子とベッドでの生活となる・・・


話の途中で息子の名前が明かされ、作者の両親だと分かった/驚
自分と両親の物語をこんな風に1冊の童話に描けるって、画家は素晴らしい仕事だなあ!
きっとご両親も誇りに思っていることだろう。

あらゆるものが電化され便利になり、ある意味夢のある時代でもあったんだな。
と同時に、ナチスが次第に人々の生活に巧みに浸透してゆく様子も
イギリスの低所得層の視点から分かりやすく描かれている。
人々を恐怖のどん底に陥れる戦争も、最初はなんてことない出来事の積み重ねから始まっているんだ。

夫婦それぞれ違う政党を支持しているために、時々ケンカになるものの、
もっともなことをさり気なくズバっと言うエセルのセリフが笑いを誘うw
入院してからは、夫のことも分からなくなるほど痴呆が進んで、最期はひっそりと亡くなり、
アーネストもまた後を追うように同年に亡くなってしまうラストがなんとも悲しい。


「あの2人、ずっとここに住んでたんだ。同じ家に41年間も」


ありふれた、平凡なひとつの家族の人生だけれども、
日常の暮らしにあったかい思いいれと愛情があふれていた

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ワーグナー歌劇『ラインの黄金』

2011-01-17 20:00:58 | 演劇・オペラ
ワーグナー歌劇『ラインの黄金』

バイエルン放送交響楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
出演:
ヴォータン:ジェイムズ・モリス(主神)
フリッカ:マリヤーナ・リポフシュク(ヴォータンの妻)
ローゲ:ハインツ・ツェドニック(火の半神)
アルベリヒ:テオ・アダム(ニーベルハイムの醜い小人)
ミーメ:ペーター・ハーゲ(アルベリヒの弟)
フライア:エヴァ・ヨハンソン(青春のリンゴを育てる女神。フリッカの妹)
ドンナー:アンドレアス・シュミット(雷神。フライアの兄)
フロー:ペーター・ザイフェルト(フライアの兄)
エルダ:ヤドヴィガ・ラッペ
ファーゾルト:ハンス・チャンマー(巨人の兄弟)
ファーフナー:クルト・リドル(巨人の兄弟)
ヴォークリンデ:ジュリー・カウフマン(ラインの黄金を守る乙女)
ヴェルグンデ:シルヴィア・ヘルマン(ラインの黄金を守る乙女)
フロースヒルデ:スーザン・クィットマイヤー(ラインの黄金を守る乙女)


あらすじ
ヴォータンが寝ている間に巨人の兄弟が一生懸命働いて城を建てた。
フリッカが夫の貞節を願って、ねだったらしいが、
ヴォータンはその報酬として美しいフライアを巨人にあげると約束してしまう。
フライアをくれと言われて困ったヴォータンは、なんとかなると請け合ったローゲに丸投げ。

ローゲの話では、ライン河に横たわる黄金で作った指輪を手にいれれば世界を支配できるという。ただし愛は諦めるという条件で。
乙女から指輪を奪った小人アルベリヒは、弟ミーメに隠れ蓑を作らせたり、
ニーベルハイムの人々に金銀財宝を掘らせて大得意。
ローゲはアルベリヒを煽ててヒキガエルに変身させたところを捕え、指輪を奪ってしまう。
怒ったアルベリヒは、その指輪を持つ者は死ぬという呪いをかける。

ヴォータンは指輪を自分のモノにしようとしたが、エルダが「指輪を避けよ。されば滅びる」と警告する。
フライアがいないと青春のリンゴが枯れてしまって、永遠の若さが保てない神々は、
巨人の要求通り指輪をあげ、人質になっていたフライアを返してもらう。

途端に兄弟ゲンカを始めて、ファーフナーはファーゾルトを叩き殺してしまう。
「恐ろしきは、呪いの力!」とヴォータンは指輪を諦め、ワルハルと名付けた城へと渡る。
ローゲは神々たちが滅びるのを予感し、「巻き込まれる前に焼き尽くしてしまおうか」とボヤく。


去年聴いた『ワルキューレ』の序章。とはいえ、ここからジークムントの話にはけっこうな飛躍があるよね?
聴けば聴くほど『ロード・オブ・ザ・リング』みたい。これは演劇を実際観たいなあ!
舞台演出もそうとう大掛かりで豪華だろうし、巨人や小人、火や雷の神など登場人物が多彩で面白い。

欣喜雀躍(きんきじゃくやく)=こおどりして喜ぶこと。「合格の知らせに―する」




「ラインの黄金! ラインの黄金!
 純なる黄金!
 おまえの純なる黄金は、たわむれるように河底で、光っていたらよかったのに!
 河底にあればこそ、親しみと誠に守られていたが、
 上の世界にある楽しみは、虚偽と卑怯のことがあるばかり!」


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『CASSHERN』(2004)

2011-01-16 17:43:16 | 映画
『CASSHERN』(2004)
監督:紀里谷和明 主題歌:♪誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル
出演:伊勢谷友介、麻生久美子、寺尾聰、樋口可南子、小日向文世、宮迫博之、佐田真由美、要潤、西島秀俊、及川光博、森口瑤子、鶴田真由、寺島進、玉山鉄二、りょう、大滝秀治、三橋達也、唐沢寿明 ほか


trailer

麻生久美子出演作をチェック中。でなきゃ、あまり普段は手を出さないヒーローものだったが、
完成度が高く、要所ごとにけっこう泣けた。アニメ版のファンにはかなりガッカリだったみたいだが。
元ネタは1973-1974年放送の、タツノコプロによるテレビアニメ『新造人間キャシャーン』。
ちなみに、こちらがアニメ版→新造人間キャシャーン OP ED
うん、分かり易そうなヒーローものっぽい。アニメ版もちょっと見てみたい。
そいえば、公開当時は宇多田ヒカルがテーマ曲を作って、夫だった監督と宣伝してたことを思い出した。


story
長く続いた戦争で公害病、遺伝子変異が進み、医療の研究が緊急の課題となる中、
東博士はどのパーツにも対応可能で素早い再生能力を持つ新造細胞を発見したと発表。
会議では笑い飛ばされたが、軍の目に留まり、日興ハイラル社員の内藤の指揮の下で研究が開始される。

東の妻は病に冒され死が近く、今は盲目状態。妻を救うため、急ピッチで研究していた。
1年後、軍に志願した息子・鉄也の戦士の知らせが届いた日、研究施設に稲妻が落ち、大勢の新造人間が生まれる。
内藤は全員を皆殺しにするが、生き延びた新造人間ブライキング・ボスがリーダーとなり、人間抹殺を始める。

上条将軍の息子・上条ミキオは年老いた軍の上層部を一掃して、政府を乗っ取る。
戦死した鉄也も甦り、「第七管区」の守り神と言われるキャシャーンを名乗って、新造人間と闘う。。


限りなく劇画と融合した映画。
コミックをよりリアルに実写化してきたこれまでの作品を超えて、実写が限界までコミックに近づいた映画とでもいおうか。
作品中で使われてたピアノ曲!『ねらわれた学園』でも使われてた曲だ/驚 ベートーヴェンの「月光」だったか!

ナチスみたいなマークが使われたり、将軍の顔付き(つまり大滝秀治さんね!)の戦闘機にはちょっと笑ったw
ロボットを1人で倒せちゃったり、宇宙まで飛び出しそうな勢いで飛べるって、
上月博士(小日向さん)は、どんだけスゴいスーツ作ってあげたんだ!あり得ないよね

これでもかって豪華キャスティングで、人間ドラマの部分をしっかりと支えている。
そもそもミッチーは演劇志向だっただけに、こうゆうSFものもイケるなあ!
そしてなぜ宮迫さんだけ喋れない?カラダ全体で表現する難しい役どころを熱演。
樋口可南子さんも、いくつになっても透明感のある美しさで、凛とした存在感。
そして、麻生久美子さんは、こうゆうSF的なヒロインもピッタリハマってた。

憎しみがまた憎しみの連鎖となって終わらない戦争
みんながそれぞれ誰か大事な人を守るために戦い、失った憎しみで誰かを殺せば、また悲しむ人が増える。
こんな殺伐とした、炎に包まれた地球の姿も現実にならないとも限らない。
対照的に土に芽ぶいた新しい緑
ミドリが育てる温室の花々など、自然の美しさが平和の象徴として使われてて鮮やかだった。


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CHERRY

2011-01-16 10:47:46 | 音楽&ライブ
図書館でCDを借りて、自宅のカセットテープをデジタル化していく、ひとりリバイバルコーナー!

Highway 61 Revisited/Bob Dylan
あ~綾瀬の薄暗いアパートを下見に行った雨の日を思い出す
「ハイウェイ61にまとめて全部持って行ってしまえばいいよ」

ディランほか名曲を和訳してる素晴らしいサイト発見!
こないだの♪A Whiter Shade of Pale も載っていて、
意訳をされてる方のも読んだら、さらに深い世界が見えて感動した。


エレファントカシマシ/エレファントカシマシ
これが記念すべき1枚目。勢いがあって、怒りのロックがあって、その筋は今でも1本通ってる。

THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ/エレファントカシマシ
ジャケ写のみやじくんがいちいちカワイイ! 近所の公園で撮った記念写真みたいw


空中キャンプ/フィッシュマンズ
これも名盤。真正面から真剣勝負でぶつかってくるエレカシと対照的に、
フィッシュマンズは、いつでも、どこでも、ふっと寄り添ってくれる音

8月の現状/フィッシュマンズ
いきなりドラッギーなはじまり。初めて聴いた時の衝撃が甦る。

ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ/フィッシュマンズ
ん?このアルバムは聴いてないかな?馴染みの曲も多いけど。


Windy Shadow/松田聖子
これも松本隆さんとガッツリ組んでる。♪ハートのイアリングは細野さんも参加!
アイドルとして、時代のアイコンとして、常に時代の流れとともに華開かせてゆけるのがステキ。

Poison/Rebecca
こないだのパセラ初めでは、このアルバムから大好きな♪CHERRY SHUFFLE を歌ったv
曲調はテンポもよくて明るいんだけど、歌詞を読むとシリアスな歌なんだよね。


Bjork Gudmundsdottir
サケ友が貸してくれたビョークの幼い頃のアルバム!こんなのあるなんて知らなかった!
インド風な音から始まって、声が幼くてカワイイ!
いや~!貴重なものを聴かせていただきました~!ありがとうううう!!!





CHERRY SHUFFLE
時代の終わりのバーゲンセール
ほら またCHERRYが 空から降る
不吉なニュースが流れた

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『Beauty うつくしいもの』(2008)

2011-01-14 22:03:03 | 映画
『Beauty うつくしいもの』(2008)
監督 後藤俊夫
出演:片岡孝太郎、片岡愛之助、麻生久美子、嘉島典俊、眞島秀和、大西麻恵、赤塚真人、二階堂智、井川比佐志、串田和美、北村和夫、高橋平、大島空良、兼尾瑞穂 ほか

「多少お粗末かもしれないが、やっぱりオレはあの梶原源太くらいいい男だよなぁ」

「忠兵衛さん、あんたいつから会ってないか覚えてますか」

「あんまり忙しくて忘れてしもた」


story
昭和10年。自然が美しい長野県伊那路村。両親がすでに亡く、祖父に育てられた半次は、
村に代々伝わる歌舞伎を踊る雪夫の姿に憧れ、踊りを教えてもらい、共に初舞台を踏む。
素朴な村にも戦争の足音は刻々と近づき、とうとう村の歌舞伎役者たちにも赤紙が届く。
戦いの末にシベリアの強制収容所に送られた半次、雪夫、政男らは、極寒の地で、
ロクな食料も与えられず、過酷な労働をし、仲間は次々と倒れ死んでいった。
政男は肺炎で逝き、雪夫もまた病に倒れて隔離され、墓地に埋められたとの訃報が届く。

1人村に帰った半次は、祖父も亡くなった家を継いで木材業を営む傍ら、歌子を相手役に歌舞伎役者を続ける。
数年後、盲目の役者が話題となり、それが雪夫だと知り、村に帰るよう説得するが、
満州にて日本人の母子らを殺めてしまった罪の意識に苛まれ、心の病とともに、雪夫は体も蝕まれていた。。


上の感動的な台詞は、歌舞伎『恋飛脚大和往来』の『封印切』の段の中で、
遊女梅川が恋人忠兵衛に問うた科白とのこと。

なんだか『ディア・ハンター』を思い出した。レスリー・チャンの『さらば、わが愛/覇王別姫』もよかったなあ!
地元ながら伊那市ってどこか分からなかったけど、地図で見てみたらかなり山間の場所
片田舎で歌舞伎を観るって風習はいまでもあるのだろうか?
その村ごとにスターがいたのかな。土地に根付いた芸能もステキだ。

劇中の客席には片岡孝夫さんの姿もあった。主演の片岡孝太郎と片岡愛之助は、
同じ片岡の姓でも血はつながっていないのか?複雑だ・・・
さすがに芝居シーンは若年から老齢までの演じ分けも素晴らしかったけど、
素に戻った時の演技までなんだか時々芝居がかっている感じがした

麻生久美子は、そんなプロの歌舞伎役者さんと共演して、しかも年齢の幅も演じ分けなければならず、難しかったことだろう。

シベリア抑留の話は、去年町歩きをした際、水木しげるのマンガなどでも描かれていたのを見たけど、
1日ひとかけらのパンを4人で分けて食べていたとか、まったく想像を絶する世界。
町にいるふつうのおじいさん、おばあさんにも、こんな風に長い長い思い出話があるのだろうか。

オペラもいいけど、日本の歌舞伎ももっと知りたくなった。



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『夜間飛行』サン=テグジュペリ

2011-01-12 21:04:05 | 
『夜間飛行』
サン=テグジュペリ/著 片木智年/訳
装画・本文イラスト/須藤由希子

テグチュベリとの出会いは、たしか短大の第2外国語でフランス語をとって、
『星の王子さま』を辞書をひきながら原語で読む課題を出された時か?(もちろん和訳も買ったけど
その他の作品もいつかじっくり読んでみたいと思いつつ、今ごろになってしまったが、
いざ読んでみると詩のような文章の連続で、物語りのイメージを掴むまでに時間がかかった。
本には、ウェストールのように読み進めるのになんの支障もない時と、1行1行進むのに苦労する時があるよね。

「~のような」って表現が多くて、例え方が哲学的なのはフランス人気質のせいもあるだろうか?
何度も読み返すたび味わい深く、また理解も深まるのかもしれない。


あらすじウィキにほぼ完璧なものあり)
支配人リヴィエールは、些細なミスも決して許さず、例えそれが天候不良などによる不可抗力であっても厳しく罰することによってパイロットの安全、確実な郵便輸送が保たれるという信念を貫いている。

部下ロビノは、その重圧に耐え切れず、飛行士ベルランを食事に誘い、弱味をさらけ出そうとするが、
リヴィエールによって呼び出され、「君の部下を口に出さずに愛しなさい」と強く咎められる。

飛行士ファビアンは、パタゴニアの快晴の空からブエノスアイレスへ帰還する途中、嵐に巻き込まれる。
各地のスタッフは、徹夜で無線を待つがつながらない。現在位置もどこに向っているかも分からず、
藁をも掴む思いで小さな光を目指して急上昇させると、不意に嵐の上に広がる静寂で神聖な場所に出る。
「燃料はあと30分しかもたない・・・」

飛行士を失ったことでリヴィエールは打ちのめされるが、ロビノが言葉をかけようかと管理人室に入ると、次の便の飛行を命令するのだった。。


どんな世界においても、前例のないことを成し遂げようとする者は、こうまで追い込まれるものか。
孤高の支配人の一見冷徹な言動の奥には、もっとずっと懐の深い人間愛が横たわっている。

一方、空を飛ぶパイロットの描写においては、俯瞰から見る世界の美しさ、
絶対的に純粋な孤独に気づいてしまった者は、地上の日常生活の煩雑さなどに耐えられなくなってしまったのでは?と思わせるような文章がよく出てくる。

テグジュペリ自身もパイロットだった経歴が作品にも大いに生かされているのが分かる。
飛行中に行方不明となってそのままってゆう謎めいた結末も興味を惹きつけ続ける理由のひとつ。
飛行士への強い憧れを持ちつつ、あくまで地上で待つ人間側だったウェストールとの決定的な違い。

なんと、宮崎駿さんはテグジュペリも好きなようで、新潮文庫の表紙画を描いているとのこと/驚→こちら
趣味が合うな・・・

ひきつづき、その他の作品も読んでみたい。



p.13
「もはや行動の中のみに、人生の糧を見出すことができないとしたら、確かに彼は老いたのだ」

p.23
「とはいえ普通の人間が強く執着するものすべてから、彼はほとんど引きはがされていたのだ。---やっかいだが大切な旧友、人間の小さな不具合の数々と再会できるかすら知らずに」

p.52
「彼は今夜のように孤独を感じていた。しかしすぐにこうした孤独のもつ豊かさを発見したのだ」

p.62
「ものごとの流れは支配すれば、従う。そうやって人はものを創り上げていく」

p.153(解説)
「『王子さま』自体、まぼろしのような存在ですが、実は「行動」と「犠牲」により死を超える命を探る「人間」の本質を寓意していたように思われるのです」

p.155(解説)
「デグジュペリの生まれ故郷、リヨンの町には彼の像が建っています。そこには、故国のために死んだ作家へのはなむけと共に、彼の残したこの言葉が刻まれていました」

『ぼくは死んでしまったようにするだろう。でもそれは本当じゃない』


帰順=反逆や抵抗をやめて服従すること。帰服。「武器を捨てて―する」
呻吟(しんぎん)=苦しんでうめくこと。「病床に―する」「小説の書き出しに―する」



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