花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

中国江南の旅(4)

2010年12月21日 | 海外旅行「中国Ⅱ」江南・黄山・香港、マカオ
2日目は、予報通り朝から雨だったが、無錫の市内観光からスタートした。
現地ガイドの40代の女性がバスに乗り込み自己紹介した。
自分は如何にベテランガイドか、今はお金のためではなく全くの趣味で時々ガイドをしている、普段は毎日エステに4~5時間通っているなどと話し、私たちの反発を買った。

まず「三国志」のドラマのロケ地だというセットを見学した。①
次に、琵琶湖の3倍の面積だという太湖の遊覧船乗り場に行った。
雨が降っていたので、船着き場まではほろの付いた軽トラックに乗った。往復で1人20元(280円)だった。「赤壁の戦い」のロケで使ったという木造の遊覧船は、中国人で混雑していたが、雨にけぶる太湖を30分程遊覧した。②

その後、現地ガイドに太湖で烏貝に核を植えつけて淡水真珠を養殖販売している店に案内され、店長から真珠を取り出すところを見せられた。③ 淡水真珠は1個の貝から20~30個も採れるが、形がいびつな真珠だった。
誰も真珠は買わなかったが、私達女性は真珠を粉にしてから作ったという高価な真珠クリームを少しずつ分け合って買った。
 
 ① ② ③

午後は水郷の里「同里」の見学だった。
雨が止まないので、バスの駐車場からは、また20元でほろ付きの軽トラックに乗って、明・清時代の古い街並みが残る「明清街」迄往復した。
中国では、400年前に建てられた木造の街並みが良く保存されていた。
中でも世界遺産に指定されている「退思園」は、清代の庭園形式の邸宅で、中庭を中心に2階建ての回廊が巡らされ、庭も中国風の東屋が建つ豪華な家だった。④⑤

 ④ ⑤

同里の水路にはたくさんの石橋がかかっていて⑥、運河の船から直接荷物を各家々に荷揚げできるようになっていた。
狭い道路を挟んだ両側には土産物店が並んでいた。私には、大きいガチョウの卵が珍しかった。⑦ 
食事に中華風茶碗蒸しが出る度に、私は多分大きいガチョウの卵を使っているのだろうと想像した。

 ⑥ ⑦

そこからさらに西塘に行き、「西塘古鎮」を散策する頃には夕闇が迫って来た。
運河沿いに数百年~千年前の低い木造家屋がぎっしりと並んでいて、そこで今も人々が生活していた。
日が沈んだ古鎮で、赤い提灯に電気が灯されると、何か懐かしい光景に出会ったような感じがした。⑧

 ⑧


コメント (2)
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