《エジンバラ到着雑感》
3日、成田空港を10;55発のブリティッシュ・エアラインで出発してから12時間15分かけてロンドンのヒースロー国際空港に着いたが、ロンドンはまだ15;10だった。時差がー8時間(本当はー9時間だが、3月最終日曜から10月最終日曜まではサマータイムを取り入れていて時刻を1時間早めている)あるのでこうなるのだ。
私たちはそのままロンドンから18;25発の国内線に乗り継ぎ、北のエジンバラ空港には1時間後の19;25に着いた。
エジンバラは北緯56度に位置し、樺太の中部と同じ位置なので6月のこの時期は日没時刻が遅いのだ。20;30頃はまだ青空、21;10過ぎてようやく薄暗くなり、地球の北側に来たという実感が湧いた。
因みに1年で昼の時間が最も長くなる夏至(6月21日)には、場所にもよるがイギリスでは4;40過ぎに日の出を迎え、21;15過ぎにならないと日没にならないのだ。多分22時近くになっても、夜空はまだうっすらと明るいのだろう。ほぼ球形で、若干地軸が傾いている地球の妙技なのだ。
しかし、いつまでも明るいと、人々は働き過ぎたり遊びすぎたりして疲れてしまう。そうならないように緯度の高い国に住む人々は、各自で生活管理をする必要があるのだと思う。
反対に12月の冬至では、日の出は8時過ぎで、日没は15時半前後となるようだ。
21時過ぎに通ったエジンバラ郊外では、所々で広い菜の花畑が真黄色に輝いていた。
街に着くと、歴史を感じさせる重厚な石作りの建物が出向かえてくれた。
バスの中で現地ガイドから、「屋内は全て禁煙なので注意して欲しい。違反すると高額な罰金を科せられる。」と注意された。