《観光3日目の午後ー世界最長のロープウエイと『天門山』観光》
観光の最後は、『天門山国家森林公園』の観光だった。
この山は世界遺産にはなっていないが、張家界市の南方10kmにある標高1500mの山である。
この山の上部は、紀元263年の大地震の後、頂上に大きな洞窟ができたことで有名な山で、古くは嵩梁山(コウリョウサン)と呼ばれていたが、呉の景帝が洞窟ができたことを吉祥の兆しと考え、山名を『天門山』と改めたのだった。
洞は高さ131.5m、幅37m、奥行30mあり、1999年末にはロシア、イギリス、アメリカ、日本など15カ国のパイロットが集まって飛行機で洞を通り抜ける演技飛行に成功し、世界的に有名になった。
この山の観光ポイントは3つある。
1つ目は、市街地から7455mの世界最長ロープウエイで天門山の標高1279mの所まで20~30分で行ける事、2つ目はロープウエイの終点駅からの断崖絶壁に張り出して作られている遊歩道の散策、3つ目は天門山の洞まで登ることができる999段の急な石段登山だ。そのためには一度ロープウエイの中間駅に戻り、そこから専用のバスでピンキング道路を上り、石段のある場所迄行かねばならない。
今回私は、この3つの観光ポイントを全て達成することができ、本当に大感激したのだった。
生憎この日も天気が悪く、濃霧が立ち込めている中で写真を撮影した。またロープウエイから写したものはアクリルガラスを通しているのでさらにはっきりしないが、ポイント毎に私の記念写真を掲載する。いかがだろうか。
1つ目ー世界最長ロープウエイで天門山へ
2つ目ー濃霧の遊歩道を30分間散策
3つ目ー洞までの999段の石段登り
これで今回の中国武陵源の旅日記を完了する。
私が体験上言えることは、多くの方々に勧めたい僅か5日間で行ける素晴らしい観光地の一つだったということである。
※枠で囲まれている写真をクリックすると拡大します。