翌日の午前中は麗江郊外の観光だった。
山間の道を西へ50km下った所に長江が180度迂回する場所があり、そこに古くからチベット族との交易の中継地として発展した町がある。
町の名は石鼓鎮。町の入り口に狛犬?が4匹も鎮座する立派な門が立っていた。
高台に上がると古い町並みや木造つり橋の傍で編み物をしている女性達がいた。
少し道を戻り、バスは虎跳峡(こちょうきょう)の入り口に停まった。
高低差3000mの大渓谷の下を20kmに渡って流れる長江(金沙江)沿いに、2.5kmの遊歩道が作られていて、終点が展望台になっていた。展望台の下は虎が飛び越えたと伝えられている程、川幅が特に狭くなっている所で、豊かな水量が激流と化していて壮観だった。
川の向こう側は、チベット族が住むシャングリラ(香格里拉)地域だ。そこにも小さな何人もの人影が見えた。
往復1時間半、渓谷美を楽しみながら一生懸命歩いたため、戻った時には汗をかいていた。
バス停の近くにレストランがあり、そこで昼食をとった。私たちを目当てに数人の物売りが来たが、どこから仕入れたのか、お年寄りの女性から買った蜜柑は新鮮で香りが良く、すごく甘かった。
その日の夕食は、麗江古城に近い飲食店街でナシ族の民族料理を味わった。
沢山の野菜と豚のばら肉、ソーセージ、麺、ご飯、春雨の火鍋料理だった。ニンニク、ごま油、魚醤などで作ってあると思われるたれが独特で、体も温まって美味しかった。
食事後トイレに行った。女性用の扉を開けてびっくり。清潔な水洗トイレだったが究極の「ニーハオトイレ」だったので、私は使うのを止めた。
その夜8時頃、友人とホテルの近くのアーケード街に行き、色々な果物を買い込んだ。特にレイシー、金柑が新鮮で安く、美味しかった。
見たことの無い豆を買って来て食べて見た。黒く硬い種の周りに干し柿のような実がついていた。帰りの空港で袋入りで売られていたが、名前を見てこなかった事を反省している。ネットで調べたがまだ分からない。
とても珍しい豆なので種を蒔いて見ようと思っている。
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今回行った辺境の地でも、問題だったトイレは限られた場所だけです。
鍵が壊れていたら、互いに抑えるなどして助け合いました。
チベット族の住むシャングリラにもバスが少し入りましたが、私は麗江こそシャングリラ(「悠久の大自然がある所」の意味だそうです)だと思いましたよ。
(実はチベット自治区が、先にシャングリラの名をつけてしまったのだそうです)
今回は羅平の菜の花に合わせた日程の旅でしたが、麗江は6月が良いのだそうです。