存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

X&Y / COLDPLAY

2008-08-18 20:04:52 | album c
COLDPLAYのニューアルバムを聴いて、昔の作品も聴きたくなったので、2005年6月に発売されたサードアルバムを手に入れて聴いています。

試聴



彼らのことはほとんど知らないので日本のHPを覗いてみました。思っていたよりも随分若い
このアルバムは英米をはじめ、28カ国でチャート1位になったらしいが、日本では1位になってなかったようです。でも、多くの人に受けたおかげで僕も聴き込むことになったわけで

1 Square One (04:47)
四角の枡丈の盤の上で行うゲームが由来となっている「振り出し」の意味。


2 What If (04:57)
バラード。
踏み出す一歩一歩が最大の誤りとなる得る。やってみないとわからないという君が一歩を踏み出そうとする姿勢をを支持しながらも、もし君が人生に僕を必要ないと判断したらどうなるのかという不安を持つ。

3 White Shadows (05:28)
白い影という魅力的なタイトル。少しTULIPの「夏は終わらない」を思い出した。

4 Fix You (04:54)
「お前をやっつけてやる」という意味かと思うと、訳詞では「君を立ち直らせてみるよ」とあった。
ゴスペル風

5 Talk (05:11)
イントロとサビの部分が印象的。シングルカットされた曲っぽいポップさを感じます。
latifaさんが好きと仰っていた曲。

6 X&Y (04:34)
この曲までがXで、7曲目以降がYとなっている。歌のメロディーを同時に楽器がなぞるように演奏する時、自転車で通いなれた道路のカーブを気持ちよいスピードと曲がり方で走り抜けたような爽快感。


7 Speed of Sound (04:48)
イントロから都会の高層ビル群で聴いているような印象を受けたが、歌詞に日本や中国でのビル群が出てきて驚いた。
これもlatifaさんが気に入っておられる曲。

8 A Message (04:45)
ギターとヴォーカルで始まる。MY SONG IS LOVEという曲。

9 Low (05:32)
ブライアン・イーノがシンセを担当している。
白黒の世界しか見ない君が完璧な調和の中で生きることを望んでいたけれど、
うまくやれないからダメだと思っている君に
YOU SHOULD TRY

10 Hardest Part (04:25)
知っていることは間違っているし、何をやってもうまく行かないし、バラバラになってしまう。
自分で解決できれば良いけれど、思うようにならない。辛いこと。

3分過ぎの曲調は広がりがあって良い感じ。

11 Swallowed in the Sea (03:58)
「海に飲み込まれる」というタイトルだが、歌詞にはNOTが前についている部分もあり。
君の居場所は僕の側だと歌う。生きている素晴らしさを君を通して気がついた。
一緒に海に飲み込まれよう。

12 Twisted Logic (05:01)
相反するものに戸惑う。誰かが何かを創造すると、誰かが破壊するだろう。後退したら前進し始めるだろう。


13 Til Kingdom Come (04:10)
キリスト教で言う神の国の出現まで、君は僕を待ち続けると言って欲しい。その予兆も感じる。
牧歌的です。

14 How You See The World
日本盤のシークレットトラックです。13曲目の延長で入っています。
タイトルの歌詞を歌う部分のメロディーが空に感情が広がっていくような良い感じです。

コメント (4)
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忘れても、いっしょ 若年性認知症

2008-08-18 03:43:29 | TV番組
途中からだけど、田原総一朗によるドキュメンタリーを少し見ていた。
「若年性認知症」の夫を介護する妻の長期密着取材を通じ、夫婦の新しい愛の形を追う番組。

 リハビリ施設である折鶴工場に週に一度通う平本さんは家で夜中に何度もトイレに起きて、何度かはトイレ以外の部分でオシッコをしてしまう。気丈にされているが、辛いと語る奥さん。
 頼まれるから仕事をしているんだと田原に語る平本さん。
 奥さんと一緒にカーペンターズの「yesterday once more」を歌うと、「あの頃」を思い出して泣いていた。
 認知症になる前に一緒に働いていた同僚が家を訪ねて来てくれた。奥さんの企画。名前を覚えていた。
かつての職場で作っていたカメラのレンズを見せたり、みんなで三宅島に行った時の写真。
 深夜1時に夫が眠ると奥さんは一息つける。

大島渚監督は脳溢血で倒れてから奥さんの小山明子さんはうつ状態で自殺を考える日々だったらしい。

学校の校長先生だった夫が仕事をしている時から発病。
奥さんは、病院の先生が「この人は誰ですか?」とたずねると、その夫は「いい人」と答えた。
彼にとっての私は やはり「わたし」と思いたい。
その奥さんは乳がんで闘病生活をしながらの介護である。

介護をする段階になり、確実に新しい夫婦関係になる。
田原が「離婚を考えたことが全くないですか」と尋ねると、みなさんは「全くない」と答える。
  問題としてローンが残っていたりする。しかし、本人は働けない。介護をする人が働きながら介護をしていく状態を国が何とかすべきだと語る田原。

社会の中で必要とされている役割がある。家庭の中で必要とされている役割がある。
そして互いを思い合う気持ちを持つことができる。
そういうことが必要なんじゃないでしょうか。
ゴールデンタイムに流して欲しい番組でした。

コメント (2)
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