2013,7,23発売のヴァージョン
Songs Cycled
細野晴臣さん関連で知っているミュージシャンだが、今週の元春レイディオショーでの3PICKS!で紹介されていたアルバム。一発で良いなーと思って購入しました。
きゃりーぱみゅぱみゅの「なんだこれくしょん」に続いて聴くと、なんか良い感じなんですよねー
ジャケットの絵のタッチだけではなく、他のタイプの絵も歌詞カードに記載されていて楽しい。
本人のオブジェ的な写真も2枚。
01. Wedding In Madagascar (Faranaina) (02:51)
元春レイディオショーで紹介されたインスト曲
美しい
02. Dreaming of Paris (03:45)
元春レイディオショーで紹介された曲
ウクレレも使われていて
物語が始まるような不可思議さを感じる。
03. Hold Back Time (03:42)
抱擁感のある曲
04. Sassafrass (03:03)
カントリーっぽい感じもする
05. Black Gold (06:21)
ピアソラのような印象も。
ヴォーカルは寂しげ
06. Aquarium (02:32)
スチールドラムのインスト曲
07. Money is King (03:03)
何だろう、カルメンじゃないし、ファドでもない
08. Wall Street (04:32)
ヴァイオリンとチェロが印象的
女性のヴォーカルもあり
聴けば聴くほど深みがある曲
09. Parting Hand (06:03)
抱擁感
広がりは
女性ヴォーカル
10. The All Golden (04:07)
LCM(TEI TOWA)を聴きたくなったイントロ
アコーディオンとピアノの織りなす感じも良い感じ。
11. Missin' Missippi (03:05)
Gaby Moreno 女性ヴォーカル
12. Amazing Graces
有名な曲ですが、勿論編曲されています♪
以下は元春レイディオショーで紹介されたでの佐野元春のコメント。
Van Dyke Parks
米国ミシシッピー州出身のミュージシャン。現在70歳。作曲家・編曲家そしてプロデューサーとして素晴らしい作品を残しています。特にビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンと以前から音楽的なつながりがあって、ビーチボーイズの傑作アルバムと言われている「スマイル」。このアルバムの制作に深く関わりました。ソロ・アーティストとして知られるようになったのは、1968年のレコード、アルバムのタイトルは「Song Cycle」このアルバムが高く評価されました。このアルバムでは米国の伝統的な音楽、例えばラグタイム、ニューオリンズのジャズ、そしてフォーク音楽、そうした米国の古き良き時代の音楽を現代的な解釈で表現しました。実際、商業的にヒットしたレコードというほどではなかったんですが、ポップ音楽の可能性を広げたという意味で高く評価されました。
Van Dyke Parks
その後はカリブ海の音楽、東洋の音楽といった自分の文化とは違う音楽に興味を持って、とても独特なサウンドを作っていきます。
そのVan Dyke Parksが新しいレコードを出しました。アルバムのタイトルは「Songs Cycled」。まあ自分のデビュー・アルバムのタイトルをもじったようなタイトルが付いています。このアルバムは、これまで7インチシングルとして出してきた6枚のシングル曲ををまとめたものになっています。古いアメリカ映画のテーマソングのような、そんなちょっとしたノスタルジーを感じます。でもよく聴くと何か奥深いものも感じます。Van Dyke Parksの新しいレコード「Songs Cycled」