存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

坂本龍一『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』

2023-06-22 00:32:09 | 坂本龍一

2023,6,21発売 新潮社

教授が幼少期から57歳までの人生を振り返った『音楽は自由にする』(2009年)
に続いて、71歳、死ぬ直前までの自伝。
死後に家族から公開しても良い日記を渡された盟友・鈴木正文による書き下ろし原稿を収録

雑誌で読んでいたこともあったけれど、やはり何とも言えない思いです。

とばして最後の鈴木さんのあとがきを読みました。

もう一度、本編も読み返したいと思います。

読まれた皆さん、きっと様々な思いをされているんだろうな
「世界的音楽家」という帯の表現に教授は嫌だなって思ってるんじゃないの?って思いながら
音楽的な素養もセンスもないけれど、とても好きな曲・音、存在であった坂本龍一とずっと一緒に過ごしていた自分にとって、とても読みたいと思っていた本だったし、いろんな思いが過りながら、NHKの「ニューイヤースペシャル2023」で明るい声で「それじゃ、また来年」と言っていた教授の声が巡ったりした。

坂本図書 も楽しみにしたい。そう希望もある。

夏目漱石も、また読みたくなりました。

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