U-20ワールドカップ 日本 2対2 チェコ
(2007/7/13 フジTV)
7月12日(木)深夜のテレビ中継は、サッカーザッピング状態。U-20ワールドカップのほかにも、ほぼ同じ時間帯に、アジアカップ2007、ベトナム対カタール(NHK-BS1)、南米選手権、アルゼンチン対メキシコ(NTV)をやっていた。ぼくは加入していないのだが、スカパーなどCS放送に入っていると、毎日がこんな状態なのだろうか。だとすれば、スカパーに入らないのは、健康のためには正解か。
U-20ワールドカップでは、グループリーグを1位で勝ち抜いた日本代表が、チェコと対戦した。日本が初戦で快勝したスコットランドに負けているチームなので、日本の勝利を期待していたのだが……。
さすがに決勝トーナメントになると、グループリーグほど自由にサッカーをやらせてもらえない。しかし、それでもこの大会までに築き、この大会で花開いた感のあるU-20日本代表らしいサッカー、個人技とパスワークの融合を随所に披露してくれた。そして、毎試合違っていた、得点後のパフォーマンスも。
CKからのヘディングとPKで2点をリードした後、やや不可解な2つのPKで同点にされてしまったのは不運だったし、とても残念だった。ただ、後半のチェコの怒涛の攻撃に対して、それをはねかえすすべがなかったのも確かだった。敗戦にはやはり理由はある。
PK戦の末、敗れてしまった日本代表だが、期待していた勝利以上のもの、すなわち日本サッカーの素晴らしいオリジナリティを世界にアピールしたくれたと思う。今大会の経験を活かし、北京オリンピック、さらには南アフリカ・W杯に出場するつもりで、がんばってもらいたい。このチームの中から、1人でも2人でも、W杯に出場するようだったら、日本のサッカーの将来はさらに明るくなるだろう。
後半になってから、たびたび映っていた、カナダの幻想的な夕空とともに、U-20日本代表の健闘は鮮やかに記憶に残ることだろう。
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