行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第26節  横浜FC戦

2009-07-08 06:40:13 | カターレ富山
全51試合という長丁場の今季J2。その折り返し、第26節の横浜FC戦です。
もはや毎試合すぎてコメントのしようもなくなってきていますが・・・とにかく、勝て!と。例によって中2日というきついスケジュールでの対戦ですが、そうも言っていられないことはこの4ヶ月でよくわかっているだろうし、残り半分の日程も待ってはくれません。その中にあっても、求めるのは勝利、勝ち点3。頑張りを、結果で示してほしい。そして、2ヶ月ぶりとなるホーム戦勝利、5試合ぶりとなる勝利を!

相手は現在最下位の横浜FC。
しかし、順位にどれほどの意味があるということか。前のホームゲームで当時最下位の岡山に負けてさえいるのに、何も言えやしません。それでなくても、第1クール僅か1勝と低迷していた相手との前回対戦では、スコアレスドローで引き分けているのだから。向こうとしても、「やっかいな相手」とは思っていても、苦手意識までは無いはず。逆に、実情はどうあれ、「ホームのくせに最下位相手に勝てなくてどうする」みたいなプレッシャーめいたものをかけられるぶん、こちらのほうがやっかいとさえ言えるかもしれません。
「最下位で、しかも無得点試合の続いていた岡山に負けた」ということ―――どの試合でも楽勝できる相手などいない以上、そりゃ、負けることもあります。しかし、タイミングが悪すぎというか。で、前節「前回対戦で3-0と圧勝した岐阜に無得点で勝てず」と続き、今節、「最下位に低迷する横浜FC」を迎えるという流れ。最下位だからと言って楽なわけでは決してないのに、負ければただの1敗以上のダメージを被ることは必至。それが2ヶ月もホームで勝てていないならなおのこと。

なにやらネガティブな要素が満載で、考えるだけで気が滅入ってきそうになります。
しかし、ここは逆にポジティブに捉えて欲しい。とにもかくにも、ここのところ忘れかけている勝利の味を思い出すことで、もう1段階レベルが上がる・・・その意義を、しっかりと噛み締め、かつ、実践してもらいたい。PKだろうが相手オウンゴールだろうがなんでもいい、とにかく、勝てと。結果を残せと。
0-0でのドローだけは、もう勘弁して欲しい。ここに至り、負けにも等しいドローのなかでも、無得点はもうこりごりです。
無得点では、当然勝てない。ならば、1点でもいい、確実に点を獲ってくれ!と。

ここ数試合、はっきり言って不甲斐ない試合が続いています。とはいえ、そう思うのも、贔屓目や過大評価を抜きにしても、もっとやれるはずだと思えるから。良い試合でのカターレは、こんなもんじゃないから。
ならば、勝て!と。結果を残せと。
あいにくの雨となりそうな天気ですが、「悪天候に強い」というジンクスで「ナイトゲーム未勝利」という現状を打ち破って欲しい。
勝たれ!!富山!!

負けなかっただけの引き分け  FC岐阜戦

2009-07-08 00:17:53 | カターレ富山
またしても、スコアレスドローで引き分け。今季7回目のそれは、ここまでJ2最多。
無失点に抑えて守りきった、と言えば聞こえは良いけれど、裏を返せば得点できずに勝てなかったということ。得点してさえ勝てないことだってあるのに、無得点では話にならず。
今節も、まさにそんな「勝ちきれなかったから引き分け」ではなく「負けなかっただけの引き分け」でした。

全通1周年を迎えた北陸自動車道を利用し、約3時間かけて長良川競技場へ。途中、サービスエリアが混みすぎで停められなかったり、渋滞にはまったりとアクシデントもあったものの、おおむね予定通りに会場入りしました。
やはり隣県だけに、ということでしょうか。アウェー感があまりないほどいつものゴール裏の面々が揃っていたのが、なんともはや。いちばん近いアウェーといいながらも、自分が高速を走り慣れていないことを差し引いても、道中はけっこうタイヘンだったはず。それをこぞって当たり前のように観に来る・・・。みんな、なんだかんだでカターレが好きなのだな、と。あきれるやら心強いやら(^_^;)

で、試合の方はといえば、両者とも一進一退といった雰囲気で進行していきました。どちらかが攻めまくってどちらかが防戦一方とかではなく、また、どちらも決定的なシーンもなく、といった感じで。
ただ、攻守の切り替えは岐阜の方が速かった。ボールを奪ってからの動き出し、スピードでは、カターレは明らかに劣っていました。
それに・・・前節に引き続き、今節もパスの精度が悪いままでした。中盤で、苦しいパスを出した挙げ句にとられなくていいところでとられてしまう、というシーンが何度もあったのが、非常にもどかしかったです。それでも最後は締めて得点は許さなかったものの、意識がどうしても守備寄りだったというか。
そのせいで、攻める際にも連携がうまくとれず、せっかく攻め上がっているのに中を詰める人数が足りなくて攻めきれないだとか、ボールを持った味方に対するサポートがなっていなかったとか・・・正直、全然攻撃に勢いがありませんでした。無得点だったのも仕方ないというか、そんな状態で決めさせてくれるほど相手も甘くないというか・・・。

結局、もし引き分けに「判定」があったとしたら、確実に負けゲームとして終了。
またしても、勝てませんでした。
ここまで、栃木、草津、甲府、岡山、岐阜と、第1クールに勝利をおさめたチームに、まったく勝てていません。そりゃ、相手がどうこう言えるほどの実力を備えたチームではないことはわかってはいます。それでも、同じ相手を連破ということになれば自信も勢いもついただろうに、と思うと、なんとも・・・。
この停滞感を打破するには、勝利を挙げることよりほかありません。
勝てない試合が続いて、勝ち方をわすれているんじゃないのか?
そりゃ、負けないためには守りを固めることは重要。それはいい。しかし、だからといって守ってだけいては勝てない。点を獲れないことには、勝てやしないのだから。
正直言って、「なにがなんでも点を獲る!」という気迫が、足りないのではないかと。コーナーキックやフリーキックのチャンスが、チャンスとして機能していないようにさえ見えてしまうのだから。
とにかく。もうスコアレスドローはこれくらいにしてほしい。試合後に「勝てた試合だった」というコメントは、もうたくさんです。

負けよりはマシとはいえ、釈然としないままに3時間の帰途についたアウェー戦でした・・・。