行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

天皇杯2回戦  ファジアーノ岡山戦

2009-10-10 23:29:11 | カターレ富山
カターレ富山として2度目、Jリーグ所属のチームとしては初となる天皇杯。
ホームである富山県総に迎えるのは、ファジアーノ岡山。高校・大学・社会人と、異なるカテゴリのチームが一堂に会するトーナメント戦ということを思えば、同じJ2のチーム同士の対戦というのは、せっかくの機会にちょっと残念という気も、なきにしもあらず。
しかし。
逆に言えば、同じカテゴリだからこそ負けられないということも、また事実です。しかも、相手は同期の岡山。今季ここまで1勝1敗、昨年は1分け1敗で負け越し、さらに言えば、ホーム戦で勝てていません。負けたら終わりのトーナメント戦ということを抜きに考えても、ライバルに対し、ここで勝たずしてなんとする、というところです。
引き分けのない、完全決着の1戦。ホームの声援を受け、力の限り戦って勝利を掴み取ってほしいです。
前身であるアローズ北陸・YKK AP時代には、両チームが激しく火花を散らし、富山県代表の座を争いました。アマチュアチームの威信をかけ、高いモチベーションで臨んだ本戦では、ときにJチームから金星を挙げるほどの活躍も見せました。
昨年、J昇格に向けての戦いが佳境を迎える中、富山県代表として初参戦したカターレ。1回戦のバンディオンセ加古川戦は勝利したものの、続く2回戦・ツエーゲン金沢戦に敗れ、初挑戦は幕を閉じました。3回戦まで進めば、ホーム・富山県総で目指すべきJ2に所属する岐阜との対戦が控えていたのに、そのチャンスを逃す格好で。その敗戦後、リーグ戦に集中することで、ついには悲願のJ昇格を成し遂げることになったのですから、結果オーライという見方もできなくはないのかもしれません。
勝負事に「if」はないのですが・・・もし、あのとき3回戦まで進んでいたら、その後どうなっていたのか・・・まぁ、知る由もないですし、考えてもしかたないことではありますが。

月日は流れ、今年はJリーグのチームとして参戦することに。いわゆる「ジャイアントキリング」の対象として、「狙う側」から「狙われる側」になった、ともいえるかもしれません。ただ、岡山が同じJ2ということで、アマチュアチームから「狙われる」という感覚は、今年に関して言えば、なしということに。いや、考えようによっては、心配せずとも来年以降は狙われることにもなるのだろうし、J初年度くらいはいいかと。
逆に、「狙う」ことに関しては、今でもまだ実現できることです。そう、この2回戦を勝ち進めば。さしあたっては、3回戦で当たることが有力視されている川崎フロンターレとの対戦を実現することができるかどうか。
とはいえ、あくまでそれは、この2回戦・岡山戦を勝てたらの話。そう、負けたら終わり、勝たねば話になりません。

リーグ戦においては、先の第44節で栃木に敗れ、17位に後退した岡山。とはいえ、最近なかなか波に乗れないのはカターレとて同じこと。前回対戦で敗れているということもさることながら、相手にはそれ以降に調子を上げてきた選手も少なくないだけに、油断などできません。さらに、こちらは怪我人続出で苦しい台所事情。なめてかかることなど、できようはずもありません。
正直なところ、次の3回戦の心配をする余裕など無いのではないでしょうか。ここ一番を勝ちきること。それが、いまいちばんチームに求められていることです。大事な試合を落とさないこと。そして、ホーム戦で勝つということ。もう、2ヶ月以上にわたってホーム戦で勝てていません。地元のファン・サポーターに、歓喜を届けることが出来ていません。
ならば、ここで届けずして、なんとするか。せっかくのホーム戦です。勝ってナンボというものに違いないでしょう。

アローズ、YKK出身の選手が大半のカターレにあって、天皇杯にかける思いというものは、それぞれにあることでしょう。
昨年までとは違い、Jリーガーとして臨む天皇杯。その歴史の1ページ。その誇りを、ぜひ勝利と共に、ファン・サポーターと分かちあわせてほしい。
求めるのは、価値ある1勝。
勝たれ!!富山!!