行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

PK戦を制し、緒戦突破!  ファジアーノ岡山戦

2009-10-12 23:42:00 | カターレ富山
前後半90分を戦って0-0のまま、延長でもなお決着がつかず、勝敗はPK戦にゆだねられました。
ホームのファン・サポーターが固唾をのんで見守る中、4-1で競り勝ち、苦しい試合を見事に勝利で締めくくりました。
やはり、中3日という間隔の影響もあったかもしれません。試合内容的には、チャンスを作りながらモノに出来なかったシーンも多々あり、いかんせん物足りない結果ではありました。
そんななか、「失点したら負け」というような状況でも辛抱強くプレーし続けたことが、勝利という結果に結びついたということなのでしょう。
まさに、「辛勝」と呼ぶにふさわしい勝利でしたが、それを生かすも殺すも、これからの頑張り次第。1ヶ月後の川崎フロンターレ戦で、カターレ富山らしさを存分に発揮してほしいです。
時折雲もかかっていたものの、おおむね好天に恵まれたなかでの試合となりました。
昨年は実現できなかった、天皇杯のホームでの試合。雰囲気がいつもと違い、なにやら新鮮でした。再入場不可のチケットしかり、ゴール裏1階での鳴り物応援禁止しかり。特に、2階スタンド席からの応援が、個人的にすごく久々だったもので。去年の開幕当初はスタンドにいたのですが、2ヶ月ほどしてゴール裏に移りました。それ以来というから、ホームにいながらちょっとしたアウェー気分でもありました。

そんななかで迎えた岡山戦。前回対戦で敗れていることもあり、気を引き締めて臨まねばなりませんでした。
故障状態の公式発表はないものの、やはり1週間でどうにかなるものでもないということでしょう。福岡戦に続き、GKは雄二ではなく橋田。怪我で途中交代したハセに代えてトミーが先発となっていたほかは、福岡戦と変わらない先発で、現時点でのベストメンバーをそろえて臨みました。むしろ、変化があったのはサブメンバー。枠が7人という違いはあったにせよ、朝日、桜井くんが名を連ね、活躍を期待させました。
特筆すべきは、上園のホーム戦復帰。5月28日以来、実に4ヶ月半ぶりに、キャプテンが帰ってきました。苦しいチーム事情のなかにあって、明るいトピックとなりました。

前半は、一進一退という言葉がしっくりくるような展開でした。チーム状態としては、どちらも似たようなものだった、ということなのかもしれません。
どちらかが攻勢でどちらかが守勢ということではなく、拮抗という印象。先の3連敗のときの状況などに比べれば全然マシとはいいつつも、だからといって良い状態でもないという、なんともモヤモヤとしたもどかしい雰囲気が漂っていました。これでもし、岡山の状態がキレキレだったりしたならば、あるいはあっさりやられていたかもしれなかったところ。それがなかったのは、ある意味岡山に助けられていた部分もあったかもしれません。
後半に入ると、徐々にカターレが押しを強める展開に。しかし、4連続CKなど、チャンスを作るものの、得点には至らず。運動量を落とさないという持ち味を発揮して相手攻撃を封じることで、決定的なチャンスを作らせないことに関してはうまくいってはいたものの、こちらのチャンスも活かせないのであれば、いかんともしがたい、と。
ジリジリした展開のなかで、過ぎて行く時計。69分の朝日を皮切りに、桜井くん、ヒデと次々に投入して打開を図るものの、やはり得点には結びつきませんでした。

結局、0-0のまま後半も終了。延長戦に突入しました。
一応、決着がつかなければ延長という認識はあったものの、実際にそうなってしまうと、複雑な気分でした。カターレ富山となってから、初の延長戦。覚悟はしていても、90分の試合に慣れているからこそのやりにくさというものもあるはず。
試合内容も、まさに延長という感じ。交代枠を使い切っているからには、フレッシュな選手で、というわけにもいかず、気力でのりきるしかない、と。インターバルを挟みながらも、後半の流れがそのままつづいているような感じでした。
「ああ・・・このキツさ、いつまで続くんだよ・・・っていうか、終わるまでか。どっちかが勝って、どっちかが負けるまで終わらないんだよな・・・」
本当に、見ているだけでもキツイ。事前に、「天皇杯って引き分けがなくて、完全決着するのが良い」みたいなことを思っていたりしたものだけれど、それが、ここまで重いものだとまでは考えていなかったのは、我ながら甘かったな、と思い知らされました。

そして、延長戦でもなお決着はつかず。これも初となる、PK戦に。
ここで、ホーム戦のアドバンテージが。ファン・サポーターが集結する、カターレ側のゴールで行われることとなりました。泣いても笑っても、決着はこのPK戦次第。スタジアムのボルテージは最高潮に!
先攻・カターレの最初のキッカーは上園。プレッシャーのかかる1人目を、キャプテンは見事に成功させました。
逆に、その1人目のプレッシャーにのまれたのか、後攻・岡山の武田が蹴ったボールは、枠を外れることに。
カターレ2人目は長山。職人肌ボランチらしく、ここでもきっちりと仕事をこなし、ゴール!
カターレがリードの状態で迎えた岡山の2人目・喜山のキックは、なんとバー直撃でゴールならず!
俄然有利な状態となって、3人目は舩津。新人ながら今季リーグ戦の激闘をくぐり抜けてきた勝負度胸は、この大事な場面でも健在。しっかりと決めました。
岡山3人目の小林には決められたものの、次に決めれば勝利。見守る側も、グッと力が入りました。
カターレ4人目は、4日前の福岡戦で貴重な同点ゴールを挙げた西野。その試合で冷静さがゴールにつながったとコメントしていましたが、まさに、冷静さが問われる場面でした。
そして―――見事に決まり、勝利!!かつてない苦しい試合をものにし、緒戦を突破しました!!

8月2日の湘南戦以来、2ヶ月ぶりとなるホーム戦の勝利。120分無得点だった決定力の不足など、手放しで喜べる内容ではなかったものの・・・それでも、勝ててほっとしました。
内容が結果に直結していれば言うことはないことは確か。それでも、勝たなければならない試合に勝てたという結果は、評価してしかるべきでしょう。苦しい内容でも、落とさなかった。反省はもちろん必要だけれど、勝利につながった頑張りについて、自信を持って良いと思います。
3回戦、川崎フロンターレと対戦するのは、11月11日。その間も、リーグ戦は続きます。
願わくば、より一層の進化を!この2回戦で下した岡山に対しても恥ずかしくないほどに、持てる力を出し切ってぶつかってもらいたいです。

勝利、おめでとう!次も頼むぞ!