行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

埋まらなかった“余裕”の差。続くアウェイ戦全敗  栃木SC戦

2010-05-17 23:50:02 | カターレ富山
0-1で敗戦。
あるいは負け惜しみですが、正直、実力差はそれほど無かったように思います。前半から1人少ない中での戦いとなりましたが、それでも、どうしようもなかったというほど悪くはありませんでした。
それでも、負けた。追いつくこともできずに、無得点で。
8戦負けなしで来ていたチームとの余裕の差だったのでしょうか。淡々と1点を守りきった栃木に対し、追いつき、逆転しなければならなかったカターレの方が、明らかに余裕がありませんでした。
これで、アウェイ戦6戦全敗。
がんばっても結果がついてこない・・・今季を象徴するような敗戦となってしまいました。
西野欠場の影響はあったものの、SBに足助と洋平を配置する4バックを選択したカターレ。
慣れ親しんだフォーメーションでチャンスをうかがい、これから、という時期だった前半24分。ペナルティエリア内に進入してきた高木和正を洋平が倒してしまい、PKを与えてしまうことに。のみならず、得点機会阻止とみなされ、一発退場に。
PKまでは仕方ないとして、レッドカードが相当だったのかは疑問が残るジャッジ。故意でなく、起こりえるところのプレーだろ?と。しかし、取り消されることもなく、前半の早い段階から10人で戦うこととなってしまいました。
ここで、そのPKに対して雄二が奮起し、神セーブを見せて阻止!決定的なピンチをしのぎ、さあ、これから!
・・・と思っていた僅か数分後。
PKを失敗したロボに、汚名返上となる先制ゴールを許してしまいました。

傾きかけた流れを引き寄せることが出来ず、10人体制という事実が重くのしかかります。
栃木のポール回しにも屈せず、粘り強くチャンスをうかがい攻め上がるものの、フィニッシュまでは至らずという場面が続きました。栃木にしても、数的優位を活かしてたたみかけるまでには至らず、攻められまくりでピンチ、という展開にはなりませんでした。
しかし、それでも。
やはり、余裕があったのは栃木のほう。8戦連続負けなしという流れが、要所を締めるモチベーションとなっていたのかもしれません。
それに対し、明らかに余裕がなかったのがカターレ。ここぞ、という場面でのパスミスなど、数的不利以上の余裕のなさが滲み出ていたような気がします。

結果、そのまま点が動くことはなく、0-1の敗戦。アウェイ全敗記録が伸びてしまうこととなってしまいました。
ただでさえ、なにか勝利に向けてのきっかけがほしかった試合だったのに、その得られたきっかけが、一発退場の不利だとか・・・。
頑張っているのに結果が出ない、そのやるせなさ。
頑張りも、やろうとしていることも間違ってはいない。けれど、結果だけがついてきません。
仮定の話をしても仕方ないのですが、もし栃木が8戦負けなしではない状況で同じ展開の試合となったら、あるいは結果は違っていたかもしれません。つまりは、負けなしが自信となっていた部分も少なくないかと。
それに対し、そんな積み重ねがないカターレ。
勝つためには自信・メンタルの強さが必要。しかし、勝たなければそれがついてこないという、ちょっとした矛盾。

いつか結果が出ることを信じて、とは言いますが・・・そのいつかを信じながら、アウェイ戦全敗。
負け慣れてしまうことが、こわいです。
負け慣れてしまったがために、そのいつかが来なくなってしまうのではないかという不安。

結果が出ない。けれど、結果を出さなければ始まらない。
いつかじゃなくて、すぐにでも、出してほしい。
一戦必勝の気概を失うことなく、ガムシャラに勝利を目指してほしい。
このままの低迷を良しとしないなら、それだけは折れることなく心に据え続けていかなければならないところです。
コメント
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