1-2で敗戦。
調べたところによると、格下チームが格上チームを打ち倒すジャイアントキリングという言葉は主に天皇杯のような一発勝負のカップ戦に使われるものらしいです。対戦前後のチーム状態、選手起用その他継続性が関わるリーグ戦ではあまり適用されないとか。
しかし。継続性ということも含め、だからこそ無敗で首位を走っているような圧倒的格上の柏に勝つためには、そのジャイアントキリングを果たさねばならなかったところだったのですが・・・。
チームの持ち味を出した。組織守備も機能した。一歩も引かなかった。敢然と立ち向かった。
そして、今季僅か4失点だった相手から先制点まで奪った。
はっきり言って、これ以上ない展開だった。
にもかかわらず、まるで千葉戦の再現かのように、残り5分を切っての逆転負け。
相手の強さ?こちらの弱さ?・・・いずれにせよ、失点2、勝ち点0という無情な現実だけが残され、またしても頑張りが報われない結果となってしまいました。
谷田が怪我から復帰、江添が今季初スタメンとしてディフェンスラインを構築。出場停止の黒部のところには、ヒデが入って試合に臨みました。
組み合わせとしては今季初めての布陣だったものの、だからといって連携に支障をきたすことなく、組織力は充分に発揮出来ていました。
やはり、J1で揉まれ今季も無敗の柏。派手さはなくとも、ボールが繋がる安定度など、さすがと思わせるプレーぶり。ですが、カターレもそれに食いついていきました。常に早めのチェックを心がけ、複数でしつこく追っていく。その積極姿勢が功を奏し、攻め込まれてもカンタンに突破されることはなく、いい形を作らせませんでした。
攻めても、苔口、ヒデ、朝日らが奮闘。数は多くなくとも、それでも好機を見出し、決して防戦一辺倒にはなっていませんでした。
格上の柏に対しても、気後れすることなく戦っていたカターレ。そして、ある意味狙い通りに0-0で前半を終了。ワンチャンスをものにするためには、無失点が最低条件だったことを思えば、上出来でした。良い緊張感が持続できている。それが証拠に、いつもよりも前半が短く感じたほどだったのだから。
後半に入っても、その集中力は健在。運動量を落とすことなく、しっかりと一丸となってプレーしていました。
そして迎えた後半21分。絶好のタイミングで抜け出した朝日と苔口のコンビがそのスピードで中央を突破。ペナルティエリア内でのラストパスがオウンゴールを誘い、リーグトップの堅守の相手から、待望の先制点を奪いました。
俄然、現実味を増したジャイアントキリング。さあ、ここだ!集中力を切らすな!勝ちを狙っていけ!
とはいえ、さすがに相手は首位・柏。ショックはあったとは思いますが、それでも簡単には崩れません。一気に追加点を奪えたならばまた違ったのでしょうが、それもかなわず。朝日の惜しい場面もゴールならず。
そんななか。
試合も大詰めの後半39分になって、同点ゴールを決められてしまいました。一気にボルテージの上がる、どちらがホームかわからないほど大勢が詰めかけたアウェイ側・柏サポーター。
逆に、どちらがアウェイかわからないほどのホーム側・カターレサポーターには動揺が走りました。「まさか、この前の千葉戦の二の舞?」
すると、そのイヤな予感が現実のものに。
ロスタイムも3分という時点で、セットプレーから失点。そのまま試合終了。
まさに、千葉戦の二の舞。茫然自失。
またしても、掴みかけた勝利がすり抜け、敗北を喫してしまいました。
「次につなげたいと言いながら、何回も同じことが繰り返されるのはまだまだ未熟だから。しっかり集中し、最後まで戦うことにもっと厳しくなければいけないと思う」
試合後の監督のコメントが全てではないかと。
無敗の首位・柏を撃破しての勝ち点3というものは、通常のそれ以上の大きな価値を持っていたはず。それを取り損なった。のみならず、同点にさえ出来ずに逆転負けとなったという、非情な現実。
昨季、1試合もなかった先制しながらの逆転負けが、今季はこれでもう4回目。
集中力の足りなさ、メンタルの弱さと切って捨てるのは簡単ですが・・・それでも、やはり頑張りが報われないキツさというのは、相当なものです。
シーズンも1/3が過ぎている中、いまだチームに光明は差さず。
悔しいですが、現実を受け止めるほかありません。
いくら結果が出なくとも、やるべきことは変わりません。勝利を目指す、ただそれだけ。
まだ未熟だから同じことを繰り返す、ということならば・・・自分たちを未熟者と受け入れるしかありません。しかし、負けを負けと受け入れることは必要な一方で、それに慣れてしまうことだけはしないでほしい。
どんなに結果がついてこなくても、勝ちたいと願う意志、勝利を実現していく気概だけは失わないでほしいです。
次に頑張ればいいさ、なんて気休めは言いません。頑張るのは当然。
未熟な自分たち、結果を出せない自分たちに抗い続けてほしい。そして、結果を出してほしい。
サポーターとしても、期待を抱き続けることをやめず、失望に抗い続けます。
調べたところによると、格下チームが格上チームを打ち倒すジャイアントキリングという言葉は主に天皇杯のような一発勝負のカップ戦に使われるものらしいです。対戦前後のチーム状態、選手起用その他継続性が関わるリーグ戦ではあまり適用されないとか。
しかし。継続性ということも含め、だからこそ無敗で首位を走っているような圧倒的格上の柏に勝つためには、そのジャイアントキリングを果たさねばならなかったところだったのですが・・・。
チームの持ち味を出した。組織守備も機能した。一歩も引かなかった。敢然と立ち向かった。
そして、今季僅か4失点だった相手から先制点まで奪った。
はっきり言って、これ以上ない展開だった。
にもかかわらず、まるで千葉戦の再現かのように、残り5分を切っての逆転負け。
相手の強さ?こちらの弱さ?・・・いずれにせよ、失点2、勝ち点0という無情な現実だけが残され、またしても頑張りが報われない結果となってしまいました。
谷田が怪我から復帰、江添が今季初スタメンとしてディフェンスラインを構築。出場停止の黒部のところには、ヒデが入って試合に臨みました。
組み合わせとしては今季初めての布陣だったものの、だからといって連携に支障をきたすことなく、組織力は充分に発揮出来ていました。
やはり、J1で揉まれ今季も無敗の柏。派手さはなくとも、ボールが繋がる安定度など、さすがと思わせるプレーぶり。ですが、カターレもそれに食いついていきました。常に早めのチェックを心がけ、複数でしつこく追っていく。その積極姿勢が功を奏し、攻め込まれてもカンタンに突破されることはなく、いい形を作らせませんでした。
攻めても、苔口、ヒデ、朝日らが奮闘。数は多くなくとも、それでも好機を見出し、決して防戦一辺倒にはなっていませんでした。
格上の柏に対しても、気後れすることなく戦っていたカターレ。そして、ある意味狙い通りに0-0で前半を終了。ワンチャンスをものにするためには、無失点が最低条件だったことを思えば、上出来でした。良い緊張感が持続できている。それが証拠に、いつもよりも前半が短く感じたほどだったのだから。
後半に入っても、その集中力は健在。運動量を落とすことなく、しっかりと一丸となってプレーしていました。
そして迎えた後半21分。絶好のタイミングで抜け出した朝日と苔口のコンビがそのスピードで中央を突破。ペナルティエリア内でのラストパスがオウンゴールを誘い、リーグトップの堅守の相手から、待望の先制点を奪いました。
俄然、現実味を増したジャイアントキリング。さあ、ここだ!集中力を切らすな!勝ちを狙っていけ!
とはいえ、さすがに相手は首位・柏。ショックはあったとは思いますが、それでも簡単には崩れません。一気に追加点を奪えたならばまた違ったのでしょうが、それもかなわず。朝日の惜しい場面もゴールならず。
そんななか。
試合も大詰めの後半39分になって、同点ゴールを決められてしまいました。一気にボルテージの上がる、どちらがホームかわからないほど大勢が詰めかけたアウェイ側・柏サポーター。
逆に、どちらがアウェイかわからないほどのホーム側・カターレサポーターには動揺が走りました。「まさか、この前の千葉戦の二の舞?」
すると、そのイヤな予感が現実のものに。
ロスタイムも3分という時点で、セットプレーから失点。そのまま試合終了。
まさに、千葉戦の二の舞。茫然自失。
またしても、掴みかけた勝利がすり抜け、敗北を喫してしまいました。
「次につなげたいと言いながら、何回も同じことが繰り返されるのはまだまだ未熟だから。しっかり集中し、最後まで戦うことにもっと厳しくなければいけないと思う」
試合後の監督のコメントが全てではないかと。
無敗の首位・柏を撃破しての勝ち点3というものは、通常のそれ以上の大きな価値を持っていたはず。それを取り損なった。のみならず、同点にさえ出来ずに逆転負けとなったという、非情な現実。
昨季、1試合もなかった先制しながらの逆転負けが、今季はこれでもう4回目。
集中力の足りなさ、メンタルの弱さと切って捨てるのは簡単ですが・・・それでも、やはり頑張りが報われないキツさというのは、相当なものです。
シーズンも1/3が過ぎている中、いまだチームに光明は差さず。
悔しいですが、現実を受け止めるほかありません。
いくら結果が出なくとも、やるべきことは変わりません。勝利を目指す、ただそれだけ。
まだ未熟だから同じことを繰り返す、ということならば・・・自分たちを未熟者と受け入れるしかありません。しかし、負けを負けと受け入れることは必要な一方で、それに慣れてしまうことだけはしないでほしい。
どんなに結果がついてこなくても、勝ちたいと願う意志、勝利を実現していく気概だけは失わないでほしいです。
次に頑張ればいいさ、なんて気休めは言いません。頑張るのは当然。
未熟な自分たち、結果を出せない自分たちに抗い続けてほしい。そして、結果を出してほしい。
サポーターとしても、期待を抱き続けることをやめず、失望に抗い続けます。