0-1で敗戦。
必勝を期した試合で敗れてしまい、連敗を伸ばしてしまったという事実は変わりません。
しかし、それでも。
もしそれが、前節までの悪いときのような積極性を感じられないものであったなら、失望しか生まれなかったと思います。
敗れたとはいえ、選手たちの意気込みには、「変わらなければ」という意志がしっかりと見えました。
安間新監督となった初戦を飾ることは出来なかったものの、期待を抱かせる試合となったこともまた、変わらない事実でした。
「選手起用は一旦白紙」との言葉通りというか、前節からガラリと変えたスタメンには、驚きを隠せませんでした。
GKが雄二に戻ったことはともかくとして。CBが足助と吉井という若いコンビに。久しぶりの出場となる江添がMFとして、中盤底のアンカーとして起用。FWに平野が初スタメン。これまでの4-2-2ではなく、4-3-2-1といフォーメーション。さらには、期待の新星・リョーガも控えている、と。
これまででは考えられなかった大胆起用が、はたして有効に機能するのかどうか・・・それでも、不安よりは期待のほうが大きかったように思います。
試合開始からしばらくは一進一退の攻防が続きましたが、それでも選手たちは丁寧にプレーしている印象でした。個人の能力の差から後手を踏み、ピンチを招くという場面が幾度も見られたような前節とは違い、たとえ攻め込まれても最終ラインでしっかりと対応しきるなど、落ち着いて対応していました。
まずは、無失点に抑えつつ、チャンスをうかがう・・・と、思っていたのですが。
25分。千葉が左サイドからのボールを中央でFW青木孝太がはたき、裏に抜けたFW谷澤達也がGKと1対1に。競り合いからポストに当たったこぼれ球を青木孝太が押し込んで3試合連続のゴール。
以前も見たことのあるシーンでした。失点の前のスローインで主審と副審のジャッジに齟齬が生じ、一瞬、空白が。その隙を突かれて攻め込まれてしまったという格好。
それでも。
獲られてはいけない先制点を許してしまったという悲壮感ではなく、うつむかずに「やってやる!」という気持ちが出ていたのが、前節までとの大きな違いだったかと。
直後の27分、ヒデがゴールポストにはじかれる惜しいシュート。気落ちして攻めに元気がなくなることだけは避けなければならないところ、モチベーションをしっかりとキープしていたのが見てとれました。
試合全体を見たとき、やはり個の能力では千葉のほうが上であり、攻撃時もなかなか突破させてもらえず、チャンスを活かせないこともしばしば。
それでも。
守備時も、個では相手の攻撃力のほうが勝っていたものの、組織の連動性でなんとかカバー。なかでも、初スタメンとして今節が実質的なデビュー戦となった吉井が、しっかり活躍していた姿が印象的でした。最終ラインで頑張り、おちついてボールを掻き出すなど、しっかりとしたプレーぶりだったかと。
守備で落ち着いていたと言えば、3試合ぶりにスタメンとしてゴールを守った雄二。1失点こそ喫したものの、そこから崩れることもなく。セットプレーのピンチも冷静に対処し、決定的なピンチも神セーブで防ぐという、良いときの雄二が戻ってきた印象でした。
そして迎えた後半24分。ついに、リョーガが公式戦初出場を果たしました。
加入時から期待をかけられながらも、怪我で長期離脱。それでも待ち続けた彼の出場を、ひときわ大きな声援をもってファン・サポーターは迎え入れました。
そのリョーガ、出場して早々にシュートを放つなど、試合に賭ける意気込みを示しました。緊張もあったとのことですが、まずはプロとしての第1歩目。これからどんどん活躍の機会を増やしていってほしいところです。
千葉の攻撃を必死にしのぎながらも防戦一方とはならず、隙あらばしっかりと攻撃に転じたカターレ。
後半38分には谷田に代えて苔口を投入して攻撃の枚数を増やすなど、最後まで同点、そして逆転を狙い続けました。
しかし。
千葉の10本を上回る15本のシュートを放ったものの、得点には至らず。そのままスコアは動かず、0-1で破れました。
最後の最後まで勝ちを狙いに意気ながらも報われず、6連敗。安間監督の初陣を飾ることは出来ませんでした。
試合終了後、悔し涙を流す選手が何人も。
必勝を期した試合でした。そして、その意気込みを試合にぶつけました。勝つために、しっかりと気持ちが入った試合でした。それでも、勝てなかった。その悔し涙というものには、流すだけの説得力がありました。
なかでも、初スタメン・フル出場の試合を勝利で飾れなかった無念から涙を流す吉井の姿が印象的でした。
そのくやしさを忘れないでほしい。それを、力に変えてほしい。そして、勝利を掴み取ってほしい。そう願わずにはいられませんでした。これからも活躍、期待しているぞ!
6連敗を喫し、2ヶ月も勝ち星無し。依然、状況は厳しいままです。
それでも。
結果を残すことは出来なかったものの、変革の兆しは、しっかりと見てとれました。
次の試合まで、約3週間。
安間監督のもと、しっかりと練習を積んでほしい。しっかりと、勝利を見据えてほしいです。
兆しが成果となって現れる日を、勝利の歓喜に包まれる日を、我々ファン・サポーターは、信じて応援し続けます。
必勝を期した試合で敗れてしまい、連敗を伸ばしてしまったという事実は変わりません。
しかし、それでも。
もしそれが、前節までの悪いときのような積極性を感じられないものであったなら、失望しか生まれなかったと思います。
敗れたとはいえ、選手たちの意気込みには、「変わらなければ」という意志がしっかりと見えました。
安間新監督となった初戦を飾ることは出来なかったものの、期待を抱かせる試合となったこともまた、変わらない事実でした。
「選手起用は一旦白紙」との言葉通りというか、前節からガラリと変えたスタメンには、驚きを隠せませんでした。
GKが雄二に戻ったことはともかくとして。CBが足助と吉井という若いコンビに。久しぶりの出場となる江添がMFとして、中盤底のアンカーとして起用。FWに平野が初スタメン。これまでの4-2-2ではなく、4-3-2-1といフォーメーション。さらには、期待の新星・リョーガも控えている、と。
これまででは考えられなかった大胆起用が、はたして有効に機能するのかどうか・・・それでも、不安よりは期待のほうが大きかったように思います。
試合開始からしばらくは一進一退の攻防が続きましたが、それでも選手たちは丁寧にプレーしている印象でした。個人の能力の差から後手を踏み、ピンチを招くという場面が幾度も見られたような前節とは違い、たとえ攻め込まれても最終ラインでしっかりと対応しきるなど、落ち着いて対応していました。
まずは、無失点に抑えつつ、チャンスをうかがう・・・と、思っていたのですが。
25分。千葉が左サイドからのボールを中央でFW青木孝太がはたき、裏に抜けたFW谷澤達也がGKと1対1に。競り合いからポストに当たったこぼれ球を青木孝太が押し込んで3試合連続のゴール。
以前も見たことのあるシーンでした。失点の前のスローインで主審と副審のジャッジに齟齬が生じ、一瞬、空白が。その隙を突かれて攻め込まれてしまったという格好。
それでも。
獲られてはいけない先制点を許してしまったという悲壮感ではなく、うつむかずに「やってやる!」という気持ちが出ていたのが、前節までとの大きな違いだったかと。
直後の27分、ヒデがゴールポストにはじかれる惜しいシュート。気落ちして攻めに元気がなくなることだけは避けなければならないところ、モチベーションをしっかりとキープしていたのが見てとれました。
試合全体を見たとき、やはり個の能力では千葉のほうが上であり、攻撃時もなかなか突破させてもらえず、チャンスを活かせないこともしばしば。
それでも。
守備時も、個では相手の攻撃力のほうが勝っていたものの、組織の連動性でなんとかカバー。なかでも、初スタメンとして今節が実質的なデビュー戦となった吉井が、しっかり活躍していた姿が印象的でした。最終ラインで頑張り、おちついてボールを掻き出すなど、しっかりとしたプレーぶりだったかと。
守備で落ち着いていたと言えば、3試合ぶりにスタメンとしてゴールを守った雄二。1失点こそ喫したものの、そこから崩れることもなく。セットプレーのピンチも冷静に対処し、決定的なピンチも神セーブで防ぐという、良いときの雄二が戻ってきた印象でした。
そして迎えた後半24分。ついに、リョーガが公式戦初出場を果たしました。
加入時から期待をかけられながらも、怪我で長期離脱。それでも待ち続けた彼の出場を、ひときわ大きな声援をもってファン・サポーターは迎え入れました。
そのリョーガ、出場して早々にシュートを放つなど、試合に賭ける意気込みを示しました。緊張もあったとのことですが、まずはプロとしての第1歩目。これからどんどん活躍の機会を増やしていってほしいところです。
千葉の攻撃を必死にしのぎながらも防戦一方とはならず、隙あらばしっかりと攻撃に転じたカターレ。
後半38分には谷田に代えて苔口を投入して攻撃の枚数を増やすなど、最後まで同点、そして逆転を狙い続けました。
しかし。
千葉の10本を上回る15本のシュートを放ったものの、得点には至らず。そのままスコアは動かず、0-1で破れました。
最後の最後まで勝ちを狙いに意気ながらも報われず、6連敗。安間監督の初陣を飾ることは出来ませんでした。
試合終了後、悔し涙を流す選手が何人も。
必勝を期した試合でした。そして、その意気込みを試合にぶつけました。勝つために、しっかりと気持ちが入った試合でした。それでも、勝てなかった。その悔し涙というものには、流すだけの説得力がありました。
なかでも、初スタメン・フル出場の試合を勝利で飾れなかった無念から涙を流す吉井の姿が印象的でした。
そのくやしさを忘れないでほしい。それを、力に変えてほしい。そして、勝利を掴み取ってほしい。そう願わずにはいられませんでした。これからも活躍、期待しているぞ!
6連敗を喫し、2ヶ月も勝ち星無し。依然、状況は厳しいままです。
それでも。
結果を残すことは出来なかったものの、変革の兆しは、しっかりと見てとれました。
次の試合まで、約3週間。
安間監督のもと、しっかりと練習を積んでほしい。しっかりと、勝利を見据えてほしいです。
兆しが成果となって現れる日を、勝利の歓喜に包まれる日を、我々ファン・サポーターは、信じて応援し続けます。