1-5で敗戦。
前節の不甲斐ない敗戦からの立ち直りを期して、いつものゲーフラメッセージで全力プレーを求めたのですが・・・。
結果的には全力とはほど遠く、前節に輪をかけたひどいやられかたで無様に敗れました。
開幕からこっち、結果を残せず成績は右肩下がり。順位も19位、最下位も十二分にあり得ます。他の好調チームですら、これから暑くなる夏場にかけて難しい戦いとなっていくだろうに。今のうちからからこのていたらくでどうするのかと。
もちろん、誰も好き好んででネガティブにとらえたいわけではありません。
しかし。
前節の反省を踏まえた上で奮起し、巻き返さなければならなかった試合。それも、ホームゲーム。にもかかわらず、ファン・サポーターの期待を無残に打ち砕く結果となってしまったわけで。
さすがに、キツイと言わざるを得ません。
前節の水戸もそうであったけれど、今節の東京ヴェルディにしても、なかなか勝ち点を伸ばせていなかった相手。「この試合こそは!」という思いも強かったはず。それはカターレにとっても同じであったはずですが・・・結果、2戦続けての大敗となってしまいました。
試合開始からしばらくは一進一退の攻防。個の力に勝るヴェルディがやや有利のようではありましたが、それは想定内ということで。
しかし・・・。
27分、最初の失点のシーン。
相手CKの場面でしたが、イヤな予感がありました。ポジション取りの動きなどで、明らかにヴェルディの「このチャンスをものにしてやるぞ!」という気迫が勝っているように見えたから。
結果、その予感が当たってしまったわけですが・・・。
そして、その“勝負所で踏ん張れなかったもろさ”というものを、続けざまに露呈してしまうことに。
29分、31分と、2分おきに連続失点という悪夢のような展開。それも、崩されてではなくセットプレーから。
FKを直接ぶち込まれての連続失点で思い出したのは栃木戦ものだったものの、それ以外にもセットプレーからの失点は数多く。それこそ、前節だってそうだったじゃないか。
なぜ、同じようにやられてしまうのかと。
なぜ、反省を活かせないのかと。
その後、42分にも決められてしまい、前半だけで4失点。なぜ?とかどうして?とか、言い訳は一切出来ない状態だったかと。
そんななか、前半アディショナルタイムに苔口が決めて1点を返しました。ゴール前の混戦から気迫で蹴り込んだシュート。いまさらとは言うまい、5点獲らなければならないところが4点になったじゃないか。4点獲れば勝てるじゃないか。不可能じゃない。だって、前半だけで4失点したくらいだし。ならば、後半4点獲ってやろうじゃないかと。去年やられたように、後半ロスタイムに逆転勝ちしてやればいいさ!
そんなふうに無理矢理にでも自分に言い聞かせ、諦めるということだけはしなかったのですが・・・。
この日、失点シーンはさておき、試合のなかでなにが悪かったかと言えば・・・。
前節の敗戦の要因となった相手のサイド攻撃に対して、後れをとってしまっていたということでしょうか。というよりは、プレー全般でボールを持ってからの行動のテンポが悪かった印象です。もう一瞬でも早い判断、早い行動につなげていたなら、もっと違っていたはずです。
攻撃面でも、実際の回数以上にオフサイドに引っかかってしまっていたように思えました。それすなわち、攻撃パターンが読まれてしまっていたということ。判断が遅れる、しかも単調ということであれば、相手としても精神的に余裕を持って対処できることでしょうよ。
後半、J初出場となった棚橋、ヨンドク、敬介という攻撃のカードを切って反撃を試みるものの、奏功せず。期待の棚橋のデビューでしたが・・・ほとんどの時間で攻撃方向とは逆を向いていたのでは?ってくらいに、守勢に回って攻撃にからめず、持ち味を発揮することが出来なかったのが残念でなりません。
1点でも2点でも返して相手を追い詰めていかねばならなかったのに、相変わらず良い形にもっていけないまま。そのうちにだめ押しとなる5失点目を喫し、勝負あり。
あるいは、後半だけの0-1で敗れるくらいの試合だったはず。そりゃ、戦力ではヴェルディのほうが上とはいえ、手も足も出ないほど実力差がある相手でなし、このくらいの差ならこれまでだって何度もあったはず。
どう考えたって、5失点もして負ける試合じゃなかったはずなのに。
負け惜しみではありますが、相手が良かったと言うよりは、こちらが悪すぎたために敗れた試合としか言いようがありません。
結果を出せなければ、負けは負け。それに良いも悪いもないという意見もあるかとは思います。しかし、それでも。個人的には、良い負けと悪い負けは、あると思っています。
同じ負けであっても、相手に「勝った気がしねぇ!負けててもおかしくなかった!」と言わせるような負けであったなら。「次に対戦するとき、怖いな」と思わせるような負けであったなら。
今節なんぞは、「同じカテゴリで大丈夫なのか?」とか心配されてしまうレベルかと。「次に対戦するときの参考にならねーよ」と言われてしまうレベルかと。
試合後、選手たちがゴール裏に来ましたが・・・拍手をする気にはなりませんでした。
そこで、選手たちとのあいだに意識の差みたいなものが見受けられたのが気になりました。一部の選手は、あいさつだけしてすぐに立ち去ろうとしたりだとか。
さすがに頭を深々と垂れて謝れ!とかは言いませんよ。しかし、たとえ厳しい意見であれ、それを受け止めてほしい・・・そう思いました。
たしかに、感情にまかせた罵詈雑言になってしまうかもしれませんし、無用な混乱を引き起こしてしまう可能性もありました。トラブルは避けねばならないとも思いました。
もちろん、選手だってひとりの人間、弱り目に祟り目状態では良い気分はしないでしょう。
それでも・・・たとえボロ負けの試合であれ、サポーターも90分間戦った。いい加減な気持ちでなんか、いなかった。だからこその、厳しい言葉だったわけで。
こちら側の言い方、態度の問題もあったやもしれません。ですが、もしその思いが伝わらなかったなら・・・それは、悲しいことのように思います。
今季ワースト試合は、二番底がありました。
しかし。
このままでいいのか?良いわけがありません。ならばどうするか?
こたえはひとつ。
立ち直るしかない。いつか、ではなく、今すぐに。
かなり、がっかりな試合でした。ですが、だからといって見放したりはしませんよ。応援ボイコットだとかがチームのためになるとは、とうてい思えませんし、思いたくもない。
だから。
だから、カターレも、頑張ってくれ。頑張っているのを承知で、それでも言う。頑張ってくれと。
この胸のモヤモヤは、本気で応援しているからこそのものだと信じます。
次節以降の勝利、期待することを諦めません。
前節の不甲斐ない敗戦からの立ち直りを期して、いつものゲーフラメッセージで全力プレーを求めたのですが・・・。
結果的には全力とはほど遠く、前節に輪をかけたひどいやられかたで無様に敗れました。
開幕からこっち、結果を残せず成績は右肩下がり。順位も19位、最下位も十二分にあり得ます。他の好調チームですら、これから暑くなる夏場にかけて難しい戦いとなっていくだろうに。今のうちからからこのていたらくでどうするのかと。
もちろん、誰も好き好んででネガティブにとらえたいわけではありません。
しかし。
前節の反省を踏まえた上で奮起し、巻き返さなければならなかった試合。それも、ホームゲーム。にもかかわらず、ファン・サポーターの期待を無残に打ち砕く結果となってしまったわけで。
さすがに、キツイと言わざるを得ません。
前節の水戸もそうであったけれど、今節の東京ヴェルディにしても、なかなか勝ち点を伸ばせていなかった相手。「この試合こそは!」という思いも強かったはず。それはカターレにとっても同じであったはずですが・・・結果、2戦続けての大敗となってしまいました。
試合開始からしばらくは一進一退の攻防。個の力に勝るヴェルディがやや有利のようではありましたが、それは想定内ということで。
しかし・・・。
27分、最初の失点のシーン。
相手CKの場面でしたが、イヤな予感がありました。ポジション取りの動きなどで、明らかにヴェルディの「このチャンスをものにしてやるぞ!」という気迫が勝っているように見えたから。
結果、その予感が当たってしまったわけですが・・・。
そして、その“勝負所で踏ん張れなかったもろさ”というものを、続けざまに露呈してしまうことに。
29分、31分と、2分おきに連続失点という悪夢のような展開。それも、崩されてではなくセットプレーから。
FKを直接ぶち込まれての連続失点で思い出したのは栃木戦ものだったものの、それ以外にもセットプレーからの失点は数多く。それこそ、前節だってそうだったじゃないか。
なぜ、同じようにやられてしまうのかと。
なぜ、反省を活かせないのかと。
その後、42分にも決められてしまい、前半だけで4失点。なぜ?とかどうして?とか、言い訳は一切出来ない状態だったかと。
そんななか、前半アディショナルタイムに苔口が決めて1点を返しました。ゴール前の混戦から気迫で蹴り込んだシュート。いまさらとは言うまい、5点獲らなければならないところが4点になったじゃないか。4点獲れば勝てるじゃないか。不可能じゃない。だって、前半だけで4失点したくらいだし。ならば、後半4点獲ってやろうじゃないかと。去年やられたように、後半ロスタイムに逆転勝ちしてやればいいさ!
そんなふうに無理矢理にでも自分に言い聞かせ、諦めるということだけはしなかったのですが・・・。
この日、失点シーンはさておき、試合のなかでなにが悪かったかと言えば・・・。
前節の敗戦の要因となった相手のサイド攻撃に対して、後れをとってしまっていたということでしょうか。というよりは、プレー全般でボールを持ってからの行動のテンポが悪かった印象です。もう一瞬でも早い判断、早い行動につなげていたなら、もっと違っていたはずです。
攻撃面でも、実際の回数以上にオフサイドに引っかかってしまっていたように思えました。それすなわち、攻撃パターンが読まれてしまっていたということ。判断が遅れる、しかも単調ということであれば、相手としても精神的に余裕を持って対処できることでしょうよ。
後半、J初出場となった棚橋、ヨンドク、敬介という攻撃のカードを切って反撃を試みるものの、奏功せず。期待の棚橋のデビューでしたが・・・ほとんどの時間で攻撃方向とは逆を向いていたのでは?ってくらいに、守勢に回って攻撃にからめず、持ち味を発揮することが出来なかったのが残念でなりません。
1点でも2点でも返して相手を追い詰めていかねばならなかったのに、相変わらず良い形にもっていけないまま。そのうちにだめ押しとなる5失点目を喫し、勝負あり。
あるいは、後半だけの0-1で敗れるくらいの試合だったはず。そりゃ、戦力ではヴェルディのほうが上とはいえ、手も足も出ないほど実力差がある相手でなし、このくらいの差ならこれまでだって何度もあったはず。
どう考えたって、5失点もして負ける試合じゃなかったはずなのに。
負け惜しみではありますが、相手が良かったと言うよりは、こちらが悪すぎたために敗れた試合としか言いようがありません。
結果を出せなければ、負けは負け。それに良いも悪いもないという意見もあるかとは思います。しかし、それでも。個人的には、良い負けと悪い負けは、あると思っています。
同じ負けであっても、相手に「勝った気がしねぇ!負けててもおかしくなかった!」と言わせるような負けであったなら。「次に対戦するとき、怖いな」と思わせるような負けであったなら。
今節なんぞは、「同じカテゴリで大丈夫なのか?」とか心配されてしまうレベルかと。「次に対戦するときの参考にならねーよ」と言われてしまうレベルかと。
試合後、選手たちがゴール裏に来ましたが・・・拍手をする気にはなりませんでした。
そこで、選手たちとのあいだに意識の差みたいなものが見受けられたのが気になりました。一部の選手は、あいさつだけしてすぐに立ち去ろうとしたりだとか。
さすがに頭を深々と垂れて謝れ!とかは言いませんよ。しかし、たとえ厳しい意見であれ、それを受け止めてほしい・・・そう思いました。
たしかに、感情にまかせた罵詈雑言になってしまうかもしれませんし、無用な混乱を引き起こしてしまう可能性もありました。トラブルは避けねばならないとも思いました。
もちろん、選手だってひとりの人間、弱り目に祟り目状態では良い気分はしないでしょう。
それでも・・・たとえボロ負けの試合であれ、サポーターも90分間戦った。いい加減な気持ちでなんか、いなかった。だからこその、厳しい言葉だったわけで。
こちら側の言い方、態度の問題もあったやもしれません。ですが、もしその思いが伝わらなかったなら・・・それは、悲しいことのように思います。
今季ワースト試合は、二番底がありました。
しかし。
このままでいいのか?良いわけがありません。ならばどうするか?
こたえはひとつ。
立ち直るしかない。いつか、ではなく、今すぐに。
かなり、がっかりな試合でした。ですが、だからといって見放したりはしませんよ。応援ボイコットだとかがチームのためになるとは、とうてい思えませんし、思いたくもない。
だから。
だから、カターレも、頑張ってくれ。頑張っているのを承知で、それでも言う。頑張ってくれと。
この胸のモヤモヤは、本気で応援しているからこそのものだと信じます。
次節以降の勝利、期待することを諦めません。