おめでとう、なでしこジャパン!てことで。
中継を観ていましたが・・・なんとも、神懸かり的とでも言いましょうか、驚異的な粘りでPK戦にまで持ち込み、そのPKでも“勝てる気しかしねぇ”というような(^_^;)
一方で。
正直なところ・・・個人的にちょっと、「うらやましい」とか、あるいは「くやしい」って気持ちも混ざっていましたね。変な話、「嫉妬」でしょうか。
先制点を奪われ、さらには延長で勝ち越し点まで奪われた。それでも、「まだ時間はある、諦めるな!」という思いで観ていましたとも。もうダメだ、と応援を投げ出すことはしませんでしたね。
それは、ワタシ自身にとっては、普通に「いつものこと」だったから。
20チーム中19位に低迷するようなチームのサポーターなんぞをやっていたら、劣勢なんてのは日常茶飯事なわけで。ですが、「もうダメだ」とか諦めてしまうことはしません。たとえ負けが込んでいようが。
しかし・・・。
思いというものは、届くとは限らない。良い結果に結びつくとは限らない。
カターレにおける先の熊本戦が、まさにそう。
先制はしながらも、後半途中に追いつかれてしまい、さらに防戦一方というような展開。それでも、諦めることなく勝利を信じて応援しましたが・・・結果は、引き分け。負けなかっただけマシとも言えますが、思いが通じたかと言えば・・・そうは言い切れない、というような。
翻って、なでしこジャパン。
思いが通じるにもほどがあるだろう?チームの大黒柱・澤が得点王&MVPという見事すぎる結末で、世界一の座に。
願いが届かないことが少なくない日々に、ここまで見事な結実を見せられると、なんとも・・・。ちょっと、嫉妬。
いや、ポジティブに捉えるべきなんでしょうね。
願いというものは、叶うときにはこんなにもすさまじい勢いで叶っちゃいますよ、という良い例として。
とにかく、さしあたっては次節の勝利を願いますよ。
さて、本題ですが。
昨年秋、監督交代の直前くらいの時期にサッカーマガジンでクラブ特集をされましたが、サッカーダイジェストのほうは、かなり久しぶり。たしか、2009年2月、カターレのJ初陣となる開幕直前に特集されて以来でしょうか。
カターレのキーマンである朝日のインタビュー、苔口&タイジローによるメンバー紹介、黒部のお気に入りスポット案内、監督インタビュー、U-18設立に向けたアカデミーレポートという5本立て。
監督インタビューで“今は土台作りの時期で、目先の勝ちにこだわらずやっていく”とのこと。先の徳島戦のあとにゴール裏で語った内容と一致し、揺るがぬ信念というところでしょうか。
それでも、ね。
いきなり強くならないことは、ファン・サポーターも受け入れていますよ。
ただ、夢は見させてほしい。
現実を直視することは大事。しかし、人はパンのみにて生きるにあらず。目に見える希望ってものは、必要ですよ。手っ取り早く言えば、勝利っていうご褒美がね。
クラブダイジェストのコーナーですが、38クラブもあれば、1週1チームでやっていても1シーズンまるまる使ってしまうほどの期間かと。
次回は、いったいいつになるやら。どんなに少なく見積もっても1年くらいはあとのことでしょうが。
それでも、現在、安間監督は3年契約の1年目。次の紹介までは監督を続けていることでしょう。
次回の分が掲載されたあかつきには、今回のこの記事と見比べてみようかな、なんて。
そのときに、チームもクラブも確かな成長を遂げていることを願ってやまないところですよ。